2014 年 1 月 のアーカイブ

2014年1月31日(金) 第210号 『ようこそ、宮崎公立大学へ!』

2014 年 1 月 31 日 金曜日

こんにちは。早いもので、年が明けてもう1ヶ月が過ぎましたね。

学生のみなさんは、後期全15回の授業も終了し、総まとめの定期試験が始まりました。

試験を乗り切れば、待ちに待った春休み。それぞれの学年の終了へと近づいています。

 

 

夏休みや春休み。学生のいない大学は、とても静かです。

今年もそろそろそんな時期が・・・・・、と思いきや、今年はいつもと少し大学の様子が違うようです。

 

「アニョハセヨ~~~!!」

 

宮崎公立大学では、学術交流協定校、了解覚書校との間で、交換留学、短期研修の派遣、受け入れを行っています。

短期研修生の受け入れに関しては、これまで夏に実施し、主に中国、韓国から多くの研修生を迎えてきましたが、今回初めて、冬の受け入れを開始し、韓国の蔚山科学大学校から6名の研修生が、この度無事!来宮しました。 (本学の国際交流の詳細はこちら

 

「ようこそ、宮崎公立大学へ!!」

 

6名の研修生のみなさんは、1月24日から約4週間、宮崎公立大学で、日本語を学び、日本の文化に触れ、宮崎を満喫する予定ですが、今回の花金は、その研修生の歓迎会の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

学生の手によって見事に飾りつけられた、手作り感あふれる素敵な会場。

この歓迎会は、研修生のサポートをしてくれる本学学生による「パートナー」が主体となって開いたものです。

 

本学理事長からの心温まる歓迎の言葉の後、早速、研修生1人1人が自己紹介をします。

 

「日本語をしっかり勉強したいです」

「日本のことをたくさん知りたいです」

 

はにかみながらも、しっかりした日本語で、意気込みを伝えてくれます。

 

会場の外では、この後、歓迎のダンスを行うフラサークルの3人が緊張しながら最後の調整をしています。

入場→

すばらしい笑顔のフラダンスで研修生を歓迎します。

 

本学人文学部長の乾杯の後は、食事を取りながら歓談タイム♪

 

「日本で何がしたいですか?」

 

「サンメッセに行きたい!」「鵜戸神宮に行きたい!」

 

ほお~、宮崎のことをよく知ってる~。

 

自己紹介の時には出てこなかった、学生らしい一面も。

「日本でプリクラをたくさん撮りたい!」

 

どうやら、韓国のプリクラは日本のように高機能ではなく、目が大きくなったり、美白になるマジックは起きないとのこと(笑)

パートナーは、プリクラのすごさを熱く語ります。日本の技術はすごい!!

 

最後は、本学国際交流部会長が、笑いをとりつつ、一本締めで終了。

 

研修生は、4週間のプログラムで、日本語を学ぶ他、茶道、華道、ゆかたの着付け体験や、ホームステイを行いながら日本の文化に触れ、最終日には、日本語弁論大会で研修の成果を発表します。

 

そして、本学学生によるパートナーのみなさんは、その間、研修生をサポートし、研修生と接する中で多くの異文化を体験することになるでしょう。

実は、パートナーの多くは、異文化実習(約1ヶ月間、協定校等で語学・文化研修を行う本学の科目)で韓国に行った学生で、今回来学している研修生とも既に友人関係だそうです。

かつてサポートしてくれた友人を日本でサポートする。とても理想的な交流が成り立っているんですね。

 

研修生のみなさん、研修生をサポートする本学パートナーの学生のみなさん、充実した素敵な時間をお過ごしください☆

 

 

 

2014年1月24日(金) 第209号 『卒業論文、提出しました』

2014 年 1 月 24 日 金曜日

 

みなさまこんにちは。

毎日寒い日が続いています。

 

学内でも白いマスク姿の方をちらほらとお見かけしますが、

みなさまは風邪などひかれていないでしょうか ?

 

さて、今週はこれをなくしては語れません。

1月23日(木)は、『卒業論文提出日』です !

本学では提出日はこの1日だけ。

9時~16時30分までとなっています。

 

まさに大学での学びの集大成。

汗と涙の結晶である卒業論文を手に、

学生たちはぞくぞくと会場へやってきます。

 

受付開始時間からこの行列。

こちらまでドキドキしてきます。

その場面にいることができなかったのですが、

受け付け開始のカウントダウンの声が聞こえたそうです。

 

さて、受付をすませたら…

まずはこちらでお待ちいただき

順番に卒業論文・概要書のチェック。

様式やページ数などなど細かな確認がされます。

(ここが難所。間違いはないかな ? )

 

クリアしたら、

次はこちらで卒業証書の氏名確認。

 

それが終わると

就職支援室のみなさんに笑顔で迎えられ、

進路の確認。

 

ここで教務係の経験もある就職支援室竹下さんより

どうしてもということで(?) 提出にこられた学生の皆さんへひとこと。

「みなさん、卒論も就活もよくがんばりました ! 」

みんなのお父さんのようです。

( お兄さんのほうがよかったですか ? )

 

さてさて次は

「借りたままの本はないですか ? 」

図書館職員による未返却図書の確認。

 

まだ返していないことが発覚した学生さんは、

少し肩をすくめながら…

最後は

卒論発表会支援システムの登録・確認を行います。

このシステムは2010年度卒業の石丸くんが作成したもの。

今もこんなに大活躍です !

