国際交流

留学体験記<異文化実習>

ワイカト大学(ニュージーランド)<2020年2月~3月>
中畑さん(メディア・コミュニケーション専攻)

私がこの1ヶ月の異文化実習で得たことは3つある。

1つ目は、私自身の英語のレベルの認識である。ニュージーランドに到着した初日からホームステイだったが、ここまで自分は英語が話せないとは思っていなかったため、自分の言いたいことを正確に伝えられず、ショックを受けた。しかし、次の日からはそれを受け入れて、ホストファミリーの英語がわからなかったら聞き直したり、自分が話す時も言い換えたりして、コミュニケーションを取っていった。やはり、英語は聞いて話すことがとても重要だと改めて感じた。

2つ目は、外国人から見た私たち日本人の認識である。日本はまだあまり広がっていなかったが、ちょうど中国や韓国で新型コロナウイルスが蔓延していて、連日報道されていた時期と異文化実習の時期が重なっていた。そのため、時々、コロナウイルスを揶揄するようなことを言われたり、中国を差別するようなことを言われたりした。私たち日本人は、中国人、韓国人、またその他のアジア人をそれぞれ認識できるが、アジア人でない人々は、それができないということも実感した。初めてアジア人ということで差別的なことをされてショックだった。このような時期に海外に滞在することは滅多に無いと思うので、逆に良い機会だったと感じる。日本人ではなく、アジア人として見られることを初めて体感し差別的なことを受けたことで、自分も知らず知らずのうちに差別をしていないか考える機会になった。

3つ目は異文化の理解である。当然、日本とニュージーランドでは文化の違いがあると事前に分かってはいたが、滞在すると改めて文化の違いを体験することが多く、とても興味深かった。一つ例に挙げると、ニュージーランドでは使った皿を洗う時、洗剤の泡を流さずにそのまま乾かすという習慣である。今まで泡はしっかり落とすという日本の習慣にならって生きてきたため、正直驚いてしまった。それを見た私のホストマザーが、私が使う水筒だけは泡を水で流すようにしてくれた。ホームステイでは、多くの文化の違いを体感することになり、私たちは異なる習慣や文化に合わせて生活することは当然のことではあるが、ホストファミリーが時々、私のことも尊重してくれた時は、異文化理解とはこういうことなのか、と考えることもあった。異なる文化を全て受け入れることは難しいが、お互いの文化が異なることを理解することは、これからのグローバル社会において重要だと改めて感じた。

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