去る11月10日(土)に、記念すべき第1回宮崎県内企業訪問バスツアーを実施しました。当日参加してくれたのは25名(2年生17名、3年生8名)。どんなところに連れて行かれるのか不安もあったと思いますが、興味を持って参加してくれました。
今回の目的は、キャリア教育の一環として企業研究をすることです。具体的には、実際に企業を訪問し、人事担当者や卒業生から、企業の活動内容や組織、業種・職種などの話を聞きました。
最初に訪れたのは、デル株式会社です。朝の8時40分という早い時間でしたが、人事本部採用チームの矢野さんが笑顔で迎えてくれました。デルさんでは、企業概要の説明をしていただき、その後、実際の職場を見て回るオフィスツアーを行いました。
休日のために、それほど多くの職員の方は出勤していませんでしたが、学生達は、ハロウィンの装飾が残っていたり、デスクにぬいぐるみが置いてあったりする自由な職場の雰囲気やフロアー全体が見渡せるカスタマーセンターの広さなどに驚いていました。その後、卒業生の竹井さんから入社した理由や就職活動についての話がありました。全体を通しての質疑応答でも、外資系企業のキャリアアップや宮崎にカスタマーセンターを開設した理由など多数の質問が出され、大きく時間がおしてしまうほどでした。
次に、宮崎市を離れ都城市にある霧島酒造株式会社を訪れました。こちらでは、管理本部の福島さんから企業概要の説明をしていただきました。霧島酒造さんは2010年度本格焼酎売上第2位、芋焼酎売上第1位(シェア34%)を達成し、誇りを持っておられました。そのほかにも、求める人物像として「霧島人」として自ら考えて動くことを挙げられていました。質疑応答の後、焼酎の原料となる黄金千貫(こがねせんがん)を洗浄し、カットする工程や仕込みをするタンクなど約30分間の工場見学をしました。
午後は、また宮崎市に戻って、フェニックスリゾート株式会社を訪れました。こちらでは、人財開発部の石場さんと染矢さんが迎えてくれました。フェニックスリゾートの企業概要やインターンシップなどについて説明を受け、その後、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内を見学しました。まずは、スタンダードルーム、それから、スイートルームへ。スイートルームの中にはシステムキッチンがあり、その広さと豪華さに感嘆の声がもれました。
窓からは青い日向灘と緑の松林のコントラストが目に飛び込んできました。そこでは、卒業生の江藤さんが質問に答えてくれました。その後、ダンロップフェニックスで盛り上がっているロビーを見学し、ウェディングのモデルルームも見学しました。
これで、第1回宮崎県内企業訪問バスツアーは終了です。ホテルから大学までの帰路は、バスの中で抽選会を行い盛り上がりました。今回初めて企画した企業訪問ツアー。午前中から小雨の降るあいにくの天気ではありましたが、積極的に質問をしたり、熱心に見学をしたりしている学生たちの姿があり、満足してもらえたのではないでしょうか。何か一つでも得るものがあり、みなさんのキャリアにつながれば企画したかいがあります。今後も就職支援室では学生のキャリア教育につながる企画を実施していきますので、ぜひ参加してみてください。