2019 年 8 月 のアーカイブ

令和元年8月30日(金)第469号『備え』

2019 年 8 月 30 日 金曜日

残暑お見舞い申し上げます。

今年の夏も暑かったですね。

 

今週は曇りや雨の日で始まり、26日月曜日の最高気温は25度を下回ったようですが、それ以降、まだまだ暑い日が続いています。立秋とは名ばかりで、厳しい暑さです。

 

でも、1日1日秋は近づいています。これから、朝夕が冷え込むこともありますので、体調管理には十分に注意してください。

 

ところで、「残暑」とは暦の上で「立秋」(秋の始まり)(今年は8月8日)以降を指しますが、「暑さが残る時期」という意味ではっきりとした終わりの日はないそうです。一般的には概ね8月いっぱい、暑さが長引く年には9月に入っても「残暑」とされることがあるそうです。

 

「残暑見舞い」は、「立秋」を過ぎ、暦の上で秋を迎えても実際は暑さが続いている時期に出すもので、挨拶の言葉も、「立秋とは名ばかりの暑さ」「暦の上では秋とはいえ、厳しい暑さが続いておりますが」といった“まだまだ暑い”といったものが使われるそうです。

 

 

来週から9月。9月1日は防災の日です。

 

今週、北部九州では、秋雨前線による大雨で、甚大な被害が出ています。宮崎でも平成17年に大雨による浸水によって甚大な被害がありました。

 

今夏、要望もあり、本学管理棟1階の学生ホールと凌雲会館2階の地域研究センターに宮崎市が作成したハザードマップの一部を設置しました。

※ 本学管理棟1階の学生ホールの配置場所

※ 地域研究センターの配置場所

 

「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」のことだそうです。

 

宮崎市のハザードマップには、地域ごとのため池や津波、洪水、土砂災害に関するものがありますが、本学にはその一部しか設置してありません。

 

宮崎市のホームページには、すべてのハザードマップがありますので、もしもの時に備え、お住まいや関係のある地域のものを一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/life/fire_department/hazard_map/

(「宮崎市ホームページ」へのリンク)

 

そして、今後は台風への注意も必要となります。

 

今年も数回、台風が来襲していますが、お盆期間の台風には各地で被害や影響がありました。たまたま宮崎にはそれほど影響はありませんでしたが、いつもそうとは限りません。

常日頃から、備えはしておくことが大切です。

 

ただ、あれだけ宮崎に接近しておきながら、大事に至らなかった台風も珍しいなと思い、気象庁のホームページを閲覧してみました。

 

気象庁のホームページには、過去の台風の経路など各種データや資料が掲載されていました(私が生まれたウン十年前の台風経路もありました)。

 

もちろん、最新の気象情報も掲載されていますので、一度、確認してみるのも今後の参考になるのではないかと思ったところでした。

 

https://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html

(「気象庁ホームページ」へのリンク)

 

「備えあれば患いなし」。もしもの時に備え、できることから行いましょう。

 

とはいいつつ、なかなか事前準備が苦手な企画総務課のナベシマでした。

令和元年8月23日(金)第468号『ウツセミに想フ ~残暑お見舞い申し上げます~』

2019 年 8 月 23 日 金曜日

先週末、宮崎の街では、その名も「まつり宮崎」なる

夏祭りが催されておりました。

夏、真っ盛りですね。

 

夕涼みがてら、足を運ぶと、

遠くのステージから森山直太朗さんの美しいファルセットが…

すぐそこまで近づいている「夏の終わり」を

なんとも涼やかに届けてくれました。

祭りの浮足立ち感…嫌いじゃないです。

 

8月に入り、日を空けることなく次々にやって来た台風9号、10号。

それらがようやく去り、学内のセミ達も残暑の大合唱を連日響かせています。

セミの大合唱には格好のローケーション

緑つややかな木々がモリモリ

 

毎年、この季節がやって来ると、

我が恩師―田中薫先生(2005年度退官:出版文化論)は、

「待ってました!」とばかりに、麻ジャケットの胸ポケットに

学内で捕まえた飛びきり元気なセミを忍ばせて

何も知らずエレベーターに乗り込んでくる

学生や教職員たちを驚かすという

少年のようなイタズラを慣行しておられました。

 

2年前の夏に急逝されてしまい、ほんとうに本当に寂しい限りですが

第1期から10期にわたる、90人余りのPANゼミ生(出版文化論ゼミ卒業生)たちが

この夏も、セミの声響くどこかの地で、

感謝の念とともに、思い出し笑いしていることでしょう^^

「薫先生!今年も活きの良いセミ、テンコ盛りですよ!!!」

薫先生、本当にありがとうございました。

 

例年、夏休みに入り学生たちの華やかな声が

聴かれなくなってくると、こんな風に

セミの声が余計に耳につくような気がしています。

学生がいないと画にならない…

 

蝉はセミでも、「蜩(ひぐらし)」や「つくつく法師(法師蝉)」は秋の季語。

 

これらの「カナカナカナ~♪」や「ツクツクホウ~シっ♪」が響いてくる頃には、

学生たちがそれぞれの休暇を終えて

また賑やかな声を聴かせてくれることでしょう。

 

この学生たちが少ない間に、

図書館は蔵書点検(※) 等の作業をモクモクと行って、

新学期のスタートに備えます。

 

宮崎の夏はまだまだ暑い(長い)!!

