2020 年 2 月 のアーカイブ

令和2年2月28日(金)第494号「春休み、何してる?」

2020 年 2 月 28 日 金曜日

今年度もあと1カ月となりました。

本学でも、入学試験を実施したり、新年度の学年暦や時間割を決定したりと、着々と4月に向けた準備が進んでいます。

春休み期間中の学内では、講義が行われていない間も、学生の皆さんがそれぞれの時間を有意義に使って活動しています。

中庭の花も春の装いです

今回のはなきんは、学内で出会った学生の皆さんに春休み中の過ごし方を伺いました。

 

まず、向かったのはグローバルセンター。

そこで出会ったのは、いずれも4月から新4年生のイケダ ダイチさん、ヨシダ カツキさん、リ ギョウゼンさんの3人です。

写真左から、イケダさん、ヨシダさん、リさん

Q「春休み、何をしていますか?」

★イケダさん: 今日は、就職活動で企業に提出するエントリーシートを作っています。今のところ、住宅メーカーに興味があるのですが、他の業種でも興味を持った会社の説明を聞きに行ったりしています。履歴書や面接で自己PRをしっかり行って、就職した後にミスマッチがないよう就活をしたいです。

  高校1年生からボクシングを始め、プロボクサーとしても活動しているイケダさん。今後もボクサーとしての活動を続けていきたいという希望も持っています。納得のいく就職活動ができるよう、応援しています!

 

★ヨシダさん: 就職活動も気にしつつ、卒論の準備も始めなければ…ということで、卒論に関連する本を図書館で借りて勉強しています。

  稲田ゼミ(国際経済学)に所属しているヨシダさん。この日も中国経済に関する分厚い専門書を持っていました。物流や商社など、世界と繋がる仕事に就きたいとのことなので、ゼミでの研究が仕事にも役立つ日が来ることを願っています!

 

★リさん: 最近はSPI(※)の勉強をしています。就職は、地方銀行での就職を目指しています。 (※ SPI: SPI適性検査。多くの企業の入社試験で行われる総合適性検査のこと。)

  銀行が国際的に業務展開を行い幅広い業務を行っていること、その中でも銀行にしかできないことをやりたいのだという熱い想いをお話ししてくださったリさん。 SPI勉強で土台をしっかり固めつつ、面接で自分の熱意を伝えて、目指す企業の内定を勝ち取ってくださいね!

 

続いて訪れたのは、7階のラウンジスペース。

こちらでも、4月から新4年生のヤマシタ コウタさんにお会いしました。

何やら真剣にデータを作成中です。

Q「春休み、何をしていますか?」

★ヤマシタさん: グローバルセンターで勧められて、宮崎県の事業である「みやざきグローバル産業人財育成プログラム  in シンガポール」に応募し、選抜されてインターンシップに取り組んでいます。県内の企業がシンガポールで事業展開を行うためには何が必要かを学生目線で考えて、最終的には企業の方にプレゼンテーションを行う予定です。本来は、2月中旬に実際にシンガボールを訪問して、現地調査を行う予定だったのですが、コロナウイルスの関係で現地訪問が中止となったので、インターネット経由でアンケートを行うために、質問内容を検討しているところです。

  2018年度に本学の留学制度を利用して、ハワイ大学へ公費派遣留学をしていたヤマシタさん。留学中に身につけた英語力も活用しながら英語のアンケートを作成していました。インターンシップの成果、ぜひ何かの形で聞かせてくださいね!

 

最後に訪れたのは、凌雲会館。

こちらでは、春からついに社会人!卒業を間近に控えた4年生のハラダ ワカナさんにお会いしました。

にこやかに色々なお話をしてくださいました!

