2019 年 3 月 のアーカイブ

平成31年3月29日(金)第449号『平成最後の・・・』

2019 年 3 月 29 日 金曜日

平成最後の3月も残すところ僅かとなりましたが、平成最初の3月を思い出しました。

今回はそんなお話です。

 

日本の学校の「年度」は4月から翌年3月までの1年間ですが、

その年度区切りで「平成○年度入学」や「平成○年度卒業」と表現するのが通例ではないでしょうか?

 

時の巡り合わせで、私たちの学年が最初に「平成元年度卒業」と名乗るはずだったのに、

一つ上の学年が「平成元年3月卒業」と銘打っていて、憤りを感じた記憶が鮮明によみがえりました。

 

「昭和」から「平成」への変わり目は子どもの頃でしたが、

ちょうど節目の年だったので覚えているのだと思います。

その先輩方はきっと「平成元年度入学」だったことでしょう。

 

平成の歴史を振り返る特集は各メディアで扱われていましたが、

みなさんは、その瞬間、何を考え、どうしていたのでしょうか。

これを機に当時を振り返ってみるのもこの週末の過ごし方としていかがですか?

 

 

さて、本学の歴史を紐解けば、開学は平成5年度ですが、

昭和の頃から大学設置について動きがあったようです。

http://www.miyazaki-mu.ac.jp/university/outline.html の沿革ご参照ください。)

 

「宮崎大学教育学部跡地へ新大学設置の意向を宮崎市議会で表明」されたのは

昭和636月で、平成元年2月には「高等教育懇話会は新大学設置の必要性を認め、

報告書を提出」されているようですね。

 

 

先週、平成30年度の卒業生が本学を巣立っていきましたが、

就職または進学した彼らは平成31年度の新入社員(新入生)として新時代を築いていくことでしょう。

この記念すべき節目を30年後、40年後に思い出せるよう胸に刻み、

新しい一歩を踏み出してください。

ご活躍をお祈りいたします。

 

 

そして数日後に行われる「平成31年度」の入学式。

新入生のみなさんも本学でしっかり学んで、新時代を切り開いていって欲しいと思います。図書館も全力で応援しますので、どうぞご利用ください。

 

 

以上、平成元年度に○学校を卒業したヒガシがお伝えいたしました。

 

 

(おまけ)

今回の改元のタイミングなら年度末には「(新元号)元年度」の表現もアリなのかな?

気が早いですが、次年度の卒業式など、各学校・大学の動向や対応が気になります。

 

 

<宣伝>

図書館広報紙『Camellia』のVol.8では新元号をテーマに各分野の先生方に執筆いただいております。図書館ホームページからもご覧いただけますので、是非ご一読くださいませ!!

http://www.miyazaki-mu.ac.jp/library/camellia.html

 

 

平成31年3月22日(金) 第448号 『卒業式』

2019 年 3 月 22 日 金曜日

みなさまこんにちは。

本日、平成31年3月22日(金)は、

タイトルでお察しの通り…

平成30年度 宮崎公立大学 卒業式です。

 

諸事情により、式の様子はお伝えできませんが、

準備の様子を少し見ていただけたらと思います。

 

まずは、恒例の「ちょボラ」。

花金読者のみなさまにはすっかりおなじみとなりましたが…

ご存じのとおり、大学周辺を清掃いたします。

 

卒業生のみなさん・保護者のみなさまを、

気持ちよく会場へお迎えするために

職員一同、いつもよりちょっと早起きして

あたたかくなったような、

でもまだ少し風が冷たいような、

この季節らしい朝の空気の中、

軍手にほうきで落ち葉と戯れます (笑)


3月20日(水)の朝の出来事です。

21日(木)の春分の日をはさみます。

どうか当日まで、

この美しさが保たれますように…

(落ち葉の歩道もわりと好きです。個人的に)

 

 

午後からは、卒業式会場となる講堂の設営です。

職員のみなさん、ただただ手際がいいです。

テキパキ。

テキパキ。

 

そして、リハーサル。

細かなところを再度確認。

 

さぁ、卒業生のみなさま !

こちらの準備は整いました !

 

あとはみなさんの晴れやかな笑顔を待つばかり !

 

講堂前の桜の花は… ?

とても慎ましやかに、奥ゆかしく、咲いていました。

※写真について…

曇天、そして、カメラがなぜか

「お料理モード」設定だったことをお許しください…

 

 

みなさまがこれを読んでいる頃には、

このロビーも、

会場も、

華やかなみなさんでいっぱいになっていますね !

 

 

卒業生のみなさん、

本日は、ご卒業おめでとうございます !

久しぶりの卒業式用スーツが不安で、

何度もクローゼットから出しては (脚がとおるかを) 確認している

ツエでした。

平成31年3月15日(金)第447号『さくっとお知らせ』

2019 年 3 月 15 日 金曜日

みなさま、こんにちは。

今回は、サクッとお知らせをいたします!

 

グローバルセンターではただ今、不要になった語学系雑誌の無料配布を行っております。

雑誌たち

 

 

学生のみなさんも~!

