2016年6月3日(金)第321号『梅雨入り』

はじめまして、今回より 「花金」 に登場いたします、事務局長のスギマツです。

4月から公立大学勤務となり、早朝の心地よい風を受け、市内をゆったり流れる大淀川や山々の風景を楽しみながら、毎朝元気に自転車通勤しています。どうぞよろしくお願いいたします。

入学式から早2カ月、新入学生、在学生の方々もそれぞれのステージで、勉学に、私生活に慣れてこられたことでしょう。部屋の窓から見えていた桜の木々も今ではすっかり緑の葉に覆われ、時には宮崎の暑い太陽の光を受けて、そしてその緑と青い空とのコントラストが目に眩しいくらいです。

6月に入り、梅雨入りも間近ですが、学内にも紫陽花が咲き始めています。でも、晴れた日の写真はそれらしくないですね。(やっぱり雨の時の写真の方が映えるのでしょうか、でも雨は降ってほしくないですしね)

因みに「紫陽花」には以下の由来や花ことばがあります。又、色によりそれぞれの花言葉があるようですね。

  1. 科・属:ユキノシタ科アジサイ属
  2. 園芸分類:落葉低木
  3. 原産地:日本、東南アジア、ヨーロッパ
  4. 名前の由来:青い花が集まって咲く様子から、アツ・サイ(集・藍)の転訛
  5. 花ことば:忍耐強い愛

参考資料:「宮崎市版・365日誕生花」の6月の花の詳細情報より

ネット検索:青…忍耐強い愛、ピンク…元気な女性、白…気の迷い、寛容、萼(がく)あじさい…謙虚

※萼(がく)あじさいとは、中心に小さい花、その周りを取り囲むように大きい花をつける種類のもの。

 

 

さて、次なる写真は、この大学に赴任したある日、学内駐輪場の傍らで目に留まった黄色い花をつけていた樹木です。「イッペー」の愛称で、正式名称は、「コガネノウゼン」と呼ばれているブラジル原産の花木です。

1年のうち、3-4月が開花期なので、新入生を祝う花だそうです。
今ではすっかり緑の葉(右写真)に覆われていますが、いずれまた黄色い花をつけ皆さんの目に留まることでしょう。また、その季節になれば学内にある桜の木などと同様に優しく見守ってあげてください。

  

ところで、この花の英語名は、”golden trumpet tree” 花の形がトランペットに似ているからでしょうか。

先日、友人の誘いでニューオーリンズから来日していたジャズ演奏家の市内コンサートを聴きに行く機会がありました。

会場はほぼ満席状態で、その大半をご高齢の方々が占め、演奏が始まるや否や全員総立ちで軽快な音楽に合わせて手拍子と身体でリズムをとり始めました。ジャズ音楽には、独特の躍動感、そして聴いているうちに自然と身体が揺れてくる、踊りだしたくなるという「スイング」の感覚があると言われているみたいですが、まさにこれがその感覚だと感じたところでした。雰囲気にも圧倒されましたが、宮崎にもこんなにジャズファンがいたのかと驚きを隠せませんでした。

このようなコンサートやイベント、催しは、宮崎においても年間通して、屋内、屋外を問わずいろいろと開かれています。これからの大学生活では、語学や知識の修得と併せ、友人やいろいろな人々との交流、それに季節や身近にある自然などと十分に触れ合い、有意義な、そして楽しい学生生活を送っていただきたいと思います。