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蔚山大学校(韓国)
<異文化実習・2025年8月>

2025年2月5日公開(2026年5月13日更新)

西山 凜乃 さん

私は今回の異文化実習Ⅰを終えて、心から「参加してよかった」と思うことができた。研修を申し込んだ当初は、韓国人のパートナーと仲良くなれるのか、自分の韓国語が通じるのかといった不安を抱えていたが、そのような心配は杞憂であると気付いた。韓国での約一か月間の経験と思い出は最高だったと、胸を張って言うことができるからだ。

実習を通して得た経験の中でも特に印象深かったのは、韓国での食文化の体験である。滞在した蔚山大学の学生寮にはキッチンがなく、約三週間の食事は外食や宅配、コンビニに頼る生活であった。外食は韓国人パートナーと行くことが多く、さまざまな料理を味わうことができた。その中でも驚いたのは「シェアする文化」である。日本食は一人分ずつ盛られることが一般的だが、韓国料理は大皿のおかずを皆で分け合うのが主流であった。また、多くの店では食べ放題のキムチやサンチュが用意されており、一皿の量も多かった。残してしまうこともあり、日本人の感覚としては心苦しく感じたが、韓国ではむしろ「たくさん食べてこそ満足する」という価値観があるのだと理解できた。

さらに、この研修を通して私が学んだ大きなことは「コミュニケーションの大切さ」である。韓国語を十分に話せなくても、伝えようとする気持ちがあれば会話は成立するのだと実感した。日本語を話せないパートナーもいたが、お互いに身振りや簡単な言葉を使って伝え合おうとすることで、よりコミュニケーションを楽しむことができた。私はこの研修に参加するにあたり、「韓国語の会話力を高めること」「翻訳機に頼らず交流すること」を目標としていた。釜山の友人と過ごした際、私の韓国語が通じない場面でも簡単な韓国語で説明したり、理解しようとしたりしてくれたため、そこで会話が広がり、多くの話題を共有することができた。この経験を通じて、短期間であったが韓国語の実力とコミュニケーション能力は大きく向上したと実感している。

今回の異文化実習で得た学びや力は、今後の学生生活や国際的な活動に活かせるだろう。この経験をその場限りのものにせず、日々の生活で意識して磨いていきたい。