国際交流

留学体験記<公費派遣留学>

カピオラニ・コミュニティカレッジ(アメリカ)<2019年8月~12月>
穴場さん(言語・文化専攻)

私の留学生活を一言で表すと「人としての成長」である。常に物事に好奇心を持ち、行動に移すことで実りある留学生活となった。その中でも①学業、②人との出会い、③ボランティア活動の3点を通して学び得たことを述べる。

①学業

英語力だけでなく、留学でしか学び得ない幅広い知見を得られた。履修していた教科の中で、特に宗教学に力を入れた。留学初日は自身の英語力と宗教学の知識不足で授業に遅れを取ったので、両者を短期間で身に着けるために対策を講じた。英語力不足に関しては、予習復習に加え、疑問点の言語化を徹底した。復習時には録音した授業音声を聞き、それでも残った疑問点は教授や友人に個別に質問する機会を設けた。また宗教学の知識を得るため周りに協力を仰いだ。具体的には、キリスト教徒の友人に依頼し、教会で開催される礼拝に参加した。実際に牧師や教徒の方々と共に米国と日本における宗教の位置づけや、信仰心の違いについて対話する機会を得たことで、宗教学への関心を深めることができたように思う。

②人との出会いを通して

多民族国家ならではの寛容さを体感した。ハワイでは、人種や英語力によって差別されることはなく、「友達の友達は友達」という文化があった。そこで私は積極的にイベントに参加することで、人脈を広げていった。英語だけではなく中国語も用いて交流を図ることで、留学生ともすぐに打ち解けることができたのだ。休日は授業やイベントで出会った米国人や留学生と共に、真珠湾など有名な観光地や映画館、ドライブに行ったり、キャンプやパーティに参加したりと充実した毎日を過ごした。今でも定期的に連絡を取っている、「親友」と呼べる米国人2人と出会えたことは私の生涯の宝物である。

③ボランティア活動を通して

主体的な行動が大きな学びに繋がることを学んだ。宮崎県人会の方のご厚意で紹介していただいた、小児がん患者向けのチャリティイベントやKCCファーマーズマーケットでのパイナップル販売、ホノルルマラソンでのボランティア活動に精一杯取り組んだ。それだけではなく、自ら学内の日本語教員に依頼して、毎週火曜、木曜日はチューターとして活動をした。日本に興味がある学生に対し、英語と日本語を交えながら説明することで、英語での伝え方や日本語が持つ絶妙なニュアンスについて再考する良い機会となった。対して生徒から英語の発音方法や文法、ハワイアンスラングを教えてもらうことで、曖昧に覚えていた基礎知識を一から学び直すことができたと同時に、文化に関する関心も高まった。

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