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令和5年12月22日(金)第531号『教員を目指す学生の姿』

2023 年 12 月 22 日 金曜日

2023年もあと10日ほど。みなさまはどのような1年を過ごされましたでしょうか。

見事世界一を勝ち取った「サムライジャパン」のキャンプ地として盛り上がった2月が、遠い昔のように感じます。

 

さて、本学では英語の教員免許状(中学校・高等学校)が取得できることをご存じでしょうか。現在、約90名の学生がこの教職課程を履修しています。

また、九州地区では令和6年度の教員採用試験について1か月程度の前倒しが決定しています。そのため毎日担当教員の指導を受けながら、寸暇を惜しんで勉強に励んでいます。

今回は、来年度の教員採用試験を受験予定の学生2人に、話を聞きました。


宮崎県出身(3年生)

もともと物事を人に教えることが好きでしたが、中学生の頃、英語の教科担当に憧れを持ち、教員を目指すようになりました。そして英語の教員免許を取得でき、また好きな英語だけでなく幅広い分野を学べるMMUに入学を決めました。

授業やゼミ、教採の勉強と忙しい毎日を過ごしていますが、好きなアーティストの推し活をするなど、ONとOFFをしっかり分けて、集中して取り組むようにしています。

教員採用試験で求められる教職教養については、教職支援室の曽我先生にご指導を頂きながら演習に取り組んでいます。大学の講義と並行するのはしんどいこともありますが、教員になるという長年の夢に向かい、先生方のご支援もいただきながら日々の努力を続けています。

推しのタオルを傍らに勉強中


広島県出身(3年生)

隣のクラスの先生に親身に相談に乗っていただいたことがあり、私も生徒のためにどんなときも、熱心に向き合えるような教員になりたいと思っています。また、私は英語が苦手でしたが、褒めながら長所を伸ばしてくださる英語教員と出会い、いつしか英語が好きになりました。この経験から、英語を苦手とする生徒に学ぶ楽しさを教えられる、そんな教員を目指しています。

休憩の時も洋楽を聞き、少しでも英語力を高める努力をしています。そしてたまには好きなアニメやYouTubeを見て、リフレッシュしています。

学校での勉強と教採対策の両立は大変ですが、”未来の教員になった自分”を想像し、「これまでの学びを生徒に還元するため」という意識を持ち、日々の勉強に励んでいます。また、毎日ご指導くださる先生方や、一緒に勉強を頑張る仲間がいるので、その思いも胸に、採用試験に挑みたいと思います。

図書館での勉強中にお邪魔しました!


インタビューにお答えいただいたお二人、ありがとうございました!

 

このように現役合格を目指し勉学に励む学生だけでなく、大学院進学や企業への就職を経て教員を目指す学生もいます。これからも教員免許状の取得を目指す学生を、関係教職員全員で支援してまいります。

 

2023年最後の花金は、今話題の大谷さんと同じ、背番号17を社会人チームで背負う学務課カネマルがお送りしました。

どうぞよいお年をお迎えください。

Merry Christmas!

令和5年9月29日(金)第528号『石の上にも30年』

2023 年 9 月 29 日 金曜日

正面からみたMMU

「宮崎公立大学は、広く知識を授け、深く専門の学術を教授研究し、高い識見と国際的な視野を持つ人間性豊かな人材を育成するとともに、広く地域に開かれた大学として生涯学習の振興、産業経済の発展及び文化の向上に貢献することを目的」(宮崎公立大学学則第1条から抜粋)として1993(平成5)年に開学し、今年2023(令和5)年に開学30周年を迎えました。

 

開学10周年には公立大学として地域貢献の充実を図るため、その拠点となる凌雲会館を建設し、開学20周年にはスターリング大学(英国)との学術交流協定締結による国際交流の発展を図るなど、本学は節目となる年に、その魅力を高めるための事業に取り組んできました。

そして、開学30周年となる今年は、「「学生に」「知らなかったことに出会える、未知のものを生み出せる、新しい自分になれる機会を」「集まりたくなる、来たくなる場を作ることによって」提供する」という事業コンセプトの下、各事業を実施しています。今回は、既に完成・完了した事業、そして近日中に実施する事業を、この場を借りてご紹介します。

 

