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地域貢献

「目指せ!発音マスター ―最新の音声認知ソフトと国際音声記号の活用―」を開催しました。

2018年08月08日

8月4日(土)、小学校5・6年生を対象に、「目指せ!発音マスター ―最新の音声認知ソフトと国際音声記号の活用―」を開催しました。

このイベントは、小学生が楽しく英語を学べるようになる(“楽習”できるようになる)ことを目的として開催しており、今年で4年目を迎えました。

 

―講義①「目指せ!発音マスター-音声認識システムと国際音声記号について-」-
まずはじめは、本プログラムの実施代表者である本学の戸髙裕一教授による講義が行われました。
英語にかぎらず、人の声はどのようなメカニズムで「声」として聞こえるのか、それをどのようにして分析しているのか解説が行われました。加えて、国際音声記号の成り立ちとその意義について、説明がなされました。

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―音声認知ソフトを用いた発音測定及び練習①-
つづいて、実際に音声認識ソフトを使って受講生の発音レベルを測定するとともに、発音練習を行いました。本学学生スタッフのアドバイスを受けながら、皆さんとても楽しそうに発音練習を行っていました。
発音練習の途中には、戸髙教授による発音のワンポイントアドバイスが行われました(「ワンポイント」の予定でしたが、熱を帯びたアドバイスは、20分以上におよびました)。

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―お昼休み-
そしてお昼休みには学食に移動し、大学の雰囲気を味わいながら、みんな揃って昼食を美味しくいただきました。

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―講義②「英語の発音:ドレミの歌から」-
午後の最初のプログラムは、本プログラムの実施協力者であり、早稲田大学非常勤講師で博士(文学)である佐々木彩子先生による講義が行われました。
この講義では、ドレミの歌を題材に、英語の発音についてお話しいただくとともに、ドレミの歌をみんなで歌いながら、楽しく学びました。

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―音声認知ソフトを用いた発音測定及び練習②-
これまでの講義や練習を踏まえての発音練習では、午前中とは聞き違えるほどに皆さんの発音が良くなっていました。そして、発音に自信がもてるようになったのか、発声練習の声も次第に大きくなっていきました。

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―国際音声記号を活用したゲーム―
最後の活動として、国際音声記号が書かれたカードを見ながら、英語以外の言語(ドイツ語など)の発音にもチャレンジしました。
「国際音声記号が分かるようになると、世界中の言語が発音できるようになる」という戸髙教授の説明に、受講生は驚きの声をあげていました。

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―修了式―
最後に、修了式が行われました。修了式では、実施代表者である戸髙教授から受講生の皆さん一人一人に、今回頑張った証である「修了証(未来博士号)」が授与されました。

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受講生の皆さんには、今回のプログラムで学んだことを忘れずに、外国語に興味をもちつづけ、真の発音マスターを目指していただければと思います!

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