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学生生活

「2019 宮崎学生インターゼミナール」にて、本学のコミュニティ・社会心理学演習に所属する3年生のグループが最優秀賞を受賞しました。

2019年12月13日

12月1日(日)、宮崎産業経営大学にて、「2019 宮崎学生インターゼミナール」が開催されました。

宮崎学生インターゼミナールとは、宮崎県内の大学・高等専門学校の学生が日頃行っている研究や活動の成果を学生や地域住民の方々を対象に発表し、意見交換を行う場です。(高等教育コンソーシアムのウェブサイト(http://www.consortium-miyazaki.jp/index.html)から抜粋)

今年度は、本学のコミュニティ・社会心理学ゼミ(担当:川瀬(隆)教授)に所属する3年生のグループ(赤澤晴南さん、瀨川真子さん、津曲沙耶さん、宮路彪さん、趙冰さん)が、最優秀賞を受賞しました。

そこで、最優秀賞を受賞した皆さんに、お話をお伺いしました(インタビュー時、都合により1名欠席)。

201912_seminar1.jpg-最優秀賞受賞、おめでとうございます。

 ありがとうございます。

-発表内容について、教えてください。

 「ファッション意識と性役割規範が男性のアクセサリー着用への評価に及ぼす影響」というテーマで発表を行いました。

 最近では、アクセサリーは女性だけが身に着けるものではなく、おしゃれの一環としてファッションに取り入れる男性も少なくないですが、女性に比べ男性のアクセサリー着用は世間に広く受け入れられているとは言いがたいので、賛否両論あるのはなぜだろうと疑問に思ったことから、研究を進めました。

 そして、どのような要因を持つ人が男性のアクセサリー着用を肯定的にとらえているのかを明らかにするため、先行研究を踏まえて、性役割規範が強い人が、男性のアクセサリー着用に対してより肯定し、ファッション規範が高い人が男性のアクセサリー着用に対してもより肯定的であるという仮説を立て、性役割規範尺度やファッション意識尺度と男性のアクセサリー着用に対する肯定度の尺度の相関から、それらの尺度の関連を検討しました。

 結果として、ファッション意識尺度と男性のアクセサリー着用に対する肯定度の尺度には正の相関がみられました。

―今後、ゼミではどのような活動を行っていくのですか。

 4年生になると、卒業論文の執筆が本格的に始まります。論文は個々人で別々のテーマを取り扱いますが、今回の発表を通して、仮説の立て方や調査の方法など、研究の進め方を学ぶことができました。残りの学生生活では、自分たちが抱く疑問を、自分たちなりのやり方で研究していきたいです。

 

学内での研究発表に留まらず、県内の大学・高等専門学校が集まる場での研究発表で見事な成績を収めた学生たち。今後、本学でどのように学びを深めていくのか、期待が膨らみます。

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