お知らせ

その他

「東南アジア青年の船」団員が来学しました

2011年11月01日

平成23年10月28日(金)、「平成23年度東南アジア青年の船」団員が宮崎公立大学を訪問、本学学生とのディスカッション活動を実施しました。

この事業は、日本と東南アジアの合計11カ国の団員が東南アジア各国を1か月余りかけて船で回り交流活動を行うもので、出航前の日本国内プログラムの一環として本学への訪問が実現。

本学では、この受入れ事業を「Asian Friend”Ship” Discussion in MMU」と題し、全編英語で進行されるディスカッション活動を企画しました。

 
司会は、カナダへ交換留学をした経験がある本学人文学部4年の元日田さん

 

本学参加者36名が拍手で出迎える中、それぞれの衣装に身を包んだ団員は本学交流センター多目的ホールに到着。

まず、本学の中別府学長から歓迎の言葉が述べられ、
続いて団員を代表しタカハシ ゲンタロウさんによるご挨拶がありました。


グローバル化が進む現代社会における相互理解の重要性を説く中別府学長


「これだけたくさんの学生さんに集まっていただき大変嬉しく思います」とタカハシさん


ここで、ディスカッションを前に昼食の時間が設けられました。

総勢約80人が一同に会したこの会場は、
自己紹介に始まる英語での会話と笑顔で埋め尽くされる一時に。
昼食後も、しばらくの間、賑やかな歓談の時間となりました。

 

【昼食時の様子】


(本学の開放授業受講を通じて本事業を知った高橋さまもパートナーとして参加されました)

 

アイスブレイクの後は、いよいよ本編のディスカッションへ。
今回は、「Becoming a Citizen of the Global Community」(地球市民になるためには)をテーマに、11カ国の青年が意見を交わしました。

6グループに分かれた参加者は、この大きなテーマに対しそれぞれのアプローチでおよそ1時間のディスカッションを実施。
最後に行われたプレゼンテーションでは、お互いの文化・宗教を理解しあうことや一つの言語(特に英語)を共有することが大切であるという見解を導いたグループや、各国で行っている環境活動を紹介し合うことで既に地球市民であることを実感しあったグループなど、バラエティに富んだ結論が紹介されました。

 

【ディスカッション及びプレゼンテーションの様子】

 

この交流の締めくくりとして、団員の来学に感謝の言葉を贈ったのは本学人文学部4年の坂本裕介さん。坂本さんの「これからも共に考え、話し合い、実行し続けていきましょう」という言葉と共に、本学での活動時間は終了しました。


この日の交流について“This is just a beginning.” (ここから始まるのです)と坂本さん

 


団員を見送る本学学生

 


 

 

【事業データ】
事 業 名:Asian Friend”Ship” Discussion in MMU
受入団員:30名(ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インドネシア共和国、ラオス人民民主共和国、マレーシア、ミャンマー連邦、フィリピン共和国、シンガポール共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国及び日本)及び同行者11名
本学参加者:学生35名及び開放授業受講生1名

ページTOP