2013年8月2日(金) 第187号 『Summer Summer Summer !!』

宮崎では、記録的な猛暑が続いております。最高気温が38℃(!!!)を記録した日もあったくらいです。

(それはもう、「じぇじぇじぇ!」と言いたいほど暑くてびっくりの1日となりました。)

MMUのキャンパスでは、あふれる緑のおかげでセミの大合唱が鳴りやみません。

(過去のはなきんに、大学の建物の壁にセミの抜け殻が大量にくっついているのを紹介した回がありましたね。)

そんな暑い暑い、夏真っ只中の宮崎から、MMUの夏の風景である「MMU Summer Program *」短期研修生の様子をレポートいたします!

( *  MMU Summer Program :中国・蘇州大学と韓国・蔚山科学大学校の留学生のMMUでの約1カ月間の短期留学プログラムのこと)
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まずは、7月28日(日)まで日付をさかのぼります。。。

 

この日は、大忙しのスケジュール!まずは、午前中に開催された「第3回 凌雲杯 中国語コンテスト」に参加!

(コンテストの詳細は、こちらをご確認ください。)

漢詩発表部門では、蘇州大学からの研修生の皆さんがMMUの学生とペアになり、MMUの学生の発表の後に同じ漢詩をネイティブの発音で再読してくれました!

漢詩暗唱部門の発表の様子

また、スピーチ部門終了後の結果発表までの間を利用して行った「あいうえお作文」では、蘇州大学・蔚山科学大学校の研修生全員で「みなさまのけんこうとしあわせをおいのりします(皆さまの健康と幸せをお祈りします)」の一文字一文字で、それぞれが宮崎で感じたことについて発表してくれました。

「あいうえお作文」の発表の様子

 

時間は進んでその日の午後。。。

こちらは、公益社団法人 装道礼法きもの学院 分院の緒方 美保子先生と学院の皆さん、そしてMMUの学生さんの有志による「マナー教室」と「ゆかたの着付け体験」の様子です。上の写真は、マナー教室の一場面で、「金封略包み」といって「ふくさ」がない時にご祝儀等のお金を包むための包みを作っているところです。

その後は、ゆかたのの着付け体験へ。

それぞれ色とりどりのゆかたを身にまといます。

習ったことをお互い教え合いながら。

ひとつひとつ丁寧に。

最後に帯を締めて…

完成ー!皆さんとっても似合っています!

学生さんからの提案もあり、ちょうど「まつり えれこっちゃみやざき」という宮崎で一番大きな夏祭りの日に開催となったこの教室。

この後、研修生とMMUの学生は、一緒に日本のお祭りを体験しに旅立って行きました。

日本ならではのゆかたを身にまとい、宮崎でのお祭りを体験!素敵な夏の思い出のひとコマになったのではないでしょうか。

 

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日にちは進んで、8月2日(金)。小花流いけばな教授の中村豊葉先生、江口豊禧先生による生け花教室が開催されました。

まずは、中村先生による説明!

今回は夏らしいお花をたくさん使って、それぞれの感性でお花をいけていきます。

清い器で、清い水を注ぎ、清い心で、清い花をいける。花の清4道だそうです。

ここらへん活けるのはのはどうかしら?・・・とアドバイス!!

満足のいく出来栄えに、会心の笑み。

活けたお花に負けない笑顔!!

完成した作品たちを見ていて、当たり前ですが、同じお花を使って活けても研修生の皆さんそれぞれで作品の表情が違っています。改めて華道の奥深さを感じました。

完成した作品と一緒にパシャリ。

完成したお花はそれぞれが持ち帰り、宿舎に飾ることとなりました。暑い宮崎でなので少しの時間だけではありますが、きっと研修生の皆さんの宿舎を彩ってくれることでしょう。

 

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私も数年前に、MMUの学生として中国の蘇州大学に1ヵ月間の異文化実習に参加しました。

向こうでおこなった文化体験や訪れた土地、そして、出会った蘇州大学の学生さん、先生、食堂のおじさん、街のご飯屋さんや飲み物屋さんの店員さんなど、皆で共有した全ての時間が、かけがえのない思い出として今も心に残っています。

 

研修生の皆さんの研修期間も残り1週間となりました。

私たちに出来ることは多くはないですが、少しでも、研修生の皆さんの残りの夏を有意義なものに出来るよう、MMUの学生さんと共にサポートしていきたいと思います!!

 

以上、今回のはなきんは8月4日(金)のオープンキャンパスに向けててんてこ舞いな、学務課のヒライがお届けしました!(更新が遅くなってすみませんでした!)

次は、出張の手配なら国内外問わず任せとけ!! 頼れるアニキ、企画係のウエゾノさんが担当です!!