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令和2年度の新学期を迎えるにあたって

2020年04月28日

学生のみなさんへ

 

 

令和2年度の新学期を迎えるにあたって

 

 今年1月、日本でも初めて確認された新型コロナウイルスが、世界各地でまた日本中で猛烈に拡大するなか、令和2年度の新学期を迎えました。

 宮崎公立大学では、令和2年2月28日に危機対策本部を設置し、学生のみなさんの健康と安全を確保することを最優先に協議・検討し、留学中の学生への帰国指示や卒業式・入学式の中止、授業開始日を延期するなどの取組みを進めてきました。そのため、変則的な始まりとなっています。

 しかしながら、新型コロナウイルスの勢いはいつ収束するかわからない状況にあります。幸い本学での感染は今のところありませんが、学生のみなさんは大きな危機感を覚えていると思います。特に新入生のみなさんの不安は大きいと思います。そのようなみなさんの心配を解消できるよう教職員が一丸となって対応しているところです。

 現在の緊急対応の期間が長期化することは避けられない状況の中、学生のみなさんへの学修の機会は確保すべきとして、インターネットを利用した遠隔授業を準備しています。5月11日(月)の授業開始日からの開始を予定しています。初めての取組みであり、不慣れで、通常の授業とは異なることとなりますが、教育の質保証を十分に実現できるよう最大限の努力をします。学生のみなさんも積極的な学修を進めるようお願いします。遠隔授業に関する詳細については、別途MMUPortalで確認してください。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大が経済にも大きな影響を及ぼしています。経済的な影響に対する配慮も検討しているところです。問題や悩みがあれば、遠慮なく教職員に相談してください。

 最後に、新型コロナウイルスにうつらないこと、人にうつさないことが自分と周りの人の命を守るために一番大切なことです。自分の命と社会を守るために責任ある行動をお願いします。

 そして、この難局を乗り越え、できるだけ早期に普段の大学生活に戻ることができるようにしていきたいと考えていますので、ぜひ、みなさんのご理解とご協力をお願いいたします。

 

                                                     令和2年4月28日

                                                       宮崎公立大学

                                                       学長 有馬 晋作

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