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在学生活躍ニュース2 別室登校中学生支援ボランティア活動で感謝状

2010年03月02日

 平成22年2月15日、宮崎市立大宮中学校校長室で、本学3年生の海老原さん(国際法・国際機構演習)、日高さん(教育学演習)、寝占さん(教育学演習)、石丸さん(情報デザイン演習)が、大宮中学校での別室登校生への支援活動を評価され、上柳哲也校長から感謝状を贈呈されました。

本学の理事長室にて、内藤理事長、山本非常勤講師と記念撮影。

<本学の理事長室にて、内藤理事長、山本非常勤講師と記念撮影。>

 

 4人は「教育相談」の講義の中での本学の山本寛幸非常勤講師の呼びかけをきっかけに、大宮中学校でのボランティア活動を始めました。大学の空き時間を利用して、自転車で大宮中学校に通い、全教科の宿題や課題を教えるだけでなく、進路や家庭、恋愛の相談相手にもなりました。1年にわたる支援活動の感想を尋ねると、4人とも「逆にこちらが中学生の笑顔から元気をもらった」と口をそろえます。また、「進路の相談を受ける中で、自分の今の知識だけでは答えられないこともあり、大学での勉強の励みになった(日高さん)」「教室登校と聞いて落ち込んでいる雰囲気を想像していたが、実際に接してみると生徒たちは皆笑顔で迎えてくれて、なぜこんなにも心が温かい生徒たちが教室に行くことができないのか、と問題の複雑さを感じた(寝占さん)」など、それぞれに新たな疑問や課題を見つけたようです。

 

 本学の学生は様々なボランティア活動に従事していますが、4人が別室登校中学生の支援を選んだ背景には、それぞれの理由や思いがあります。「中学生時代の友達が不登校で、学校に来てもらえるよう文通を続けていたが、結局来てもらえなかった(海老原さん)」「中学生時代の友達が別室登校になったとき、その友達を別室までよく迎えに行っていた(日高さん)」「自分の身の回りで不登校や別室登校の人間がいなかったからこそ、そのような生徒の気持ちを知りたかった(寝占さん)」「自分自身も中学生時代に不登校になったことがあり、だからこそ、現在そのような問題に苦しんでいる中学生に何かできることがあると考えた(石丸さん)」 ある問題が生じていることを、身近に感じていた学生と感じる機会がなかった学生。しかし、学びの場で提示されることによって問題認識を共有した彼/彼女たちは、現場に飛び込むことを選びました。教育の現場は厳しく複雑です。目の前に次々と新たな課題が突きつけられたことでしょう。しかし、そのようにして構築された関係性は、それぞれの人生の大切な一部になると思います。学生4人と、学生が出会った中学生たちが、共に力強く未来へ羽ばたくことを願っています。

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