homeホーム 大学の概要 3つの専攻 メディア・コミュニケーション専攻

Media & Communication
メディア・コミュニケーション専攻

メディア・コミュニケーション専攻

社会学や情報リテラシーを学びながら、特にメディアとの関係で、人間の社会行動を研究します。メディアを通して、情報や知識が作られ、それらが社会に広がり、社会を変えていく過程についての研究を通して、グローバル化する人間文化を理解します。

開講ゼミ

  • ■ コミュニティ・社会心理学
  • ■ 情報社会学
  • ■ 教育心理学
  • ■ メディアとジェンダー
  • ■ ネットワーク
  • ■ 情報デザイン
  • ■ 広告コミュニケーション
  • ■ メディア・デザイン

STUDENT'S VOICE

恋愛やSNSなど
身近な謎をひもとく
ゼミでは社会集団内で発⽣する対⼈関係にまつわる⼈間の⾏動について研究しています。3年次には、恋愛⼼理に関する本を読んだり、SNSの利⽤と痩⾝願望についてその関連性を調査するなど、⾝近に起こっている事象について知識を深めました。ゼミのメンバーと積極的に意⾒交換を⾏う中で、さまざまな価値観に触れ、視野も広がったと思います。
4年 コミュニティ・社会心理学ゼミ 弓削 萌佳 宮崎県 宮崎北高等学校出身
宮崎のプロモート案を作成 3年次には、宮崎プロモート企画としてマンホールを使ったウオーキングコースの企画案を検討・作成。みんなで意⾒を出し合い、悩みながらもユーモアのある案を作ることができました。今は卒論研究として「僕のヒーローアカデミア」という漫画を題材に「ヒーローとは何なのか?」といった視点から研究しています。(宮崎プロモート企画については、宮崎公⽴⼤学広報誌「MMUSHIPvol.17」に掲載。)
4年 広告コミュニケーションゼミ 大屋 菜名子 福岡県 嘉穂高等学校出身

PICK UP

コミュニティ・社会⼼理学 教授 川瀬 隆千
Kawase Takayuki
「笑顔にはどんなメリットがあるの?」「私らしさって何?」「なぜ嘘をつくのか?」⼼理学の⾯から⼈間について研究します。また、対⼈コミュニケーションをはじめ、知識やスキルを⾝に付け、⼈間関係の専⾨家を⽬指します。

 

■ 科目PICK UP
《社会心理学》

尊敬できる友人との出会いは私たちの考えや行動を大きく変えていく。一方、気の合わない人々の中で本当の自分を偽り続けることもある。あこがれの人に思いを届けたいと一生懸命になることもあるし、思いが届かず落ち込んでしまうこともある。夢に向かって進む先輩を真似して努力することもあれば、至らなさを指摘され大いに反省することもある。
私たちの周りには常に人がいる。私たちは常に周りの人たちに影響されているし、周りの人たちに影響を与えてもいる。社会心理学はそんな社会的存在としての人間の心の性質を研究する学問である。講義では、日常的な事例や社会心理学の研究成果を取り上げ、人の認知や行動の特徴・傾向について説明しようと思う。また、人間関係に関する専門的知識を提供し、他者との協働を目指す態度について考察しようと思う。

広告コミュニケーション 准教授 森津 千尋
Moritsu Chihiro
本ゼミでは、宮崎にある「モノ・コト」を対象としたプロモート案を考えていきます。グループで互いに協⼒しフィールドワークを⾏い、先⾏する事例や情報を収集・整理しながら、⽇常⽣活の中にある課題や、宮崎の魅⼒を再発⾒していきます。

 

■ 科目PICK UP
《広告文化論》

本講義は、メディア・コミュニケーション専攻で必要な専門知識の修得を目的とし、「広告」という媒体を通して、私たちが暮らす社会や文化への理解を深めていきます。
日常生活において、メディアから繰り返し発信される広告は、私たちにとってとても身近なものです。街中で、またテレビ、雑誌、スマホを見ても広告は存在し、広告を通して私たちは新しい商品や情報に触れることができます。
広告は商業的な宣伝活動と捉えられますが、そこでの表現方法やメッセージは、送り手と受け手のコミュニケーション、意味の共有のもとに成立しています。私たちが「ある広告」を理解できるのは、その「広告」が、私たちが生活の中で培ってきた社会的・文化的な価値を表現しているからであり、広告主のメッセージと消費者の理解がうまく成立した広告は「記憶に残る」広告となり、失敗したものは「炎上」する場合があります。つまり広告の表現とそれに対する人々の反応は、その時代の「価値」を反映したものであり、本講義では広告を通して社会の在り方を検討していきます。

