2017年4月21日(金)第359号『春すぎて』

4月第3週、先週お伝えした桜もすでに散り去り、新緑が映え本学はすでに初夏の香りがします。

さて、本学ではグローバル人材育成の一環として、地域の課題を題材とし、その解決方法などを探っていく基幹演習(地域課題解決型の演習)を2年次科目として開講しています。

この基幹演習では、地域活動や地方行政などに携わる方々に地域の課題等に関する講演や演習結果に対するご意見をいただく機会を設けています。

4月18日(火)の3限目の基幹演習では、宮崎市国際交流協会の武村事務局長から「地域活動と国際交流」について講演をしていただきました。

講演では、毎年増加する宮崎市の外国人登録人口の推移の説明や、異文化理解講座や外国人向け防災セミナーなど宮崎市国際交流協会がおこなっている活動のご紹介がありました。

また、地域の国際交流活動として、地域づくり協議会がおこなっている国際交流事業のご紹介がありました。

受講生のみなさんは、この講演をもとに世界的視野をもちながら身近な地域の国際交流についていろいろ考えることになるようです。

また、今日(4月21日)は、異文化実習(カナダ)の説明会が開催され、カナダのバンクーバー・アイランド大学のスタッフの方から直接説明をしていただきました。

大学での研修プログラム、ホストファミリー、そしてバンクーバー島の自然について、きれいな画像ととてもわかりやすい説明でその魅力を十分感じさせていただきました。

今年の夏も、カナダに行く学生は多そうです。

~春すぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ 天の香具山  持統天皇~

 

以上、今度の夏は暑い宮崎を離れてカナダに行きたいと思った学務課コマツがお伝えしました。