ありがとうございます !

 

 

さて、すべての確認を終え、

無事に卒業論文を提出しました…

林ゼミ・水野くんです !

( なぜか素敵な絵画とともに… )

余裕の笑顔です。

なんと水野くん、

実は驚くほど早い時期に論文を書き上げていたとのこと。

「なんでも早めに済ませておきたいんです ! 」

「後でバタバタするのが嫌なんです ! 」

素晴らしい。

夏休みの宿題を

最終日にえらい形相で仕上げていた小学生のころの自分を思い出し

大変耳が痛かったです。( 今後一層気をつけます ! )

 

野球部員の水野くん。

残りの時間で部活動にもしっかり力をいれていたようで、

昨年開催され、見事準優勝に輝いた

「宮崎市長杯・大学社会人野球選手権大会」にも出場したそうです !

 

4月から、宮崎を出て他県で高校教師として新しい一歩を踏み出します。

「緊張も楽しめる」との頼もしい言葉。

きっと素敵な先生になってくれるはずです。

宮崎ではなかなかお目にかかれない、

大好きな某アイドルグループのライブも楽しんでくださいね(笑)

 

そして、

無事全員提出を終えた林ゼミのみなさん。

やったー !!  です。

( もちろん素敵な絵画の前で… )

 

そしてなにやらみんなで携帯を手にごそごそ…

ゼミ担当教員林先生へ、

それぞれがいっせいに報告メールを

送ー信ッ !!

林先生、きっとびっくりしたでしょうねー !

 

そんなこんなで、

みなさんほんとうにお疲れ様でした !

これで少しはほっとしたかな ?

 

「 いえ、まだ発表会があります!! 」

 

そうです。

これからみなさんは、2月8日(土)から開催されます

卒業論文発表会に向けて準備を始めるのです。

事前申込・入場料は不要です。

どなたでもご入場いただけますので、

ぜひ学生のみなさんの汗と涙の結晶をご覧ください !

( スケジュールは本学ホームページのトップページからどうぞ )

 

卒論を提出した学生のみなさん。

発表会の準備の前に

どうか今日は、ゆっくり眠ってくださいね。

ほんとうにお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

2014年1月17日(金) 第208号 『人間力=魅力的』

2014 年 1 月 17 日 金曜日

今回は、卒業予定の学生に、大学生活について、インタビューしたいな~と思い、

様子をうかがっていたのですが、卒論提出日が近いということで、皆さん忙しそう…。

ですが、そんな中!

中山ゼミのクスノキさんが、快くインタビューに答えてくれました。

 

では、さっそく。

 

Q.大学生活を振り返って、印象に残っていることは?

いっぱいありますが…

ひとつ挙げるなら、アイルランドに留学したことです!

大学3年生の時に、留学したいと思うようになり、

それを目標に英語の勉強にも、より力を入れるようになりました。

海外で生活して様々なことを感じ、実体験から得るもの、改めて考えさせられたことが沢山ありました。

 

 

Q.例えばどんなことですか?

留学中、1か月間、ヨーロッパを一人旅しました。

小学生の頃から、憧れていた場所を訪れた時は、とても幸せな気分になりました。

その旅は、沢山の人との出会いがあり、私にとって、かけがえのない思い出の一つとなっています。

『英語』に関して言えば、『英語』が話せても、人間関係がうまくいっていない人もいましたし、

反対に、『英語』があまりうまく話せなくても、友達も沢山いて、

上手にコミュニケーションを取っている人もいました。

 

私も英語学習者ですし、英語は世界各国の人とコミュニケーションを取るツールとして、勿論大切だけれど、

それと同時に、『人間力』を高めて、『魅力ある人』にならなければならないと感じました。

それは、海外に出てみなければ、気が付かなかったことかもしれません。

 

そして、アイルランドに留学してから、大学生活の集大成、卒論のテーマも決めることが出来ました。

アイルランドには、偉大な作家が沢山いて、彼らがどういう作品を書いているのか非常に興味を持ち、

その中でも、私は、James Joyce の『Dubliners』について、書くことを決めました。

 

 

 

Q.今、その真っ只中だと思いますが、卒論を書いていて、苦労したことは何ですか?

“英語を読む”だけではなく、作者の意図や気持ちを“読み取る”ことに時間をかけ、

“美しい日本語”に注意して書くことが、非常に苦労した点です。

 

Q.“美しい日本語”とは?

