学生選書ツアーを実施しました(平成30年度)

突然ですが、図書館の本はどうやって選ばれているか知っていますか。

 

主に

①教員が各専門分野において学生のみなさんの学修・研究に役立つ資料を選定

②図書館職員が、不足している分野の資料を選定

しています。（他にも色々とありますが、ここでは割愛します。）

 

本学図書館の利用者の大半を占めているのは、本学学生の皆さんです。

図書館を利用していて、「○○についての本がもっと図書館にあったらなぁ」とか

「この前、書店で買った本がとても参考になったから、友達にもお勧めしたい！」

なんて考えたことはありませんか。

 

「学生の視点・ニーズ」をもとに、学生自身が、書店で現物を手に取りながら、学習・研究に必要な本、図書館で不足していると思う本、他の学生にも広く活用してほしい本等を選書することにより、学生にとって魅力的な蔵書を構成し、図書館や読書への関心を深め、図書館利用を促進する企画、それが学生選書ツアーです。

簡単に言うと、学生自身の目線を活かして、学生の皆さんの読書への関心が高まる本を選んでもらうことで、図書館をより魅力的にしよう！というイベントです。

 

そんな、学生選書ツアーも今年で第５回目を迎え、今年は１１月９日に実施されました。

集まってくれたのはこちらの9名の学生さんたち。

会場は、蔦屋書店高千穂通店にお世話になりました。

選書開始前に集合写真を1枚。（前列中央は附属図書館長です）

これから選書を行う皆さん、それぞれ期待にみちた表情です。

集合時間前から書店に到着し、すでに準備万端の学生さんもいるほどで、意気込みは十分！

会場の蔦屋書店高千穂通店は、学生選書ツアーの数日前にリニューアルオープンしたばかりで、真新しい店内の様子にワクワク感も高まります。

学生はさっそく、それぞれに目的の図書を目指して書架に分かれていきます。

　　 

気になる図書がたくさんある中、どんな本を選ぶのでしょう。

目的の図書に一直線の学生、書架の前で時間をかけて吟味している学生それぞれです。

       

選ばれた本はバラエティーに富んでいて、あれもこれも気になります。

学生自身も、他の学生メンバーの選んだ図書に興味津々の様子でした。

 

そして、１２月１１日には、学生自身で選んだ図書の展示作業を行いました。

紹介文やPOPを作成し、皆さんの手に取って貰えるよう、興味を引くレイアウトを考えながら展示しています。

　　

展示直後から、来館した学生が足を止めて本を手に取ったり、借りたりする姿が見られました。

利用する学生にとっても、学生選書ツアーで選ばれた本の貸出は、楽しみの一つとなっているようです。

　

図書館カウンター前の展示―コーナーにて、素敵なPOPや紹介文に飾られた図書が、皆さんの手に取られるのを待っています。

来館された際は、どんな本が選ばれたのか、ぜひご確認ください。

皆さまのご来館をお待ちしています。

 

最後に、お世話になりました蔦屋書店高千穂通り店の皆様に心より感謝申し上げます。