国際交流

留学体験記<公費派遣留学>

蘇州大学(中国)<2019年9月~2020年2月>
宮下さん(メディア・コミュニケーション専攻)

2019年9月から約半年の公費留学。この留学の中で様々な活動に参加し、多くの人と交流することができた。まず、蘇州大学の日本語学科の学生や院生との活動。この活動では中国語でプレゼンテーションをする力や自分の考えに対しての中国人の反応や意見を知ることができた。次に、社会人の日本語講座だ。この講座にはサポート役としてボランティア参加した。受講者の年齢は様々であったが日本語を学ぶ熱心な態度はみな同じであった。仕事のためにこのように日本語を学んでいるのかと非常に興味深く感じた。また、中国語での日本語の教え方を見ることができ、中国人が日本語を学ぶ中でどのようなところにつまずくのか、ということを知ることができた。最後に街中、お店などで知り合った中国人との交流。その中で中国人の友人に日本語を教える機会が多くあった。日本語を教えることでより中国との日本の違いを知ることができただけでなく、日本について、日本語についても深く考えるようになった。それがきっかけとなり中国留学中に日本文化や日本語についても自分で学んでいた。中国では私が考えていたよりも多くの方が日本文化に興味を持ち、知っていることが分かった。例えば、日本のドラマがあげられる。若い中国人の女性は日本のドラマをよく見ており、ドラマをあまり見ない私からすると驚くほど日本のドラマを知っていた。

このようにかなり充実した留学を送ることができたが、残念な面もある。COVID-19のため留学を一か月はやく切り上げ帰国しなければならなかったことだ。そのため二月に計画していた多くのことを成し遂げることができなかった。しかし、残念ではあるが貴重な体験をすることができたという思いもある。マスクの売り切れ、各地の旅行地の閉鎖、厳しい体温検査などガラッと中国の町の雰囲気が変わることを身近に体験することができた。コロナ影響と春節が重なり店は閉まっておりまた、外出が制限されていたため中国の生活が少し不便に感じることも多々あった。

このコロナが発生したからこそ強く感じたことがある。突然の帰国であったため多くの友人に別れの挨拶ができなかった。そのことから今までただ共に授業を受け、ご飯を食べ、様々なことについて話していたこの些細なことが非常に恵まれていたことだということを感じることができた。いつ突然別れが来るかわからないため今後より今そばにいる人たちを大切にしようと思う気持ちが強くなった。中国語、文化だけでなく相手を思いやる大切さなど多くのことを学ぶことのできたこの留学は私の一生の宝である。この学んだことを自分だけに留めるだけでなく周りの人にも伝えていきたいと思う。

宮下さん1

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