お知らせ

地域貢献

公開研究発表会が開催されました

2018年02月16日

2月7日(水)と2月14日(水)の2日程で、公開研究発表会が開催されました。

本発表会は、本学で行われている多様な研究の成果を地域の皆さまに還元するためのものであり、宮崎市学術研究振興助成事業の助成を受けて実施されました。

 

2月7日(水)の発表会では、大賀教授(専門:歴史学)と梅津准教授(専門:情報社会論)の発表が行われました。

まず、大賀教授の発表では、「近世期における宮崎郡地域の支配と地域秩序に関する総合的研究」をテーマに、維新期における譜代延岡藩の動向について、特に大政奉還、王政復古、鳥羽伏見の戦いにおいて、延岡藩がどのように感じ、どのように対応していたか、古文書を読み解きながら、解説が行われました。

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次に、梅津准教授の発表では、「宮崎における21 世紀型地域アイデンティティの構築~観光・歴史・郷土教育を中心に~」をテーマに、戦後日本の情勢を踏まえながら、宮崎における郷土かるた"ひむかかるた"を題材に、群馬県の上毛かるたを比較対象とし、"ひむかかるた"がいかに自由に宮崎人の郷土愛を醸成しているかについて、説明がなされました。

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また、2月14日(水)の発表会では、森部教授(専門:情報デザイン)、辻教授(専門:ネットワーク)および川瀬(隆)教授(専門:社会心理学)とその研究分担者による発表が行われました。

まず、森部教授の発表では、「青島地区におけるレンタサイクル活用による地域活性化のための研究~レンタサイクルマップの作成を中心に~」をテーマに、青島地区を訪れる人々のために作成した"あおしまっぷ"の1次プロトタイプから2次プロトタイプの作成過程の報告や、作成にあたってアクセシビリティ(利用しやすさ)やユーザビリティ(効率性や満足度等)を考慮したこと、今後は同事業のウェブとの連動を検討していることなどが報告されました。

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次に、辻教授の発表では、「平時から災害時まで要配慮者支援を目指した地域協働プロジェクト」をテーマに、近年の宮崎市における高齢化率の高まりと自治会加入率の低さを背景に、自治会と協働して試行錯誤しながら、ICT(スマートフォンや小型端末等)を利活用した災害時の避難支援や高齢者の見守り活動をはじめとする地域活動活性化のための活動について、報告がなされました。

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最後に、川瀬(隆)教授の発表では、「母親のメンタルヘルス増進のための資源活用に関する大規模基本調査と介入実行可能性に関する研究」をテーマに、研究成果の進捗報告が行われました。本発表は3部構成となっており、まずは川瀬(隆)教授から宮崎市内の乳幼児をもつ母親に行ったストレス状況の調査報告等が行われ、次に、研究分担者である坂邉先生による乳幼児の母親が抱える問題とその対処方法のサンプル事例が紹介され、最後に、同じく研究分担者である岩切先生により、母親のソーシャルサポート(家族や社会からの支援等)の重要性およびそれらが与える育児への影響等について、発表がなされました。

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宮崎公立大学は、人文学部ならではの多彩な専門分野をもつ教員が在籍しています。それら多様な研究成果を地域の皆さまに還元する講座や発表会を今後も継続して実施していきます。

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