Q「春休み、何をしていますか?」

★ハラダさん: 卒論提出・発表会も終わり、時間に余裕ができたので、友人の勉強に付き合いつつ、大好きなミステリーの本を読んでいます!春からは宮崎県内のマスコミ関係の企業に就職します。制作系の部署を希望していますが、どこに配属になるのか今から楽しみです。

  地元である宮崎で働きたいと決めていたハラダさん。就職活動をしていくうちに「一緒に働く人や会社の雰囲気を大事にしたい」と考えるようになり、大学1年生の時からアルバイトをしていく中で、「こんな方々と一緒にこれからも働いていきたい」と思えたのが春からの就職先とのこと。
  残り少ない春休み。十分に満喫して、春からもその素敵な笑顔で、社会人として第1歩を踏み出してください!また、落ち着いたら大学に来て、社会人生活のお話、聞かせてくださいね。

 

取材にご協力いただいた学生の皆さん、お忙しいところありがとうございました!

今後もインフルエンザにコロナウイルスと注意が必要な状況が続きますが、手洗いうがいなど各自で予防を行いつつ、充実した春休みを過ごしてくださいね。

春休みといえば、講堂前の桜がいつのタイミングで開花するのかを楽しみに待っている、企画総務課のヒライがお送りしました。

2/28朝時点では、まだまだ準備中です。

 

令和2年2月21日(金)第493号『自主講座・公開講座へのお誘い』

2020 年 2 月 21 日 金曜日

2月も終わりに近づくと暖かい日が続きますね。

おまけにお天気もよいとなれば、絶好のおでかけ日和です!

本学のシンボルフラワー「椿」が見頃を迎えている宮崎公立大学に、ぜひいらっしゃいませんか?

というわけで今回は、これから開催される自主講座・公開講座を5つご紹介します。

 

まずは、2月29日(土)開催の自主講座『夏目漱石を読む』

外部講師をお招きし、夏目漱石はどのように読まれてきたのか、

「こころ」などを取り上げ、漱石の人と作品を読み解きます。

 

次は、3月7日(土)開催の自主講座『「共感が大切」って本当?―倫理学から考える』

こちらも外部講師をお招きしての講座です。

通常の授業で使う講義室が会場ですので、大学の授業の雰囲気が体験できますよ。

 

ここからは、学内で行われている多様な研究の成果を地域の皆さまに還元するための公開講座3つをご紹介します。

 

1 シンポジウム「活気あふれる、住民がずっと住み続けたいまちづくり」

3月5日(木)13時30分~16時(開場13時)

※詳細 シンポジウムちらし(pdf形式:156KB)

 

2 子育て支援セミナー「じょうずに相談 のびのび子育て」

3月7日(土)10時30分~11時30分(開場10時)

※詳細 子育て支援セミナーちらし(pdf形式:284KB)

 

3 8ミリ・16ミリ映写フィルム上映会&トーク会

「映写フィルムのなかの<懐かしき>宮崎と木花~昭和30年代半頃を中心に~」

3月14日(土)14時~16時(開場13時30分) 注)木花公民館での開催です。

※詳細 8ミリ・16ミリ映写フィルム上映会&トーク会ちらし(pdf形式:196KB)

 

これら5つの自主講座・公開講座は、全て入場無料です。

また、現在申込みを受付中ですが、当日参加も可能ですよ。

申込みや問い合わせは、宮崎公立大学 地域研究センターまでお願いします。

(TEL:0985-20-4772 FAX:0985-20-4773 E-mail:mmurrc(アットマーク)miyazaki-mu.ac.jp (※(アットマーク)を@にして使用してください))

 

以上、企画総務課ウエダがお伝えしました。

令和2年2月14日(金)第492号『研究成果』

2020 年 2 月 14 日 金曜日

1月24日(金)の花金の記事で、卒業論文提出日の話が出ていましたが、その後先週末から今週頭にかけて、学内では卒業論文発表会が行われていました。

論文提出後、発表会にむけ準備をしていた4年生・担当の先生方も、やっと一安心というところでしょうか。図書館では、その後、論文執筆で使用した資料が続々と返却されています。特に、卒業論文提出日当日は、提出会場で図書館の本の返却確認も実施しているため、普段の数倍の量の図書が返却され、返却作業に追われる1日となりました。

これまで、研究向けの専門資料を借りていた4年生も、最近では読み物や趣味に関する本を借りていく傾向が見られます。4年生の貸出・返却は卒業式の日まで。あとわずかではありますが、就職後はまた忙しい日々を送ることになるでしょう。今の時期に、読みたい本をゆっくり楽しんでください。

