皆さんこんにちは。
今年も残すところ10日余り。新しい時代、令和元年も終わりを告げようとしています。
宮崎でもようやく冬の気配が感じられる季節となり、街では、クリスマス・忘年会へと気分が高まってきています。
初冬の校内を見回すと、サザンカの赤い花が目に飛び込んできます。ツバキもつぼみをふくらませ、開花する時期を待っているようで、ようやく、サザンカ・ツバキの季節がやってきました。
本学とツバキの関わり合いは強く、校章はツバキをモチーフにデザインされていますし、愛唱歌として「椿歌-ツバキウタ-」が代々歌い継がれています。
学内のサザンカです。散った花びらもきれいです。
学内のツバキです。開花まではもう少し…。
近づいてみると開花の準備中でした。
ところで皆さん ツバキ繋がりですが、宮崎市に世界的なツバキ園があるのをご存知ですか?
国際ツバキ協会(28か国からなるツバキ愛好者の団体)から平成15年に「国際優秀ツバキ園」として認定され、世界で42園、国内でも8園しかない、優秀なツバキ園なんです。
その名は「椿山森林公園」!
場所は、宮崎市の南西部、日南市(旧北郷町)の境界に位置し、41.3ヘクタールの敷地の中に1,000種、48,000本のツバキが植栽され、赤や白、しぼりなどの花が楽しめます。
私はこの椿山森林公園と通算で9年間の関わり合いを持ち、若かりし頃は、園内の整備やPRに精を出してきました。
当時、小学生が遠足に訪れたときは、次のような案内をしていました。
「ここの公園は41.3ヘクタールの広さ みんなの小学校の運動場41個分の広さがあるんだよ」 (小学校の運動場の広さは、ほぼ1ヘクタール位です。)
「それでは、ツバキは何でツバキって言うか知ってる?」
「ツバキの葉は光っているでしょう。ツヤツヤした葉っぱの木、ツヤ葉木、ツバキになったんだよ!」 (諸説あり)
「ふ~ん…」とやや尊敬の目で見られ、説明が終わるとほとんど先生気分でした。
いい加減な案内で申し訳ございません。
園内の花の時期は1月から3月 見ごろは2月ですので、ぜひ足を運んでみてください。
園内の風景です。奥に見えるは展望台です。
公園から「双石山」が見渡せます。
以上、ツバキには少しうるさい企画総務課のカサシマがお届けしました。