2013年5月17日(金)第176号『一期一会』

こんにちは。

学務課のオニツカと申します。

4月から国際交流担当として学生係で、産休に入るカワシマさんの仕事を引き継ぎつつ、学務課をはじめ多くの職員の皆さんに助けられながら、1ヶ月半が過ぎました。

 

ただ今の主な業務は短期研修の受入れです。

先週の花金と同じ話題になりますが、現在進行中の韓国・蔚山大学校短期研修生の様子を書かせていただきます。

まずは蔚山大学校短期研修について少し。

平成7年に始まり、今回で19回目の受入れです。

日本語の授業はもちろん、

日本文化講座(茶道・華道)

県内史跡研修

小学校での交流会

公立大生が講師を務める市民向け講座への参加(希望者のみ)

2泊3日のホームステイ

日本語弁論大会

などがあります。

 

先日、華道の体験講座が、小原流の中村先生とお弟子さんを講師に迎えて行われました。

生け花の基本の形や心構え、そして七夕の物語をお話しいただいた後にいよいよ実技です。

カーネーションやカスミ草などを使ってアレンジメントフラワーに挑戦です。

真剣です!

真剣です!!

でも楽しい!と言っていました。

同じ花を使っているのに、いろんな姿になるものなのですね。

それぞれすごくきれいでした。先生もしきりに褒めていらっしゃいました。

講座の終わりにみんなで

記念撮影!

 

 

また別の日。

茶道の体験講座が行われました。

ボランティアの方に着付けをお願いし、みんな浴衣を着ての参加です。

 

茶道部の指導者である裏千家の小牧先生、そして茶道部の皆さんにご協力いただきました。

まず茶道部の学生がお茶の点て方、飲み方を披露してくださいました。

研修生は興味津々の様子。写真撮っていいですよ、の掛け声の後はシャッター音がやみません。

それから

お菓子とお茶を どきどきした様子でいただきます。

 

小牧先生が、茶道の精神を教えてくださいました。

一期一会

和敬清寂

研修生は知っている言葉のようでした。

歴史と合わせて深く語られる意味に、真剣な表情でうなづきながら耳を傾けます。

 

そして研修生がお茶を点て、茶道部の皆さんへの振る舞い。

私もいただきました。おいしかったです!

ここでも最後に

記念撮影!茶道部の皆さんも一緒です。

 

外国の方のほうが日本文化を真剣に学ぼうとする、と小牧先生が仰っていました。少し、耳がいたい。

みんな日本語がすごく上手です。礼儀正しいです。時間もよく守る。日本の知識も豊富です。

それでも自分はまだまだだと言って学ぼうとする彼らの研修が、楽しく、実りの多いものになるよう、そのためのサポートを私たちがしますね。

 

 

最後になりましたが

カワシマさん。

右も左も分からない私にやさしく丁寧に仕事を教えてくださいました。

母子ともに健康でありますように!

ありがとうございました!

これからもどうぞよろしくお願いします!