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学生企画による第2回企業見学バスツアー(体験型)を実施しました!

2014年12月05日

 去る11月18日(火)に学生企画による第2回企業見学バスツアーを実施しました。

 この企画は学生が自らツアーの趣旨や目的を考え、企業を選び、企画書を作成して、企業を訪問して依頼をします。企業の承諾を頂いた後に、募集チラシを作成し、参加者を募り、事前研修を行います。そして、当日は添乗業務をし、後日、アンケート集計および分析を行うものです。

 今回見学する企業は、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社テレビ宮崎、有限会社鉱脈社の3社です。

 

 まず1社目は、東京海上日動火災保険株式会社宮崎支店を訪問しました。

 こちらでは、宮崎支店業務グループリーダーの宮崎様からの挨拶があり、その後、社員の方から損害保険の存在意義と社員の仕事について説明を受けました。

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 その中で、「損害保険は、人の生死以外のありとあらゆるリスクをカバーしており、チャレンジしようとする人の背中を押すことで世の中の発展を支える役割を果たしている。また、お客様に直接保険を販売するのではなく、代理店を通して保険を販売しているビジネスモデルである」といった説明がありました。

 

 次に、リスクコンサルティング体験です。宮崎支店業務グループ黒木様から説明があり、DVDを見て参考にしながら、レストランの潜在リスクを洗い出す作業を行いました。先に個人で考え、次にグループでまとめて発表をしました。経営者が気づいていないリスクをいかに発見するかが難しく、学生は頭を悩ませていました。

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 さらに、仕事内容について、自動車営業課から藤原様(2010年3月卒業/川瀬ゼミ)と損害サービス課から池田様のお二人から説明を受け、引き続き、座談会形式でお話していただきました。

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 実際に働いている社会人の話は学生にとって大変興味深い内容であり、質問が途切れることがありませんでした。特に、ワークライフバランスや仕事でのやりがいなどについて尋ねていました。

 

 最後に、東日本大震災のDVDを視聴しました。早いもので発生から3年半余り経ちましたが、東日本大震災において代理店がお客様から感謝され信頼が構築されていくことを考えさせられました。

 学生にとっては損害保険という少しイメージしづらい業界だったようですが、今回の体験で、損害保険会社の仕事内容や社会的貢献について学ぶことが出来たようです。

 

 2社目に株式会社テレビ宮崎を訪問しました。

 こちらでは、まず、総務部総合企画室参事の澤部様より企業概要を説明していただき、番組が出来るまでのDVD視聴をしました。

 そして、番組制作スタジオ見学へ。

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 次に、今年入社した藤崎アナウンサーから就職活動や入社してからの仕事などについてお話しいただきました。

 学生からは、アナウンサーを目指したきっかけやテレビ宮崎に決めた理由、採用試験の内容などについて質問が出ました。

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 その後、制作サブを見学。

 ここは、スタジオ内のカメラ、照明、音声などの調整を行う部屋で、実際にカメラのスイッチングを体験させていただきました。

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 最後に、ニューススタジオを見学。

 スーパーニュースなどを収録するスタジオで、実際にアナウンサーの席に座り、ニュース原稿を読んでみました。

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 他にも映像に合わせてナレーションをつけるブースを見学させていだきました。

 テレビ局ではアナウンサーだけでなく、技術、報道、営業、編成制作、総務など多くの人がかかわって番組を作り上げている様子が分かったかと思います。

 

 3社目は有限会社鉱脈社を訪問しました。

 初めに、編集部長の藤本様から会社の理念や業務内容、『タウンみやざき』の創刊から現在までの歴史などについて説明いただきました。また、この業界で働くためには、遊びの時にもアンテナを張って企画になりそうなものはないかと考える力が欲しいそうです。

 次に、社内見学をしながら、部署と職種を説明していただきました。

 編集、営業、制作、印刷、販売、総務など、それぞれの部署が役割を果たすことによって、一冊の本が販売されています。

 実際に働いている人の姿を見学させていただき、出版社の業務が分かったのではないでしょうか。

 

 そして、『タウンみやざき』『じゅぴあ』の2月号の企画発表です。

 今回は、このために、事前研修としてグループワークを4回、それ以外にも個別に集まって、企画案を作成しました。何もないところから企画を考えることの難しさやいかに読者にアピールをするか、売れる企画にするにはどうすればいいのか、学生は必死になって考えてきました。

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『タウンみやざき』『じゅぴあ』の両編集長をはじめ、4人の審査員を前にプレゼン開始です。

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 企画の目的や言葉の定義を明確に設定していたり、学生ならではの視点や興味があるということでレシピを載せてみたりしている点は評価していただきました。一方、テーマを絞って掘り下げることが足りなかったり、企画に沿った具体例ではなかったりと、企画の難しさを感じていました。また、地域の情報誌なので、地域を元気にするという意図をもってほしいという意見をいただきました。

なお、プレゼンの様子は『タウンみやざき』(Facebook)でも見ることが出来ます。

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プレゼンを終え、帰る頃には、日も落ち外は真っ暗でした。

それでも参加した学生は、疲れはしたものの、一日やり終えたという充実した顔に見えました。

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 今回のバスツアーを企画し、実施した4名です。(左から西村さん、田邊さん、島田さん、秋山さん)

 今回訪れた3社は、今までこのような企画を受け入れたことがないため、企業を訪問して依頼することは大変な作業でした。それでも、最後まで頑張って成し遂げたことは、これからの就職活動や人生にきっと役に立つと思います。

 大変お疲れ様でした。

 

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