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本学の花房さん(1年生)がJENESYS訪韓研修団に参加しました!

2011年01月04日

花房さん(左から2番目)

 

 

宮崎公立大学 人文学部国際文化学科 花房里佳さん(1年)が、JENESYS(21世紀東アジア青少年大交流計画)プログラムに基づいて実施された「日本大学生訪韓研修団」の一員として研修に参加してきました。

これは、11月9日から11月18日までの10日間、韓国の歴史や文化を学んでくるというプログラムで、全国の大学から選抜された28名が参加。九州からは5名の参加でしたが、そのうち、福岡からの大学生4名を除くと残る九州勢は花房さんただ一人。周辺地域からの参加者が少ない状況下でも、花房さんは「いろんなところに行って、いろんな人に出会うのが好きですから」と語るとおり、物怖じしなかったそうです。

そもそも韓国に興味を抱いたのは、中学2年生の時。オーストラリア留学の時に、ホームステイ先で韓国人と知り合ったことがきっかけでした。高校時代にはK-POPをよく聞くようになり、そして大学生となった今年、6月に一ヶ月間研修に来ていた韓国・蔚山大学校生のパートナーをしたことで、一気に韓国への想いが強くなったそうです。「一ヶ月一緒にいましたからね。あの時出会ったオンニ(韓国語で、年上の女性を指す)とは今でも連絡とってますよ!」と花房さん。

 

さて、今回の研修が初めての韓国訪問とあって張り切っていた花房さんを待ち構えていたかのように、現地では盛りだくさんのプログラムが準備されていました。

それらの中でも印象に残ったのは、西大門(ソデムン)刑務所歴史館を見学した時に聞いた「歴史の事実を理解する」という言葉。これまで韓国が好きで、たくさんの韓国の友人と接してきた花房さんは、両国間の歴史についてあまり学んだことがなかったそうです。刑務所の見学や同日行われた講義を振り返って、「これまでは、日本と韓国には悲しい歴史がある、という程度の認識でしかありませんでしたが、具体的な出来事は今回初めて知りました。ただ、両国の歴史問題で、お互いに満足できる解決方法は見つからないのだ、と感じます。その分、私たちはお互いの事実を受け止め、理解し合っていくことで私たちの世代の交流を行っていければ」と語ります。

 

 

西大門(ソデムン)刑務所の外観(上)と内部(下)

 

 

こうした歴史勉強の一方で、楽しい時間もたくさんあったようで、その中でも花房さんにとっては、二泊三日のホームステイが一番の思い出だそうです。多くの家庭では、観光地やご当地グルメツアーなどに出掛けますが、花房さんのホストファミリーは両親が忙しく、他の家庭のようなホームステイを過ごせませんでした。しかし、その分、高校1年生になる娘さんやその友達と一緒に街に繰り出し、アクセサリーショップに行ったり、カフェでおしゃべりをしたりしました。また、夜にも皆でドラマや音楽、化粧品の話で盛り上がるなど、プログラムをこなす日々だった毎日の中で、花房さんは韓国の女子高校生の普段の休日を体験でき、「日常生活」を満喫したようです。

 

 

ホームステイ時の様子

 

研修団28名は、この他にも、外交通商部(日本でいう外務省)日本課課長による講演や、青南台(チョンナムデ: 大統領の元別荘)、景福宮、KBS放送局など様々な場所の見学、さらには、キムチ作り、韓服試着、陶芸体験、NANTAの公演、ディナークルーズなど、ここでは全てをレポートできないほど多くの体験をしました。

 

青南台の庭園

 

景福宮の様子

 

 

G20開催中のソウル

 

研修を振り返って花房さんは、「1年生でこの経験ができたことをすごくありがたく思います。この経験を踏まえて、まずは語学力の向上にむけて勉強していきます。歴史をわかり合うことも、友人と交流を深めるのも、お互いを知ることが大切です。そして、相手と語り合ったり、現地の文献を読んだりするためには、韓国語の習得が必要不可欠であることを実感しました。これまで以上に努力して、次回、韓国に行った時には、より胸を張って歩み寄れるようになろうと思います!」と、宣言してくれました。

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