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地域貢献

セミナー「子育て世代の身体づくり」を開催しました。

2018年09月20日

9月18日(火)、本学体育館にて、未就学児または幼児をもつ保護者の方を対象に、子育てで忙しい方々に“身体づくり”について考えていただくことを目的として、セミナー「子育て世代の身体づくり」を開催しました。

本セミナーは3部構成となっており、講義箇所を、本学の宮元章次教授(人文学部長、専門:スポーツ・健康科学)が担当し、後半の実践箇所を2つのプログラムに分け、そのうちの1つを宮崎県立看護大学看護学部の串間敦郎教授、もう1つを東海大学体育学部の笠井妙美講師にそれぞれご担当いただきました。

 

セミナーの最初のプログラムである講義「子育て世代の身体づくり」では、宮元教授から、日本人が摂取する栄養素が近年では脂質が多くなる傾向にあり、筋肉量および骨量が減少しつつあることが説明され、そのことによる弊害とともにそれらを改善するためには、運動と食生活から見直しをしていくことが重要であるとの説明がなされました。

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つづくプログラムである実践「回復をめざした体づくり① -ウォーキングトレーニング-」(串間教授担当)では、実践に入る前の説明にて、まずは姿勢を正すこと(首の角度を正すと肩にかかる負担が減る、肩の角度は利き手に依存するので利き手と逆の肩を意識する等)の重要性が説かれるとともに、正しいウォーキング方法の説明の後、参加者の皆さんでウォーキングの実践を行いました。

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プログラムの最後、実践「回復をめざした体づくり② -ストレッチ・バランストレーニング-」(笠井講師担当)では、使いやすい頸椎や腰椎だけでなく、背骨を意識して胸椎を動かして負担を軽減することの重要性や、日常生活のわずかな時間で気軽にできるストレッチ方法について、ご教示いただきました。

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セミナー当日は、残暑が厳しい中でしたが、多くの参加者の方にお集まりいただき、皆さん、気持ちよさそうに汗をかいていらっしゃいました。

また、今回のセミナーでは、参加者(保護者)の方々が安心して、そしてリラックスしてセミナーにご参加いただけるよう、前回3月のセミナーに引き続き、会場内に託児所を設けさせていただきました。多くの子どもたちが元気に遊ぶ声が会場内に響き渡ったり、会場内を自由に駆け回る子どももいるなど、終始和やかなムードでセミナーが行われました。

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※本セミナーは、日本学術振興会による科学研究費助成事業(課題番号26350866「低出生体重で生まれた女子大学生の生活習慣は痩身及び健康状態にどう影響するか」)の助成を受けて実施されました。

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