2015年2月13日(金)第257号『恩師との再会の日に』

ここ数日、南国(?)宮崎でも「イヤーマフほしい・・・。」的な寒さが続いております。

一頃は、インフルエンザも猛威をふるっておりましたが、

皆さまは、健やかにお過ごしでしょうか?

 

前回までのブログでも紹介されていたとおり、

大学では、卒論提出、後期定期試験を終え、

平日には集中講義、週末には卒論発表会が開催されるシーズンを迎えています。

 

図書館でも、この期間中、提出されたてほやほや~の「卒業論文」を

カウンターの正面の一等地(←勝手にそう思っていますが。)に配架し、

多くの皆さんにご高覧いただければと考えております。

「玉稿入荷しました!!」

 

先週の土曜日から始まった「卒業論文発表会」。

プログラム全体のほんの一部分ですが、私も足を運ばせていただきました。

本学は、単科大学でありながら、専門ゼミが多様であり、

卒業時には、各自が様々な研究テーマで卒論を書きあげるというのが1つの特色となっています。

発表される研究はいずれもユニークであり、隠れ卒業生の1人としましては、

凛々しく壇上に立っている後輩たちの姿を拝見し、とても頼もしく感じた次第でした。

発表し、、、

質問を受け、、、

発表し、、、

レジュメも配付する。

 

「卒論発表会」については、あと3日間(2/14[土],15[日],17[火])開催されていますので、

大学関係者に限らず、足をお運びいただければ幸いです。

 

そして、これから卒論発表を控えている

あるいは、これから卒業論文の執筆に取り掛かるという学生の皆さんへ。

本学の卒業に際し、必須ではありますが、

卒業論文と向き合っていくことは、時に、くじけそうになることもあるかもしれません。

かく言う私も、当時の担当教官から卒論執筆当初にいただいた点数は、

100点満点中の10点以下でした!

さらに、卒論発表会では、担当教官以外の教授から論の不明瞭さを指摘され、

タジタジになったことを覚えています。。。

当時提出した卒業論文と
恩師からの手厳しい校正を受け続けた推敲原稿たち

 

決して優秀な学生ではありませんでしたが、卒業して何年も経て振り返ってみると、

稚拙ながらも、恩師や学友に励まされながら卒論を書きあげたことは、大変貴重な経験であったと思います。

一番貴重だと感じるのは、知識の量や、物事の捉え方、結論を導き出すまでのアプローチ方法など、

あの当時の自分を確認することが出来ることです。

今、当時の卒論を読み返して、「つたない」と感じられるということは、

わずかながらも自分の見識が、あの当時よりも広がったのかもしれませんね。(希望的観測)

 

だから皆さんも、おそれず、くさらず、今ある自分(が学んできたこと)をしっかりと、

卒業論文に記して、且つ卒論発表会で示して、晴れて卒業の日を迎えてくだされば良いなと思います。

担当教員の方々はもちろん、われわれ職員も、図書館職員である私自身も、

その日を目指し邁進する皆さんを引き続きサポートしていきます。

 

というわけで、今日は、奇しくも、既に退官した恩師と久々に再会する約束の日。

恩師と卒論の話で盛り上がりつつ、さらなる人生の教えを請うであろう

図書館:ミネがお送りいたしました。