まずはじめに、「福利厚生棟改修事業」(学生食堂の改修)です。
これは、昼食の時間は寛ぐことができ、それ以外の時間では自習のほか、グループワークを通して交流できる空間づくりのため、学生食堂の大幅なリニューアルを行ったものです。床の張替えをはじめ、机や椅子の入れ替え、レイアウトの工夫など、専門家の意見を取り入れ、コンセプトに沿った空間づくりを行いました。

リニューアルオープンした学食

 

次に、「就職活動支援事業」(ワークブースの設置)です。
コロナ禍を経て、企業や自治体の採用選考において様々な場面でオンライン化が進んでいることを踏まえ、大学としてその支援策の1つとして、オンライン対応のスペースを設置しました。これにより、学生が慣れないオンライン面接の準備に煩わされることなくweb面接等に集中することで、本来の実力を発揮することのできる環境づくりを行いました。

学生が集中できるよう、備品等も設置

 

そして、11月4日(土)に実施する「MMU Local Hopper Contest」(LHC)

「記念式典、記念講演会及び卒業生との交流会」です。

当日は、記念式典、講演会に続き、LHCを実施します。これは、学生グループが地元企業や団体が抱える課題について、各団体との対話やフィールドワーク、グループワークを通じて、その対策方法を考え、発表するというものです。当日は19名の学生が9グループ(1テーマに3グループずつ)に分かれて発表を行い、課題を提案していただいた地元企業や団体に、その審査を行っていただきます。

最後に、その日の締めくくりとして、本学同窓会凌雲なな会様の主催により、同窓生(卒業生)と学生の皆さんが交流できる場を設けていただきます。

コンテストの募集ちらし

 

このように、2023(令和5)年の開学30周年記念事業では、学生をメインターゲットとした各事業を展開していきます。
今回の各事業が何かのキッカケとなり、学生の主体的な取組みを促し、ひいては宮崎のさらなる活性化の一助となれば、と考えています。

 

以上、今週の花金は開学30周年記念式典等の運営に携わらせていただいている経理係のアラキがお送りしました。

講堂側からみたMMU

令和5年7月28日(金)第526号『オープンキャンパス2023』

2023 年 7 月 28 日 金曜日

新型コロナウィルス感染症対策における行動制限が緩和され、宮崎公立大学でもコロナ禍以前に行っていた対面での取組を再開し、キャンパス内に学生の活気が戻ってきました。友人と楽しそうに歓談したり、課外活動に励んでいる学生の様子にほっとすると同時に、学生生活を悔いのないように過ごしてほしいと願わずにはいられません。

これから大学受験を控えている皆さんにも、宮崎公立大学の取組や雰囲気を知っていただきたく、受験生と保護者の皆さんを対象とした、今年度の第1回オープンキャンパスを6月に開催し、すべてのプログラムを対面で実施しました。

多くの方にご来場いただきました!

 

在学生による大学紹介や留学体験報告会、本学教員による体験授業、施設見学キャンパスツアー、在学生および職員との個別相談会を通じて、宮崎公立大学の取組だけでなく、大学や学生の雰囲気を「リアル」に体感していただけたのではないかと思います。

オープンキャンパス学生スタッフです!

オープンキャンパス学生スタッフです!

【6月開催分の詳細についてはこちらをご覧ください!】

 

今年度第1回ということは、第2回もございます…!8月6日(日)に第2回オープンキャンパスを開催します!

第2回は開催時間を拡大し、たくさんのプログラムをご用意しております。体験授業や個別相談会等に加え、今年度初めての企画として、外部講師をお招きし、大学入試や就職に関する「保護者対象講演会」、本学の「一般選抜前期日程二次試験対策講座」も実施します。

【タイムスケジュール&プログラムの詳細はこちらをご覧ください!】

 

受験生、保護者の皆さんが知りたい宮崎公立大学の情報をご提供できるよう、鋭意準備中です。ぜひお気軽にご参加ください!
なお、事前申し込み制となっております。参加ご希望の方はこちらからお申し込み手続きをお願いいたします。

今月の花金は、学務課入試広報係のアイザワがお送りしました。

令和4年7月22日(金)第514号「こんにちは!入試広報係です!」

2022 年 7 月 22 日 金曜日

こんにちは。入試広報係のオサダです。

入試広報係では、高校生の皆さまに本学の魅力を知っていただけるように情報発信をしています。
その中でも本学をより知っていただく機会として毎年、オープンキャンパスを開催しています。
今年度も6月25日(土)に第1回のMMUオープンキャンパスを開催しました!
感染予防対策のため、来場者数を限定しての開催となりましたが、県内外から130名を超える皆さまにご来場いただきました!