私達が使っている日本語は、文字にすると、間違いが多く、また曖昧な表現も多くあります。

主述関係を始め、接続詞や文の流れ、すわりといったことも、中山先生から指導を受けて、学びました。

“英語”を書く上で、“日本語”が非常に大事なポイントになることも、学んだことの一つです。

 

Q.卒業後の進路を聞いてもいいですか?

4月から、教員になります!

生徒と一緒に、何にでも一生懸命取り組み、生徒が卒業しても、ふと思い出してもらえる、

そんな先生になりたいと思っていますッ!!

 

 

 

クスノキさんが、この大学生活で、多くのことを学び、充実した時間を過ごせたということが、

とても伝わってきました。

 

クスノキさんの言葉を借りれば、

大学生活こそ、『人間力を高めて、魅力的な人間になる』準備の時間でもあると思いますし、

絶好のチャンスだと思います!!

学生のみなさんには、この時間をぜひ!大切に過ごしてほしいなぁと思います。

 

個人的な感想ですが、

2年生の頃から、クスノキさんを知っているので、改めて、彼女の成長も感じ、

『クスノキさんも卒業して、これから社会で頑張っていくんだなぁ』と、

ひとり、感慨深い気持ちになりました…。

 

私の突然のインタビューにも、気持ちよく、ハキハキ答えてくれた、クスノキさん。

貴重な時間をどうもありがとうございました(*^_^*)

 

 

最後にひとつ、

育児休暇でお休みしていたこの方が、今月からCALL事務室に復帰しましたー!

ニイナさんです!

ニイナさんから一言(^O^) 『仕事も育児も頑張りますッ!!』

 

 

また、ニイナさんと私で頑張っていきますので、よろしくお願いします!

 

 

2014年1月10日(金)第207号『謹賀新年』

2014 年 1 月 10 日 金曜日

あけましておめでとうございます。

昨年は、たくさんの方々のご支援のもと、宮崎公立大学は開学20周年という節目の年を迎えることができました。

本当にありがとうございました。

そして、22年目を迎える宮崎公立大学をよろしくお願いします。

(花金もよろしくお願いします!)

 

 

さて、皆さんはどのようなお正月を過ごされたのでしょうか?

ちなみに、わたくしアカザワは9連休ということで久しぶりに帰省しました。

「実家でゆっくりと寛いで、心も体もリフレッシュ!」のはずが、3歳の息子と76歳の父親に振り回されて疲労困憊。

気がつけば休みが終わっていました。

こんなハズではなかったのに…。

それでも!

ヤンチャながら元気一杯な息子と、いつまでも頑固さを保ち続けていられるタフな父親に囲まれて過ごす時間というのも幸せなものだなあ

と、ちょっと感傷的になったりもしたお正月でした。

 

今回の花金は、そんなお正月を過ごしたアカザワが、自分のことは思い切り棚に上げ、

「この長いお正月、皆さんはきっと今年の目標なるものを立てたに違いない」

と何の根拠もない確信を胸に秘めつつ、花金でお馴染みの職員の方々に取材しました。

(※誌面の都合上、全員分ではありませんが悪しからず)

 

 

「ズバリわたしの今年の目標はこれだ!」 スタート♪

 

企画総務課 タナベさん。

斬新かつ豊富なアイデアに満ち溢れているタナベさんが、さらに「ちょっと斜め」からの視点を手に入れたら・・・

企画総務課:タナベさん

 

 

企画総務課 クワバラさん。

「タナベさんとちょっとかぶってしまって・・・。変更した方がいいですか?」 ←マジメな人柄が滲み出ています。

企画総務課:クワバラさん

 

 

学務課 ヒライさん。

馬の絵の横に「うま」と書いてしまうあたり、すでに余裕がないのでは・・・

学務課:ヒライさん

 

 

学務課 ハマダさん。

もう座っちゃってます(笑) ちなみに隠れ目標は「小笠原諸島に出現した新島に上陸する」だそうです。

学務課:ハマダさん

 

 

就職支援室 タケシタさん。

自分の目標以外に、ヤマモト室長補佐の目標と、図書館の目標(勝手に設定されても困ります)を書いたそうです。

就職支援室:タケシタさん

 

 

企画総務課 ツエさん。

①頑張って目標を達成してください。

②絶対に達成できる(というか、すでに達成している)ことをみんな知っています。

企画総務課:ツエさん

 

目標にも皆さんそれぞれの個性が溢れていますね。

「個」の力をうまく結集して、MMUという組織がより逞しく成長していければと思います。

 

では最後に、慌てて立てたアカザワの今年の目標を。

図書館:アカザワ

 

「あいうえお作文」を完成させることを優先してしまいました。たぶん、いやきっと、達成できません…

というわけで、これならどうだ。

 

「来年の正月こそ、一年の目標をしっかりと立てる」

 

お後がよろしいようで。