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学生と地元企業の相互理解の機会として「大学生と考えよう!採用広報の伝え方」を開催しました
11月26日(水)附属図書館クロスラウンジにて、「大学生と考えよう!採用広報の伝え方」(宮崎市業務委託事業)を開催しました。
これは、大学新卒者の採用に課題感を持つ地元企業が、大学生の声を反映した採用広報を考える機会として、また、学生が社会人との実践的な関わりを通して自身のキャリアを考える機会として実施しました。
当日は、宮崎市内に事業所を持つ企業9社の採用担当者と、本学の学生サポーター(就職活動やインターンシップを経験した3,4年生)6名が参加しました。
まずは、「伝え方」に着目したアイスブレイクとしてジェスチャーゲームを行いました。
参加者は5人ずつのグループに分かれて、言葉を使わずにジェスチャー(身振りや手振り)でメンバーにお題を伝えていきます。時折、会場には笑い声が響き、最後のメンバーまで正確にお題が伝わると拍手があがりました。
会場の雰囲気がほぐれた後は、パネルディスカッション「Z世代が本当に求める情報とは」をテーマに、学生サポーターとファシリテーターによる話題提供を行いました。
企業側が発信する情報と学生側が「知りたい」「響く」と感じる情報との間に存在するギャップについて、学生から様々な意見が上がり、参加企業は一様にメモをとるなど熱心に聞き入っていました。
最後に、参加企業を3社ずつのグループに編成し、学生2名、ファシリテーター1名が加わってグループディスカッションを実施しました。
事前に各社が改善したい採用ツール(説明会資料、SNSアカウント等)を提供し、学生は入念な企業研究に基づき分析 。「就職活動中の学生としての視点」から率直な意見を述べ、終始、活発な意見交換が行われていました 。
事後アンケートでは、企業から「今まで学生視点で意見をもらえる機会がなかったので、とても参考になった」「学生が何を考えているかを本音で知ることができた」「目からうろこの意見をもらえたことが一番の収穫」などの声がありました。
一方、学生からは、「企業の悩みや課題を直に聞くことができる貴重な機会だった」「今後のキャリアや就職活動に役立ちそう」「自分の意見が企業や地域に貢献できることが分かった」などの声がありました。
今後もこのような取り組みを通して、地元企業と学生がより良い関係を築き、学生が企業の活動について意見を交わす機会や進路選択に繋がる場を提供してまいります。
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