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グリーンリバーカレッジ(米国)
<異文化実習・2025年8月>

2025年6月3日公開(2026年5月13日更新)

上原 琉弥 さん

今回の異文化実習を通して、私はこれまで日本での生活では気づかなかった価値観や文化の違いを深く体験することができた。特に印象的だったのは、人々のコミュニケーションの仕方である。アメリカでは、初対面の相手に対しても積極的に自己紹介を行い、自分の意見をはっきりと伝える姿勢が一般的であった。私自身も自分の考えを相手に伝えることの大切さを実感し、以前よりも自信を持って発言できるようになった。これは日本の文化における「遠慮」や「空気を読む」姿勢とは異なるものであり、異文化に触れることで初めて学べた点だと思う。

また、授業スタイルの違いも大きな発見であった。アメリカの大学では、学生一人ひとりの意見や質問が尊重される授業が行われていた。教授が一方的に知識を与えるのではなく、学生同士の議論やプレゼンテーションを通じて学びを深めることが多かった。このような環境は、受け身ではなく主体的に学ぶ姿勢を促し、学問への関わり方を改めて考えるきっかけになった。

さらに、日常生活や課外活動を通しても多くの文化的違いを体験した。その一つが、シアトル・マリナーズの試合観戦である。実際にスタジアムに足を運ぶと、観客が一体となってチームを応援し、得点のたびに大きな歓声や音楽が響き渡る熱気に圧倒された。同じチームを応援することで一体感を共有できた。日本の野球観戦が応援団による組織的な声援を特徴とするのに対し、アメリカでは観客一人ひとりが自由に声を上げて盛り上がる点に文化の違いを感じた。この体験は、スポーツが単なる娯楽を超えて、地域社会を結びつける重要な文化的要素であると感じた。

この実習を通して私が最も強く感じたことは、「違い」を受け入れる柔軟さの重要性である。文化の違いは時に戸惑いや誤解を生むが、その背景を理解しようと努めることで、より深い交流が可能になると実感した。今後も国際的な場面で学び続け、異なる価値観を尊重しながら自分自身の視野を広げていきたい。