2017年5月26日(金) 第363号『難関突破に向けて』

宮崎公立大学の教職課程を履修すると、

英語の教員免許状(中学校教諭一種、高等学校教諭一種)が取得できます。

 

「先生」になるためには、避けては通れない「関門」がいくつもありますが、

その中でも特に緊張する「関門」は、「教育実習」ではないでしょうか。

 

4年生は、まさに今、多くの学生さんが、教育実習中ですね。

それぞれの現場で、自分の学習の成果を確認しつつ、

壁にぶち当たり、凹んだりしているところではないでしょうか。

3週間たくさん悩むことでしょうが、「教員になりたい!!!」気持ちをより強くして、戻ってきてくれることを期待しています。

 

一方こちらは、

3年生を対象とした「教育実習ガイダンス」です。

3年生なのに、教育実習ガイダンス?

こちらは、平成30年度に教育実習を行う予定の学生さんたち。

教育実習の準備は、実習の1年以上前から始まります。

教育実習を受ける意思表示をしたうえで、実習校への受入依頼を開始します。

 

教職支援室のソガ先生から、教育実習を受け入れていただくうえでの心構えから教わります。

「あなたたちは、宮崎公立大学を背負って行くのです」との重いお言葉がありました。

 

教育実習に行く前の「関門」(単位修得、基礎的技能の確保)についてもお話しされました。

「学生要覧」の「教育実習履修要件」を熟読してください!

この「関門」を突破できないと、教育実習には行けません。

 

続いて、学務課アイザワさんから教育実習校への依頼に必要な書類作成について説明がありました。

これから免許状を受け取る日(卒業式)まで、大学に提出すべき書類がたくさんあります。

提出締切は、きちんと守りましょう!

私の経験によりますと、締切日に余裕を持って出された書類には不備が少ないです。

不備があっても修正する時間もあります。

一方、ギリギリに提出されたものに限って、不備が多いんです。困ったことにね。

教員採用選考試験の出願時などに取り返しのつかないことにならないよう、

日頃から、早めの提出を心がけておくことをオススメします。

 

 

突然ですが、

本学の教職課程では、小学校教諭免許状を取得することはできませんが、

星槎大学(通信制課程)の科目等履修生として小学校教諭免許状取得を目指す学生さんがいます。

3年生の「小免3人娘」は、来年度、中学校で3週間、小学校で2週間の教育実習を行わねばなりません。

これまた高い「関門」ですが、既に「吐きそう」だそうです。

うん、気持ちはわかる。

 

 

努力し続けるみなさんが、最も厳しい「関門」 教員採用選考試験をクリアして、教壇に立てる日が来ることを願ってやまない学務課カワゴエでした。