メディア・コミュニケーション専攻のミニ講義

犯罪報道にみるジェンダー

教授 四方 由美
Shikata Yumi

警察庁などの行政機関が発表している統計を分析すると、日本国内での犯罪数は、近年は減少傾向にあります。被害者の男女比も、実は男性の割合が高く、女性の倍以上あるのです。しかし、マスメディアで報道される女性が被害者の犯罪の数と実態との間では、少なからぬ食い違いが生じていることがわかります。 犯罪の報道は、警察発表による情報のほか、各メディアの記者たちが取材を通じて得た情報を基に、マスメディアがニュースバリューを判断して、どの事件を優先して報道するかを判断します。その際に、マスメディアの中で「女性が被害者である事件の方が注目される」というバイアスが働いていることが、犯罪の実態との食い違いが生じる結果につながるといえます。それらの報道で女性被害者のプライバシーが必要以上に報じられてしまう傾向にあるのも、マスメディア側がニュースバリューを優先することが原因と考えられます。
関連分野:社会学、メディア学、ジェンダー論

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データサイエンスでの仕事ってどんな感じ?

講師 ラスルマナナ ウンジャニエン ミアニンハリズ
Rasolomanana Onjaniaina Mianin' Harizo

救急医療の需要は全国的に年々増加傾向にあります。しかし、救急車の増車や救急隊員の増員にかかるコストは膨大で、必要だからとむやみに数を増やすと自治体の負担が増えて、やがて市民生活を圧迫します。そこで、救急サービスの運用を最適化する取り組みとして、データサイエンスの技術が活用されています。
関連分野:データサイエンス

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現代人は何故「推し活」が好きなのか?

准教授 梅津 顕一郎
Umezu Kenichiro

最近SNS上で話題の推し活。人々はなぜ推し活にはまるのでしょうか。本講義では、マーケティング等で指摘されている推し活の特徴について整理し、社会学の見地を手掛かりにしながら、情報化の進んだ今、なぜ「推し」なのか、その意味合いについて考えます。
関連分野:若者文化の社会学

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1964年の東京五輪はどう報道されたか

准教授 梅津 顕一郎
Umezu Kenichiro

関連分野:社会心理学

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情報デザインとはどんな学問なのか

教授 森部 陽一郎
Moribe Yoichiro

スマホは、今やほとんどの人がなくてはならないモノとして利用しています。なぜ、こんなに広がったのでしょうか? その理由を、使うための操作方法やその概念「インターフェース」という視点から考えていきましょう。そこからいろいろな問題が見えてきます。
関連分野:情報デザイン

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人は人の中で人になる

教授 川瀬 隆千
Kawase Takayuki

ボランティアはもっと称賛されてよい行為ですが、日本では海外に比べるとあまり評価されていません。これは、日本にはまだ「村社会」的な心性が残っているからだと考えられます。村の中では住民同士の連帯感が強く、深く結びついていますが、一方で、村の外に対してはあまり関心を示さず、関係も希薄だという傾向にあるのです。この心性は、地域社会、企業、学校などさまざまな社会に蔓延(まんえん)しており、この閉じた人間関係を開放していくことが大きな課題となっています。ボランティアの機運はその意味で、日本の閉じた社会を変える契機になるかもしれません。
関連分野:社会心理学

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スポーツは誰のもの?
~スポーツイベントをみんなで楽しむ方法~

准教授 森津 千尋
Moritsu Chihiro

関連分野:スポーツマーケティング、スポーツ社会学

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宮崎の新婚旅行ブームを生み出した、
当時の若者の意識変化とは

准教授 森津 千尋
Moritsu Chihiro

関連分野:社会学

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その他の専攻

国際政治経済専攻 International Politics Economy
言語・文化専攻 Language and Culture