2016年1月23日(金) 第303号『大寒の候』

 平成28年1月21日は大寒、立春を前に最も寒いとされる時季です。

 今年は暖冬と言われていましたが、大寒に合わせて強烈な寒波が日本列島を襲っています。宮崎市では2月からプロ野球のソフトバンクホークス、読売巨人軍、オリックスバッファローズがキャンプを行い、Jリーグやいろいろなスポーツチームがこの時期にキャンプを行うなど、宮崎は暖かいイメージがありますが、ここ3か年の気温(宮崎・東京・福岡)について調べてみました。(気象庁HP 過去の気象データ検索から)

表1 最高気温の平均(12月1日~翌年1月15日)

表2 最低気温の平均(12月1日~翌年1月15日)

表3 最高気温が15度以上の日数(12月1日~翌年1月15日)

表4 最低気温が0度以下の日数(12月1日~翌年1月15日)

※表4 H27(H28)の福岡、H25(H26)の東京、福岡は日数は0日

 宮崎は東京や福岡と比べて最高気温は高く、最低気温は意外と低いという傾向があるのではないかと感じました。暖かいと言えば暖かいし、でも朝晩は結構寒い。

 県外から転勤で宮崎に住んでいる知人は「宮崎は暖かいからダウンジャケットはいらない」と言われていましたが、昼に活動することが多く、夜はあまり外出しない子育て世代の場合であれば、まさしくその通りかもしれません。

 そして、確かに今年は暖冬と言えるようです。しかし、全国的な寒波の影響と思われますが、今週に入って冷え込んできています。宮崎南部平野部の天気予報では、ほとんど記憶にない雪のマークも出ています。宮崎で1月に降雪の記録があるのは、直近では2011年1月16日に0㎝の記録があります。

 宮崎公立大学も先日の大学入試センター試験の会場となり、多くの受験生がセンター試験を受験されていました。これから各大学の入学試験に臨まれる受験生の皆様、非常に寒くなっておりますが、体調管理にお気を付けください。企画総務課のキノシタでした。