2016年09月16日(金) 第335号 『メンテナンス』 

すっかり秋になりましたが、夏休みになった途端、よく聞かれました。

「図書館は暇ですか?」

 

確かに学生の姿は消え、ひっそりとした学内。図書館も同様に人影は少なく、

来館者数も減少傾向にあり、MMUキャンパスガイド(オープンキャンパス)の日に急増!!

集中講義の時期も少し増えましたが、とっても静か!(あたりまえ?)

 

この時期は「暇」なのではなく、普段できないことを実行する絶好の機会なのです。

 

 

その一つが、「蔵書点検」。

当ブログの常連閲覧者のみなさまはご存知ですね?

(毎年、この話題か?他にネタはないのか!というツッコミには耳栓します。)

 

 

今年も汗水垂らして、埃塗れになりながら、ひたすら「スキャン」を行いました。

 

配置場所や分類に分けて、一人一人担当して行い、区分ごとに点検結果が出力されます。

「点検」でエラーが表示されたリストはこんなに!!

次に、リストを見ながら1冊ずつ探して、目視で確認していきます。(ダブルチェックで!)

それでも見つからなかった資料は、残念ながら「不明本」となります。

どこに行ってしまったのでしょう。

 

 

さらに今年は、この「蔵書点検」最終日に、「BDS」なるものの保守点検も行われました。

※  BDS=Book Detection System (ブック・ディテクション・システム)

 

これはいわゆる「無断持出防止装置」です。

退館ゲート(出口)を通った時に「ピピピピッ!!」と警報を鳴らしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

 

時々エラーも起こします。

(通信機器が通信中などの場合や、レンタルDVDなどで反応することも!)

 

複数人が一緒に通ったり、走り抜けたり、荷物が多い場合にもアラームが鳴ってしまう…

 

これは、不正持出防止だけでなく、退館者数のカウントもしているのです。

正常にカウントできないときにも警報が鳴ってしまうのだと推察します。

 

(どんな時になるのかの詳細を知らないため、あくまで「推察」です。)

 

 

人の出入りが少ない時期を見計らって、年に2回の点検をしていただいていますが、

今回は、休館日の実施となりました。

大学の夏季休暇も残り約10日。

学生もおよそ2か月のメンテ(?)を終えて(異文化実習や集中講義、その他もろもろ経験を積んで)、きっと成長していることでしょう。笑顔で再会する学生の光景が待ち遠しい。

 

連休中、秋の行楽にドライブ予定の方は、お車のメンテナンスもお忘れなく!

 

8月にオイル交換をしたら、燃費が向上!

快適なエンジン音を楽しみながら安全・快適な走行で帰省し、

週末の連休で私自身の最終メンテを行いたいヒガシがお届けいたしました。

 

台風も近付いています。家屋や敷地の暴風雨対策は大丈夫ですか?

みなさまご自身のメンテナンスもどうぞ!