12月9日(金)に、本学のメディアとジェンダーゼミに所属する学生が、LGBT交流会「レインボービュー宮崎」にご協力いただき、映画「カランコエの花」の上映会を実施しました。
この映画は、とある高校が舞台で、LGBT当事者を取り巻く周囲の人々にフォーカスを当てて描かれた作品。参加者は鑑賞後グループごとに感想を発表し皆で共有しました。
上映会前の様子
感想共有会の様子
ゲストの山田健二さん(LGBT交流会「レインボービュー宮崎」代表)も、「この映画を観たのは3回目だが、感想を共有することで新たな気付きがあった」と仰っていましたが、参加者の皆さんも、他者の見方や感じ方に触れることでそれぞれに発見があったのではないでしょうか。また、会場には、他者が感じたことを尊重しそれを自身の新たな気付き・視点として自然に受入れる雰囲気がありました。
山田健二さんのご講演の様子
この上映会実施にあたって、学生たちは、宮崎市内の中学校の先生を対象とした「人権教育の推進研修」に参加したり、LGBTQに関する宮崎市の取組みを知るために、宮崎市 地域振興部 文化・市民活動課を訪ねお話を伺ったりしたということです。事前の学びは上映会に活かされ、上映会とそこで共有した感想はこれからの学生達の活動に活かされていくことでしょう。