お知らせ

就職・進路

学生企画による第1回企業見学・体験バスツアー(株式会社宮崎太陽銀行編)

2016年02月02日

 去る1月15日(金)に、第1回企業見学・体験バスツアーを実施しました。

今回は3年生の吉野百華さんと杉本朱里さんが企業見学・体験バスツアーを企画しました。

吉野さんは、目的の一つとして宮崎の地方銀行2行の競合他社を比較したいと考え、異例ではありますが、同日に訪問することになりました。また、杉本さんは、ホテルで働く方が様々な職種に就いていることを知りたいと、そしてホテルの接客を身に付けたいということを考えました。また、セグウェイの体験やケーキ試食なども提案してみました。

スタートから打ち合わせ、参加者募集、事前研修、業界セミナーなどの様子はこちらです。

 

 当日は朝9時集合です。

企画担当者はバスのドライバーと打ち合わせを終え、参加学生の受付を行います。

CIMG3404.JPG

朝早く、寒さが厳しい中、みんな集合時間前に集合してくれました。

企画担当者は、添乗員として挨拶を済ませ、注意事項などの連絡を行いました。そして、最初の訪問企業へと出発です。

 

 今回訪問した企業は3社です。

まずは、株式会社宮崎太陽銀行を訪問しました。

人事部採用担当の馬﨑様の挨拶の後に、営業統括部の3名の行員の方に、地方創生や資産運用、相続税対策、キャンペーンパンフレットの作成、ホームページの管理、定期預金の利率設定などについてお話しいただきました。

 

その後に、行内見学をさせていただきました。

CIMG3405.JPG

1階の本店内の営業カウンターでは、お客様に対して行員の方が接客している様子やユニバーサルデザインを用いているローカウンターや、温かい雰囲気づくりをしているレイアウトなどがわかりました。さらに、セキュリティで厳重に守られている貸金庫室も見学し、免震設計でお客様の重要な物を大切に保管している様子を見ることができました。

 

そして、銀行内の本丸と言われる3階の業務サポートGでは、業務の説明をしていただいた後に、サプライズでなんと1億円を体験!

実際に本物の1億円を目にすることなどなかなかありませんので、学生もびっくりしたようで、1億円の塊を交互にさわったり、持ったりしていました。

「思っていたより1億円がコンパクトにまとまっていました」

「持ってみるとズシリと重さを感じました」

学生の感想は様々なものでした。

ちなみに1億円はどのくらいの重さだと思いますか?

答えは最後に。

生涯賃金だとこの1億円の塊が2~3個になりますね。

 

次に、卒業生との座談会を準備していただきました。

CIMG3411.JPGCIMG3409.JPG

 営業統括部の黒木春菜様(2007年3月卒業/下ゼミ)     北支店の宮地和浩様(2010年3月卒業/宮元ゼミ)

CIMG3416.JPGCIMG3408.JPG

 人事部の岡﨑友里様(2011年3月卒業/梅津ゼミ)

 

銀行の仕事内容や就職活動、大学生活についてなど普段なかなか社会人と接する機会がないため、気軽に聴くことができる先輩との時間は貴重なものになりました。

また、事前に提出をしていました質問に対して説明がありました。

宮崎の会社と県外の百貨店バイヤーとの商談会を本店で開催したり、宮崎交通のバスも含めて全国での買い物や交通機関で使えるtaiyo patona(タイヨウ パトナ) nimoca(ニモカ)という一体型の新カードを開発したりしていることがわかりました。

 

まだまだプログラムは続きます。

ここからは札束勘定コンテストです。銀行業務を体験する一環として、実際に、新入行員が練習する模擬紙幣を用いて、挑戦してみました。札束勘定には縦読みと横読みがあり、縦読みは他のお札が混ざっていないか、横読みは早く数えるために行うものでした。

CIMG3420.JPGCIMG3422.JPG

CIMG3423.JPG

各グループで予選を行い、一番早かった学生3名と馬﨑さんで決勝戦です。

学生は縦読みのみ、馬﨑さんは縦読みと横読みです。

CIMG3424.JPG

その結果、学生の勝利。勝者には、オリジナルのブランケットとマグカップのプレゼントがありました。

CIMG3431.JPG

 

最後に、模擬営業のロールプレイングです。

学生をお客様に想定し、実際にどのような感じで営業をするのか見せていただきました。

CIMG3425.JPG

話のきっかけは何気ないことからで、話の中で知り得た情報を基に、会話を展開していく。ただし、商品を押し付けるのではなく、お客様にメリットがあることを紹介していくと自然につながりができることがわかりました。

営業という職種に対して、大変だ、ノルマが厳しいというイメージを持つ学生は多いのですが、実際に営業の様子を見ることで少しイメージが変わってくれたかなと思います。

最後に問題の答えですが、1億円の重さは10.6kgでした。

午前中はこれで終わりまして、午後からは株式会社宮崎銀行に向かいました。

 

ページTOP