2015年12月4日(金) 第297号 『後援会からの贈り物』

今年の10月、宮崎公立大学の学生にとって、うれしい出来事がありましたが、知らない学生もいるかもしれませんのでお伝えします。

それは、凌雲会館にある印刷機が新品になったことです。
宮崎公立大学後援会から100万円という多額の寄附をいただき、それにより購入された印刷機を凌雲会館2階の資料展示室に設置しています。

 

凌雲会館2Fの資料展示室に設置された印刷機

 

ちなみに学生の皆さんは知っていると思いますが、後援会は、学生のため、学生活動費補助(クラブ活動助成費、大学祭助成費など)、就職活動費(各種講座・資格取得補助金の支給など)など学生の皆さんからの会費を有効に使用されています。
その後援会の代表者である宮本後援会会長から、本学の代表者である田原理事長に対する印刷機の贈呈式が、本学と後援会が共催で行った保護者説明会の開催日である11月8日(日)に実施されました。

 

目録を手渡す宮本後援会会長(右)と受け取る田原理事長(左)

 

なお、新しい印刷機は、贈呈式の行われた前月の10月16日に設置しています。それは、凌雲祭に向けて大量の印刷をする学生団体等のため、急ぎ凌雲祭前に購入したことによるものです。現在、課外活動団体や卒論の関係で利用する4年生など、多くの学生に利用されているようです。

 

ところで、印刷機とコピー機の違いが分からない大学生もいるようですが、印刷機は、マスターという版を作成して、その版をもとに印刷します。このマスターが結構高額なので、印刷機を使用できるのは、原稿1枚につき20枚以上印刷するものというルールがあります。その他にも、印刷用紙は必ず持参することなどのルールもありますので、「印刷機の使用上の注意」を参照してください。

 

ところで、印刷機にまつわる2月の恒例行事があると聞いています。それは、卒論発表会直前に、印刷機使用のために長蛇の列ができるそうです。忙しい時期に待っている時間ほど無駄なものはありません。

賢い学生の皆さん!卒論発表会の資料は、余裕を持って早めに作成しましょう。

以上、印刷機業者の社員ではなく、後援会からの寄附にとても感謝している宮崎公立大学職員のフクシマでした。