 

さて、ここまでは学生の研究成果物である「卒業論文」についてお話ししましたが、大学ではもちろん先生方も研究の日々を送られています。本学ではその先生方の研究成果物である論文をまとめて、「紀要」という形で年に1回発行しています。

「紀要」の発行の流れは大まかに分けると、執筆される先生方から申し込み→執筆論文提出→校正作業→発行と進んでいきます。校正作業は、印刷業者からあがってきた印刷物を執筆者である先生方が確認し、誤字や脱字、体裁の修正をする作業になり、「印刷→修正」を3回繰り返し最終的な原稿を仕上げます。今週水曜日に3回目の校正作業が終了し最終段階に入りました。あとは、印刷業者に最終原稿を渡し、刷り上がりを待つだけです。

2019年度は『宮崎公立大学人文学部紀要27巻1号』の発行となります。これまでの紀要は本学図書館に所蔵しており、館内で閲覧できます。

また、現在は、本学の機関リポジトリ(研究機関がその研究成果物である論文などを電子的に管理・公開するシステム)で、Web上でも閲覧可能です。図書館ホームページにあるリンクから接続できますので(URL→https://miyazaki-mu.repo.nii.ac.jp/)そちらもぜひご活用ください。

 

以上、図書館:サヤマがお送りしました。

令和2年2月7日(金)第491号『宮日取材の裏側』

2020 年 2 月 7 日 金曜日

就職支援係では、企業との情報交換会や名刺交換会、インターンシップや合同企業説明会のイベントに出席し、本学の学生の語学力の高さや留学に行く積極性、人柄の良さなどを伝えるべく、パンフレットを片手に、汗をかきながら時間をかけて丁寧に説明し、大学のPRに努めています。

大学等と地元企業の就職情報交換会(福岡)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、宮崎日日新聞社から取材の相談を受けました。

これから就職活動を迎える学生と卒業生と就職支援を行っている職員との座談会を開催し、記事にしたいという内容です。

 

テーマは「企業説明会」

いよいよ3月1日に企業の採用活動に係る広報活動が解禁されます。学生が合同企業説明会に参加するにあたって準備すべきことや注意すべきこと、説明会後の活用方法などについて先輩と就職支援担当者が答えるという企画です。

昨年度から続いているコーナーですが、今回で最後ということもあり大学のPRに少しでもつながればという思いで協力させていただきました。

 

本学の学生の良さが伝わるように、そして、卒業生の活躍している姿が見えるように。

 

座談会の内容は記載できませんが、座談会の終わった後の取材の様子を少しだけご紹介します。

終始和やかな雰囲気でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左手前側が3年生の尾曲 香穂さん(辻ゼミ)
左中側が卒業生の松本 叶さん(宮崎キヤノン株式会社人事課2年目/田中ゼミ)

 

なんと、取材の写真を撮ってくれたのも卒業生でした!

 

右手奥のカメラをもっているのが横山 侑季さん(宮崎日日新聞社写真部7年目/森部ゼミ)

ちなみに横山さんは写真部でInstagramも担当しており、かわいらしい動物の姿を紹介しています。 興味のある方は是非ご登録ください。

生き生きとした動物を見ることができます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の取材記事は2月24日(月)に掲載予定です。お楽しみに。

 

今年は3月2日に福岡PayPayドームで九州最大の合同企業説明会が開催されます。

片道4時間、往復8時間、日帰り福岡就活バスツアーの引率を予定している就職支援係タケシタが担当しました。

朝5時45分集合の6時発です(宮原SA)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年1月31日(金)第490号『後期定期試験がおわりました』

2020 年 2 月 3 日 月曜日

 1月24日(金)から31日(木)にかけて、後期定期試験が実施されました。

 巷では新型コロナウイルスに関するニュースが連日取り沙汰されておりますが、我々教務係としての心配事と言えばやはり「インフルエンザ」による試験欠席の申し出です。

 昨年の後期定期試験では、インフルエンザによる試験欠席により全9名、延べ37科目の追試験が発生しました…。

 ご承知の通り、インフルエンザはただの風邪とは異なり、欠席しなければならない期間が長くなってしまうため、試験初日にかかってしまうと、その期間の試験はほぼ全滅となります。

 もちろん、追試験の対象となるので、成績の面で不利益を被ることはないのですが、改めて別日(春季休業期間中)に試験を受けないといけなくなるので、帰省の日程を変更したり、旅行を中止したりしなければならいという状況に陥る場合もあります。

ゴホゴホ…。テストやすみたいのですが…。
















 さて、今年の状況はというと…

 まさかのインフルエンザでの試験欠席は「0名」という結果に!

