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令和2年度後期授業の実施方針と考え方について

2020年08月19日

学生の皆さん

保護者の皆さま

 

令和2年度後期授業の実施方針と考え方について

 

 新型コロナウイルス感染症の予防と感染拡大防止の観点から、本学では、前期はほぼすべての授業を遠隔で行ってきましたが、本来、大学の授業は主に教室等において対面で行うことを想定しており、本学としてはその場を提供することが責務であると考えています。そのため、学生の皆さんには可能な限り、大学に来て学んでいただきたいと思っています。

 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の国内外の感染状況を考慮しますと、学生と教職員の安全の確保と、学生の皆さんの学修機会の安定的な提供の両立を図るためには、当面は、感染の予防と拡大防止に最大限努めながら授業を行っていかざるを得ません。

 そこで、9月28日(月)から始まる予定の後期の授業については、引き続き、遠隔を主体とした授業を継続するとともに、地域の感染状況を踏まえながら、感染対策を講じた上で、実習を要する科目や演習科目など一部の科目については対面で行う方向で検討しています。学生の皆さんは、遠隔授業と対面授業のどちらにも対応できるよう、あらかじめ宮崎県内に移動し、「三密を避ける」「マスクを着用する」「手指を消毒する」など、日頃からの感染防止対策を徹底し、体調管理に努めながら、授業に備えてください。

 この方針と考え方は、学生の皆さんの卒業や単位修得に影響を及ぼさないため、そして、学生の皆さんとその大切な人を守るための措置になります。前期に引き続き、遠隔授業が主体となり、大学キャンパスで多くの仲間や先生と学生生活を送ることが難しい状況になることを残念に思いますが、学生の皆さんのご意見やご要望を踏まえながら、可能な限り双方向の授業を増やすなど工夫していきたいと考えています。また、学生の皆さんが様々な困難に直面していることも理解しています。新型コロナウイルス感染症の影響が深刻化・長期化する中、教職員と学生の皆さんとが一体となって、この難局を乗り切っていきたいと考えています。

 

令和2年8月19日    

宮崎公立大学      

学長  有馬 晋作   

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