ティエンさん

 

職員のみなさんも~!

ゴトウさん

 

教員のみなさんも~!

マツモト先生

 

興味のある方は、グローバルセンター入口に置いてありますので、

お気軽にお立ち寄りくださいませ~。

 

以上、グローバルセンター新名がサクッとお伝えしました~!

 

平成31年3月8日(金)第446号『ハカと戦車男』

2019 年 3 月 8 日 金曜日

現在、本学学生20名がニュージーランドで1か月間の短期留学に臨んでいます。

本号では、ニュージーランドから送られてきたリアルタイムな留学の様子を写真で皆さんにお伝えしたいと思います。

宮崎から羽田、成田を経由して、ニュージーランドのオークランド空港へ到着。

目的地のハミルトン市はここからバスで2時間ほどの距離。

本学の短期留学プログラムは、「異文化実習」という正課科目の1つとして実施されます。

それぞれのプログラムを担当する専任教員が配置され、事前・事後の研修や引率を行います。

写真は不自然なほどに学生をガイドするニュージーランド実習担当のビンガム先生です

LINEで送られてきたのでどういう状況かはわかりません)。

ニュージーランドでの短期留学プログラムは、ワイカト大学パスウェイズカレッジでの英語研修がメインです。

15時以降は自由参加のスポーツサークルや英会話クラブ、ワイカト大学の学生との交流イベントなどが行われます。

写真はボーリング交流会の様子です。

週末はラグラン海岸やロトルアなど、オークランド近郊の様々な観光地に出かけます。

写真は、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影場所ともなったホビット村へのフィールドトリップの様子です。

  

今日ご紹介した写真はほんの一部であり、ニュージーランド研修のLINEグループには「セレモニーでの学生スピーチ誰にする?」「出し物どうしようか?」「今度のフィールドトリップはフィッシュアンドチップスがあるからランチは持ってこなくていいらしいよ」といった楽しそうな情報交換が活発に行われております。

 

国際交流担当の私は現地でのトラブルに備えてライングループに加えてもらっているのですが、楽しそうなやり取りを眺めながら安心しています。

  

そこにとても気になる書き込みが。

  

「今日ハカ見たけど」

  

おそらく彼女は墓地を訪れたのではありません。

 

 ラグビー界において世界最強のニュージーランド代表オールブラックスが試合前に踊るマオリ族の民族舞踊Hakaを見たのでしょう。

  

ハカをご存じない方はインターネット上で動画を見ていただきたいのですが、それはまあ勇ましい踊りです。

ハカは英語で”War Cry”と表現されるように、その起源はマオリ族が戦争の際に相手を威嚇し士気を高めるための「鬨の声」であったと言われています。

  

私は高校時代にラグビー部に所属していたのですが、大阪府の花園激戦区に出身高校が位置しており(全国大会常連の6校に囲まれていました)、練習も合宿も試合も壮絶な思い出がたくさんあります。

ラグビーを経験されたことのない方にはこの壮絶さがなかなか伝わらないかと思いますが、90kgくらいあるムキムキの大男が楕円のボールを持ち、50m6秒台前半くらいの尋常じゃない速度でこちらに爆走してくる様子を想像してください。

 

ラグビーの守備は1対1で対面する自分の相手を必ずタックルで仕留めなければ、防御ラインを突破され、大量失点につながります(トライされると一気に5点も失います)。敵前逃亡は許されません。

 

そこで我々に残された唯一の防御手段はタックルです。タックルというのは、90kg高速突進戦車男のヒザに自分の生身の肩をぶつけて相手の突進をストップするという離れ業です。

(最近は肩に衝撃吸収パットを入れるそうですが、1990年代半ばにはまだそのような優しい配慮がありませんでした)。

 

走ってくる相手のヒザに自分の肩を合わせるということは、必然的に自分の顔面を戦車男のヒザの前に投げ出すことになります。

  

これは怖い。ほとんど狂気の沙汰です。

世界有数の治安を誇る日本社会で、高速移動する戦車に顔面から対決を挑む機会ってありましたか?

「帰宅部の同級生が河川敷の堤防でのんびりとかき氷食べているときに、なぜ僕は戦場にいるのだろう」といつも自問自答していた気がします。

  

このような壮絶なスポーツだからこそ、ハカで相手を威嚇し自らを鼓舞する必要があるのです。

そして戦車男の突進から逃げることなく見事食い止めた者には、仲間から「勇者」の称号が与えられ、誇り高きチームの一員としてのアイデンティティーが形成されていくのです…

  

以上のラグビー観は私の偏見と誇張と脚色とノスタルジーが存分に含まれているので70%オフくらいでお読みいただけると幸いですが、LINEの「ハカ」の二文字を見て、いいなあ、僕も見たいなあ、ニュージーランド行きたいなあ、と改めて感じました。

いつもながら、大学生のうちに地球上を飛び回る学生たちが羨ましいです。

  

以上、妻から時々「話二倍盛り関西人」と呼ばれているグローバルセンターのコバヤシがお送りしました。