
本学では、宮崎市の公民館講座の講師として教員の派遣を行っています。
今年度前期に実施された二つの講座についてご紹介します。
【よみがえる江戸時代の宮崎 5月31日(火)実施】
宮崎市中央公民館において、「よみがえる江戸時代の宮崎」というタイトルで講座が実施されました。
大賀 郁夫 教授が 、江戸時代の宮崎(日向国)の支配体制について、また領民はどのように暮らしていたのかなどの内容で講義を
行い、受講者は終始熱心に耳を傾けられ、「宮崎市の江戸期のことが、古文書と現代漢字の併用でよく分かり、郷土に関心を深め
ることができ、分かりやすい講義でした」「かたいお話と思っていましたが、だんだん引きこまれていきました。興味深く、タイムスリッ
プしました」などの感想が寄せられました。
【現代の文学作品を読む 8月20日(土)実施】
久峰中校区活動センター(佐土原総合文化センター内)において、「現代の文学作品を読む」というタイトルで講座が実施されました。
楠田 剛士 准教授が、「作品は生物のように変化する。新聞や雑誌の掲載等から始まり、単行本、文庫本、アンソロジーへと変わ
る毎に内容が変化することがある。また、本の表紙や帯により読者の引き寄せられ方も変わる」などの内容で講義を行いました。
受講者からは、「やはり私たちとの目線の違いに作品の楽しみ方を感じました」「先生の準備された資料、時間に敬意を表します」
などのコメントが寄せられました。