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宮崎県初! 第一回 凌雲杯中国語コンテストが開催されました

2011年06月29日

6月25日(土)、宮崎公立大学交流センターの多目的ホールにおいて、宮崎県では初となる中国語の暗唱・スピーチのコンテスト、「第一回 凌雲杯中国語コンテスト」が開催されました。表彰者は以下のとおりです。

 

■大会結果
凌雲大賞       新垣 杏奈 (スピーチ部門、宮崎公立大学)
優秀賞         町田 祥子 (スピーチ部門、宮崎公立大学)
審査員特別賞    竹本 加理奈 (スピーチ部門、宮崎大学)
日中友好賞      和田 美紀子 (スピーチ部門、宮崎公立大学)
日向風韻賞        川西 優衣 (暗唱部門、宮崎公立大学)


 (左から)川西さん、竹本さん、新垣さん、町田さん、和田さん


■本大会開催までの経緯と開催内容
平成21年度交換留学生として中国・蘇州大学に1年間留学をしていた井伊菜月さん(4年生)による発案で実現した企画。自身が「学院長特別賞」を受賞した立命館孔子学院主催の中国語スピーチコンテスト(在学生活躍ニュース参照)をヒントに、「宮崎からも、学生による中国語や中国文化浸透の流れを起こしたい!」という思いから実現しました。


彼女が所属するサークル「日中文化交流促進会」による主催事業とし、本学の事務局との交渉の結果、宮崎公立大学の協賛、さらに宮崎県日中友好協会様にご後援いただくという形での開催となりました。

漢詩暗唱部門とスピーチ部門合わせて、宮崎県内を中心に総勢66名のエントリーがあった中、当日は、見事1次選考を勝ち抜いた17名が出場。漢詩暗唱は、課題詩「楓橋夜泊」の暗唱を、そしてスピーチコンテストは、自ら準備した2分程度の原稿を発表しました。

ステージ袖の控え席でも暗唱を繰り返す方、表現力たっぷりにスピーチする方、発表にアクセントを加えるアイテムや衣装を準備してきた方、全ての出場者から溢れんばかりの気合いに、審査時間が予定よりも大幅にオーバーしたほど。

 

熾烈な戦いの末、初代中国語コンテスト最優秀者に輝いたのは、宮崎公立大学2年生の新垣杏奈さん。沖縄の民族衣装をまとった新垣さんは、「沖縄の”中国”」と題し、中国語を勉強するうちに見えてきた、故郷・沖縄と中国の文化の共通点を発表しました。


以下、当日の様子をご紹介します。


司会は、発起人である井伊さんが中国語で、そして中国からの留学生である郁嘉駿さん(1年)が日本語で進行。

 


第一回の開催に触れて、「初めてのことに挑戦する人を何よりも尊敬します」と中別府学長 


以下、発表の様子

 

 


田宮准教授による講評


表彰式(写真は、新垣さんの凌雲大賞受賞の様子)


出場者全員に奨励賞が渡されました


バベルの塔の話題から「言語と人々との理解」について挨拶した井上理事長

 


コンテスト後には、凌雲会館で交流会が開催されました。

 

なお、当日は、準備していたパンフレットを急きょ増刷する必要があったほど、たくさんの方にご来場いただきました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

【実施概要】
第一回 凌雲杯中国語コンテスト
主  催:日中文化交流促進会
協  賛:宮崎公立大学
後  援:宮崎県日中友好協会
開催日時:6月25日(土)10:30~12:00開催
審 査 員:宮崎県日中友好協会理事 小田 明 様
     宮崎市国際交流協会 国際交流委員 當山 蓮花 様
     公立大学法人宮崎公立大学 井上 雄二 理事長
     宮崎公立大学 中別府 温和 学長
     宮崎公立大学 田宮 昌子 准教授(日中文化交流促進会顧問)

 


審査員の先生方、出場者、運営スタッフによる集合写真

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