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「空気を読む脳」が開催されました。

2011年09月21日

8月20日(土)、本学103大講義室において、「空気を読む脳」が開催されました。

この会は、社会性を産み出す脳の仕組みについて最新の研究を紹介し、心理臨床との関わり合いについて、教職や心理職、療育・福祉の専門家の方々と議論することを目的として、行われました。

 

「空気を読む脳」は、2部構成で行われ、

第1部がイタリア・パルマ大学において神経生理学を研究されている石田裕昭さん(本学6期卒業生)による講演会、

第2部が、本学川瀬教授(社会心理学)と、上述の石田さん、宮崎県内で臨床心理士として活躍されている後藤大士さん(本学4期卒業生)によるフリートーク、という内容でした。

 

第1部の講演では、石田さんによる講演会「サルに学ぶ社会性の起源」が行われ、神経生理学の最先端分野の一つであるミラーニューロンについての講演がなされました。

石田さんの講演を受けて、後藤さんから自閉症についての講演を行っていただきました。

 

第2部のフリートークでは、第1部の講演をお聴きになった会場の方々からの質問に対して、本学の川瀬教授の司会の下、石田さんと後藤さんが答える、という構成でした。

8月の暑い日にも関わらず、地域の方々や教育関係の方々、医療・福祉関係の方々など、70名以上の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。 

 

なお、当日ご参加いただいた方々からの質問事項に対しての回答を、講演会を行った石田さんからいただいています。

内容については、「空気を読む脳」Q&A集(pdf形式:170KB)をご確認ください。

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