OC写真

当日の様子は本学受験生サイトにアップしていますので、ぜひご覧ください!
また、オープンキャンパスは8月7日(日)、10月2日(日)にも開催予定です。
開催プログラムなどの詳細はオープンキャンパス特設サイトをご確認ください。
皆さまとお会いできることを心より楽しみにしています!

<オープンキャンパス特設サイトはこちら!>

続いては、2023年度版の大学案内パンフレット完成のお知らせです!

大学案内

本学のカリキュラムの特長はもちろん、卒業生インタビューや在学生のキャンパスライフも紹介しています。
これから本学を目指す受験生のみなさんや本学をもっと詳しく知りたいという方にぜひご覧いただきたい1冊となっています。

<資料請求はこちら!>

また、本学の公式YouTubeチャンネルにも、卒業生・在学生へのインタビュー動画や大学案内動画がアップされておりますのでぜひご覧ください!

<大学案内2023(動画)はこちら!>

<宮崎公立大学Youtubeチャンネルはこちら!>

今回の花金は以上となります。

梅雨が明け、宮崎では夏空が広がっています。
暑い日が続きますが体調には気を付けていただくとともに、感染予防対策をしっかりととりながら、楽しい夏をお過ごしください。

中庭

令和4年6月24日(金)第513号『語学講座のご紹介』

2022 年 6 月 24 日 金曜日

 

梅雨の時期を迎え不安定な天気が続いていますが、

6月も後半を迎え2022年も折り返し地点に差しかかろうとしています。

そこでふと脳裏をよぎるのは新年に掲げた目標の数々、、、

雨が降っていると自然と家で過ごす時間も増えるので

私は美味しいお茶とおやつをお供に、今まで半年分の大反省会を開催しつつ

後半戦へ向けて作戦を立ててみようと思います。

 

皆さまはこの半年いかがでしたか?

私と同じくまだ実行できていないという方がいらっしゃいましたら

折り返し地点だからこそ、何か興味のあることに挑戦してみるもの良いかもしれませんね。

 

さて、本学では地域貢献の一環として市民の皆様を対象に様々な講座を実施しています。

そこで今回は、現在開講中の語学講座(英語・中国語・韓国語)より、

担当講師からのコメントや講座の様子をご紹介していこうと思います。

 

【英語(中級):講師のスコット ビンガム准教授】

ビンガム先生からはコメントをいただくことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

この大学に来て10年以上になります。

本講座では講師から出された話題について、受講生同士がグループに分かれ英語でディスカッションをしていきます。講座時間は90分ですが、時間が過ぎるのがあっという間に感じます。

グループで活動する内容になっていますので、初めて参加する人も経験者の方がサポートしてくれるので一緒に頑張れますよ。

幅広い年齢の方が参加されるので良い経験にもなると思います。

 

【中国語(初級)・韓国語(初級)】

中国語 講座風景

韓国語 講座風景

 

 

 

 

 

 

 

本学の日中文化交流促進部と韓国文化研究部に所属する学生が講師を務め、発音の基礎から簡単な会話が理解できるまでを学ぶ内容となっています。

オンライン上で対面とは異なる難しさはあるかと思いますが、講師の学生も受講生の反応を確認しながら丁寧に進めていました。一人一人へのきめ細やかなサポートも毎年好評のようです。

また、講座後半では各国の文化についても紹介します。語学ももちろんですが、文化を学ぶ時間を楽しみに受講される方もいるとか。

ちなみに私が視聴した韓国語の回は「さあ、旅に出かけよう!」と題し、旅先で役立つ豆知識について学べる内容でした。(なるほどなるほど。と私も思わずメモをとりながら視聴し大変勉強になりました・・・)

旅行をテーマに取り上げた日と、韓国の観光ビザの発給が再開されたタイミングが重なりタイムリーな内容だったので、

講師も受講生の方も、それぞれ韓国に思いを馳せつつ嬉しそうに話す姿が印象的でした。

 

語学講座の詳細は本学のHPにも掲載中です。ご興味のある方はそちらも併せてご覧ください。

 

 

コロナ禍でここ数年窮屈な毎日でしたが、最近は少しずつ以前の日常が戻りつつあるのを感じます。

まだまだ油断は禁物ですが、近い日また本格的に旅が楽しめるようになることを願って、

ここまで長くなりましたが、地域研究センターよりヒグチがお送りしました。