5月からの対面授業実施に向けて＜学長メッセージ＞

　4月12日から令和3年度前期の授業がスタートしましたが、3月から4月にかけては、学生の皆さんが帰省等で県外に移動する機会が多くなることから、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、4月中は、1年生が受講する一部の科目を除き遠隔授業を行いながら、5月からの対面授業開始に向けて準備を進めてきました。

　そのような中、全国的に感染者が急増し、「第4波に入った」とも言われており、4月25日には東京など4都府県に緊急事態宣言が発令されました。また、本県においても感染者が増加している状況ではありますが、現時点においては、先に説明しているとおり、履修人数の多い一部の科目を除き、5月6日から原則として対面で授業を行う予定です。
　対面授業を実施する上では、ウイルスを大学に持ち込まないようにすることが重要ですが、本県で確認されている感染者の多くは、県外への移動歴や県外者との接触歴がある方のようです。5月1日から5日まで連休となりますが、学生の皆さんは不要不急の県外への移動を控えてください。また、対面授業開始後は、発熱等体調が悪い際には自宅で安静にし、回復するまで登校しないでください。

　大学としましては、引き続き、皆さんが安心して大学生活を過ごすことができるよう、新型コロナウイルス感染症への対策に取り組んでいきますが、皆さん自身が「感染しない、感染させない」ことを日ごろから意識して生活していくことが必要不可欠です。必ず、本学が定める『新型コロナウイルス感染症に関する学生向けガイドライン』に従い、マスクを着用する、3密（密閉・密集・密接）を避ける、手指消毒を徹底する等、これまでも取り組んでいただいている感染対策を徹底してください。
　また、キャンパスでは、教室以外の場所において三密の状況が発生しやすくなります。特に、飲食中におけるマスクを外しての会話は、感染リスクが高くなりますので注意してください。
　さらに、キャンパス外において、会食やカラオケ等で感染が拡大したケースが多く報道されています。このようなリスクの高い行動は厳に慎んでください。皆さんには、ご自身はもちろん、大切な家族や友人を守るために、本学の求める行動様式を遵守いただくようあらためてお願いします。

　新入生の皆さんは、新生活が始まったばかりで、不慣れなことや不安なこともあると思います。分からないことは遠慮なく相談してください。大学は、皆さんのキャンパスでの学びを守るため、最大限の努力を続けていきます。

　なお、今後の感染拡大状況によっては、予定を変更し、遠隔授業を継続する可能性もあります。その場合は、MMU Portalやホームページでお知らせしますので、大学からの情報をこまめにチェックしてください。引き続き、皆さんのご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。