どうぞ皆さま体調に気をつけてお過ごしください。

今週の花金担当-図書館ミネでした☆

 

 

令和元年8月16日(金)第467号「暑い夏の過ごし方」

2019 年 8 月 9 日 金曜日

梅雨が明けた途端、暑い暑い夏がやってきました。

今週は台風の影響もあり天気の崩れる日が多い1週間となりましたが

気温や湿度は高く暑い日が続いていますので、皆さま体調にお気を付けください。

 

緑豊かな学内ではいたるところでセミが盛大に合唱し、

暑さをさらに盛り上げているようで、蝉の声を聴いているだけで汗がでてくる毎日です。

そんな暑い毎日を、皆さまどのように過ごしていますか。

 

暑い日差しをものともせず、汗を流してスポーツに取り組んだり

宮崎の夏と言えばサーフィンが有名ですが、この季節にマリンスポーツを楽しんだり

夏祭りや花火などの夜のイベントに参加するなどなど

暑いだけではなく、夏ならではの楽しみが色々あります。

 

そんな暑い夏の過ごし方として

「涼しい図書館で勉学に励んだり読み物を楽しむ」

という選択肢を1つ加えてみませんか。

 

本学では、先週、前期定期試験が行われ、

図書館では試験勉強やレポートなどの課題に取り組む多くの学生の姿が見られました。

図書館には、数人で並んで座れる閲覧席や、1人用のキャレルデスク、

集中して勉強や調べ物がしたいときに重宝する個室研究室などの施設があり

それぞれの用途に合わせて利用されています。

雑誌や新聞を配架している「ブラウジングホール」というエリアでは、

キャップ付きボトルに入った飲料水であれば摂取可能になっていますので、

とくに暑い日の利用の際にお勧めです。

 

今週から夏季休業に入り、普段より一般利用者の方の姿がよく見られます。

本学図書館は県内在住もしくは在勤の方であればご利用いただけますので

詳しくは図書館ホームページ(http://www.miyazaki-mu.ac.jp/library/)の

〈利用案内〉をご覧ください。

 

 

また、現在図書館では「夜」をテーマにした季節の図書展示も実施しています。

試験も終了し夏季休業に入った今、読みたい本を読める絶好のチャンスです。

 

 

ぜひ、暑い夏こそ図書館をご利用ください。

皆さまの来館をお待ちしています。

 

以上、図書館:サヤマがお送りしました。

令和元年8月2日 (金) 第466号『夏がくれば思い出す・・・』

2019 年 8 月 2 日 金曜日

宮崎では7月24日に梅雨が明け、本格的な夏を迎えました。

毎日、「暑いですね」が挨拶になり、少し外で動くとタオルがびっしょりと濡れるほど汗をかきます。

そんなてげぬきー(宮崎弁:意味「とても暑い」)時に、学生・就職支援室を訪ねてきてくれた卒業生を紹介します。

 

まずは、3月に卒業した二人。

左が黒木 葉月さん、右が林田 愛里さん

 

林田さんはミュージカルで赤毛のアン役を担う元気ハツラツな学生でした。

現在は、物流大手のセンコー株式会社に勤務し、主に給与計算などの業務に就いています。

職場には公立大卒の先輩も多数いて安心して仕事に取り組めているようです。

 

太陽の赤ープレミアムー

 

二人が手に持っているのは、同社のグループ会社が日向市に持っているトマト農園でとれたトマトを加工して製造した「太陽の赤ープレミアムー」

実は、こちらも卒業生が販売等に従事しているそうです。

 

酸っぱさをみじんも感じることのない
驚くほど甘い甘いトマトジュースでした!

 

一方、黒木さんはトビタテ!留学ジャパン宮崎版でシンガポールに留学し、現地で食品や流通事業を学んだり、インターンシップに参加したりした学生でした。

現在は、有限会社九南サービスに勤務し、宮崎県内を中心に販売店に対しての営業を行っています。

店舗名をタマチャンショップといい「しあわせ食を、宮崎から」を合言葉として、自然食品や健康食品を取り揃えています。

オンラインショップでの販売だけでなく、今では、なんばマルイや博多マルイなどにも出店。

都城市のふるさと納税でも人気があり、6月には1,600件を超える商品を発送したそうです。

 

二人とも学生時代と変わらずニコニコした笑顔を振るまいてくれました。

 

次に、この4月で2年目を迎えた髙本 一至さん。

髙本さんは竹野ゼミに所属していました。英語の勉強よりも、学生時代はアルバイトに明け暮れ、イベントやマチナカでよく会いました。

現在は、株式会社宮崎太陽銀行出北支店に勤務。主に、個人向けローンの手続きや営業を行っています。

 

宮崎太陽銀行公式アプリ始めました!

 

金融機関の利率競争は激しいようですが、そんな状況でも誠意と提案力で契約にこぎつけたときにやりがいを感じているそうです。

今後は銀行業務だけに関わらず、資格取得など勉強することが必要とのことで、一人前の銀行マンになれるように頑張ってほしいと思います。

 

今回、写真は撮れませんでしたが、夏季休暇などを利用して卒業後に大学に遊びに来てくれる学生は多数います。仕事の途中に立ち寄って最近の状況を報告してくれる卒業生もいます。3年生や4年生が就職活動の際に、OB・OGとして相談に乗ってくれる卒業生もいます。また、同級生の転職や結婚などを報告に来てくれる卒業生もいます。

 

夏にはそんな話を聞きながら卒業生の学生時代を思い出すことがよくあります。

 

卒業生は非常にありがたい存在であり、大学の貴重な財産だと思います。

 

くしくも今週末の8月4日(日)はオープンキャンパス。

午後からの個別相談会では就職のブースに座っています。

 

卒業後の進路・就職に興味のある高校生や保護者の皆様はぜひお立ち寄りください。

ちなみに本学の2018年度就職決定率は98,9%ですが、卒業後に就職が決まった学生もいまして、文部科学省による学校基本調査(2019年5月1日現在)では100%になっています。

 

今回は小学生の姪っ子が客室乗務員になりたいと聞いて驚いている就職支援係のタケシタが担当しました。