2015年5月1日(金)第267号『大学評価実務説明会』

4月30日(木)、「メルパルク京都」という会場にて、公益財団法人大学基準協会が主催する「2015(平成27)年度大学評価実務説明会」というタイトルの説明会があり、筆者を含む3名が参加しましたので、今週の花金はその様子などについてお伝えします。

会場

大学評価実務説明会とは、その名のとおり各大学において「大学評価」の実務を担当する方を対象に、その概要と準備方法などに関する説明会です。本学は、平成28年度に大学基準協会が実施する大学評価を受審予定であるため、今回、説明会に参加しました。

ここで、「大学評価」について少し説明します。

平成16年4月に、国公私立の全ての大学、短期大学、高等専門学校が、定期的に、文部科学大臣の認証を受けた評価機関(認証評価機関)による評価(認証評価=大学評価)を受ける制度が始まりました。この制度の始まりにより各大学は少なくとも7年に一度、認証評価を受審する機会が訪れることになりました。

具体的には、大学基準協会が定める10の基準毎に、「現状把握→分析・評価→問題点や長所を洗い出し→問題点についてはその改善策を、長所についてはさらに伸張させるための方策を」等について「自己点検・評価報告書」としてとりまとめ、大学基準協会に提出します。大学基準協会は、提出された報告書をもとに書類審査、実地調査などを行い、大学基準協会の大学基準に適合しているかどうかを判断することになります。

大学評価の目的を簡単に説明すると、「大学の質を社会に対して保証すること」および「大学の質の向上を継続的に行うこと」です。大学は大学評価を受審することが目的とならないよう、受蕃を通じて大学で働く全教職員が、それぞれの立場で自らの大学を見つめ直すよい機会になればと思います。

さて、会場の様子です。会場には多くの大学関係者が集まり、午前10時から午後3時過ぎまで行われました。

会場の様子

資料

会議の内容については・・・長くなりますので省略しますが、これから来年の3月31日までに提出書類を作成し、平成28年度には提出書類に基づいた書類審査や実施調査が行われるという約2年間のスケジュールとなっております・・・。

会議終了後、出席した3名で喫茶店に入り、会議の内容を振り返りながらこれからのことを話しつつ、みんなで頑張りましょうと健闘を誓ったところでした。心して取り組まねば!

さて、仕事の話はここまでとして、みなさん以下の写真は何だか分かりますか?
ご存知の方も多いと思いますが、「京都タワー」です。

京都タワー

会議が行われた会場のすぐ近く(JR京都駅の目の前です)にあり、昼食の後、写真を撮りました。今回は仕事で京都を訪れましたが、観光でも来てみたいと思った次第です。

なんだか出張の復命書のような内容になってしまいましたが、今週の花金は、写真のように青空の広がる(4月にしては暑い日でした)古都京都から企画総務課フクモトがお伝えしました。