令和5年度の公民館講座が終了しました。
本学では、宮崎市の公民館講座の講師として教員の派遣を行っています。
今年度実施された7つの講座についてご紹介します。
【よみがえる江戸時代の宮崎 4会場で実施】
「よみがえる江戸時代の宮崎」というタイトルで4会場で講座が実施されました。
大賀 郁夫 教授が、江戸時代の宮崎(日向国)の支配体制について、また、領民はどのように暮らしていたのかなどの内容で講義を行い、受講者は終始熱心に耳を傾けられ、「宮崎市の江戸期のことが、古文書と現代漢字の併用でよく分かり、郷土に関心を深めることができ、わかりやすい講義でした。」「かたいお話と思っていましたが、だんだん引きこまれていきました。興味深く、タイムスリップしました。」などの感想が寄せられました。
6月1日(木)宮崎市中央公民館
9月29日(金)生目地区交流センター
10月28日(土)久峰中校区活動センター
11月10日(金)宮崎西交流センター
【言葉の技術 9月23日(土)実施】
久峰中校区活動センター(佐土原総合文化センター内)において、松本祐子 教授が「言葉の技術」というタイトルで、①中間日本語とは?②かみあった対話とは?③依頼と断りのスキル、との項目に分けて講義を行いました。受講者からは「実戦形式でとても勉強になりました。」「とても楽しく、もっと先生の講座を受けたいです。」などのコメントが寄せられました。
【日本文学/映画を読む 10月14日(土)実施】
久峰中校区活動センター(佐土原総合文化センター内)において、楠田 剛士 准教授が、「日本文学/映画を読む―平野啓一郎『ある男』」というタイトルで、作者・平野啓一郎と小説『ある男』の概要、『ある男』と宮崎との関わり、『ある男』の小説と映画の比較などを解説しました。受講者からは「本文と映像をとても丁寧に解説していてよかった。」「具体的、正確な資料を確実に準備されてとても良く理解できた。」などのコメントが寄せられました。
【心理学 11月11日(土)実施】
久峰中校区活動センター(佐土原総合文化センター内)において、川瀬 隆千 教授が、「心理学」というタイトルで、心理学とはどういうものなのか、人間の心の仕組みを理解することが社会や人間関係にどう影響するのか、などについての講義を行いました。受講者からは「心理学の不思議な世界を知ることができた」「人間の物事の捉え方の傾向が分かった。」などのコメントが寄せられました。
なお、宮崎公立大学では、地域の皆様にいろいろな講座をご用意しています。
ご興味のある方は本学ホームページまたは公式X(旧Twitter)、案内チラシ等をご覧ください。