 通常授業期間中の申し出もあまりなかったので、今年はあまり流行らなかったのか…それとも学生の予防対策が徹底されていたのか。

 いずれにせよ大変良いことです(我々の仕事もちょっと減りますし(笑))。

元気はつらつ!
















 ということで、今回の花金は、インフルエンザにまつわるお話です。


感染予防に「うがい」は効果なし??

 インフルエンザの感染経緯としては、感染者がくしゃみ・せきをした際に飛び散るツバによる「飛沫感染」。感染者の触ったものに第三者が触れることにより起こる「接触感染」。そしてもう1つ。飛沫感染に似ていますが、「空気感染」があります。

 ウイルスを含んだツバが空中に飛散すると、水分が蒸発してもウイルスはすぐには消滅せず、数時間は空中を漂うと言われています。感染者がそばにいる状況に限らず、日常のマスク・手洗いがいかに重要かを改めて認識しておいた方が良さそうです。

 なお「うがい」には様々な見解があるようですが「首相官邸」の見解としては、「うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれているが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていない」とのことです。なるほど…知りませんでした。

インフル予防にはならない…だと!?

















インフルエンザワクチン「陰謀説」

 『インフルエンザワクチンは打たないで』の著者で医学博士の母里啓子氏によると、

 “日本で接種が始まった当初から関係者にはわかっていました。効かないということが。”
 “効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。”
 “インフルエンザ・ワクチンは儲かるからなくならないのです。”

だそうです…。

 インターネットで、『インフルエンザワクチン陰謀説』で検索してみると様々な意見・考え方を述べたサイト等を見つけることができますが、思いのほかワクチン接種に対する反対論者が多いことに驚かされます。

 インフルエンザワクチンの原価が約350円(厚労省発表)なのに、接種料が3,000~5,000円と高額なのも影響してそうですが…。

陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀陰謀…
















 まぁ、様々な意見に触れて、最終的に「賛成派」としてワクチン接種を続けるか、「反対派」の立場を支持しワクチンを否定するかは、あなた次第です。

 ちなみに私は過去の経験からワクチン反対論者です(笑)。


ウイルスには抗生物質はきかない??

 抗生物質が効くのは、病気の原因が細菌によるものである場合です。ウイルスによる病気については、抗生物質はききませんので、病院では処方されません。

 あれ?インフルエンザ治療薬(タミフルなど)は一体何なの?と思われた方。インフルエンザ治療薬は、ウイルスそのものの除去が目的ではなく、増殖を抑制することがその目的となっており、抗生物質ではありませんのでお気をつけください。

治ると思って飲んでたけど…

















 ちなみにみなさんは、ウイルスと細菌の違いはわかりますか?

 色々と違いはありますが、大きさで比べるのが一番わかりやすいです。細菌はだいたい数μ~数十μm、ウイルスは数十n~数百nmとなります。

 1μm(マイクロメートル)は1メートルの100万分の1、1nm(ナノメートル)は1メートルの10億分の1を表すので、ウイルスが恐ろしく小さいことがわかります。

 細菌は光学顕微鏡で観察することができます(とはっても、高性能のものに限る)が、ウイルスは小さすぎて電子顕微鏡でしか見ることができません。

特効薬が作れたらきっとノーベル賞もの!?

















 さて、今日はインフルエンザについて色々と書いてみましたが、参考になる情報はありましたでしょうか。まだまだ寒い日が続きますので、ショッピングモールや人がたくさん集まる場所に行く際には、マスクを着用し、こまめに手洗いを行い、インフルエンザの感染予防に努めてまいりましょう!

 以上、教務係のウエゾノがお伝えしました。