平成最後の3月も残すところ僅かとなりましたが、平成最初の3月を思い出しました。
今回はそんなお話です。
日本の学校の「年度」は4月から翌年3月までの1年間ですが、
その年度区切りで「平成○年度入学」や「平成○年度卒業」と表現するのが通例ではないでしょうか?
時の巡り合わせで、私たちの学年が最初に「平成元年度卒業」と名乗るはずだったのに、
一つ上の学年が「平成元年3月卒業」と銘打っていて、憤りを感じた記憶が鮮明によみがえりました。
「昭和」から「平成」への変わり目は子どもの頃でしたが、
ちょうど節目の年だったので覚えているのだと思います。
その先輩方はきっと「平成元年度入学」だったことでしょう。
平成の歴史を振り返る特集は各メディアで扱われていましたが、
みなさんは、その瞬間、何を考え、どうしていたのでしょうか。
これを機に当時を振り返ってみるのもこの週末の過ごし方としていかがですか?
さて、本学の歴史を紐解けば、開学は平成5年度ですが、
昭和の頃から大学設置について動きがあったようです。
(http://www.miyazaki-mu.ac.jp/university/outline.html の沿革ご参照ください。)
「宮崎大学教育学部跡地へ新大学設置の意向を宮崎市議会で表明」されたのは
昭和63年6月で、平成元年2月には「高等教育懇話会は新大学設置の必要性を認め、
報告書を提出」されているようですね。
先週、平成30年度の卒業生が本学を巣立っていきましたが、
就職または進学した彼らは平成31年度の新入社員(新入生)として新時代を築いていくことでしょう。
この記念すべき節目を30年後、40年後に思い出せるよう胸に刻み、
新しい一歩を踏み出してください。
ご活躍をお祈りいたします。
そして数日後に行われる「平成31年度」の入学式。
新入生のみなさんも本学でしっかり学んで、新時代を切り開いていって欲しいと思います。図書館も全力で応援しますので、どうぞご利用ください。
以上、平成元年度に○学校を卒業したヒガシがお伝えいたしました。
(おまけ)
今回の改元のタイミングなら年度末には「(新元号)元年度」の表現もアリなのかな?
気が早いですが、次年度の卒業式など、各学校・大学の動向や対応が気になります。
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図書館広報紙『Camellia』のVol.8では新元号をテーマに各分野の先生方に執筆いただいております。図書館ホームページからもご覧いただけますので、是非ご一読くださいませ!!
http://www.miyazaki-mu.ac.jp/library/camellia.html