2012 年 2 月 のアーカイブ

2012年2月24日(金) 第118号 『ひむかかるたと春待ち人』

2012 年 2 月 24 日 金曜日

みなさまこんにちは。

今週の宮崎は、寒い雨が降ったかと思えば、

急にぽかぽかの晴天になってみたりのお天気。

いつもの調子で外へ出て、

あわててぐるぐるに巻いたマフラーをはずしました。

 

気温の変化に体調を崩されていませんか ?

 

さて、今回は、

週末に開催されました熱気あふれるイベントを

少しご紹介させていただきます !

 

それは先週 2月18日(土) 。

前回の花金でヒライさんからもお話のありました

「第5回 ひむかかるた競技大会」です !

 第5回ひむかかるた競技大会

 

大会会場である本学体育館の重い扉をそーっと開けると、

ちょうど第1試合が始まるところでした !

扉の向こうは…

個人戦・団体戦が同時進行で行われるため、

すでに会場では、たくさんの選手のみなさんが畳をはさんで緊張の面持ち。

しんと張りつめた空気の中、

競技のルールについてのアナウンスが流れ…

 

いよいよ試合開始 !

「どおーん !! 」

(試合開始を告げた大きな太鼓の音を表現しております。念のため)

 

読み札が読まれるたびに、

「はいっ ! ! ! 」

と、元気いっぱいのかわいらしい… いや、真剣な迫力ある声とともに

畳を叩く音があちこちから一斉に !

白熱

は、はやい。

小学生とは思えないスピードで絵札がそのかわいらしい… 

いや、頼もしい手の中へ !

 これが噂の「旗技」

46枚もあるこの読み札を、ちゃんと覚えているんだなー

みんながんばって たくさん練習したんだろうなー

 

カメラのシャッターをきりながら(安いデジカメですが…)、

まるで自分の孫でも出場しているかのように目を細めてしまいました。

( なぜ、「孫」? )

選手のみなさん、ほんとうに一生懸命で真剣。

その姿が逞しくもあり、凛々しくもあり、でもやっぱりかわいい…

 

幼稚園の部へ出場されている 選手のみなさんにいたっては、

絵札を1枚1枚、「いち、にぃ、さん、…」と 数えているだけで目が細まります。

正座して、ちょこんと、きちんと座っているだけで また目が…

その「必勝」のはちまきが…

 

いえいえ、かわいいだけではありません。

 

この「ひむかかるた競技大会」は、

宮崎の文化、歴史、産業、風土、偉人などを綴った郷土かるたの競技をとおして、

若年層を対象に地域についての知識と愛情を育み、高揚させることにより、

「ふるさと・みやざき」のイメージを再生、創造する…

という目的で開催されるものです。

(第5回ひむかかるた競技大会要項より)

 「はいッ !!」

楽しく宮崎を学べる、一石二鳥の「ひむかかるた」。

みんなでかるたをして楽しかったこと。

たくさん練習したこと。

選手として大会に出場したこと。

勝ったこと、負けたこと。

どれも、ずっと思い出として残る キラキラな時間になるだろうな…

(大人になってから、あの時お手つきしちゃったよねーとか話したりして)

 

絵札を取ることができた時や、試合に勝てた時。

仲間同士で笑顔、

絵札を応援のご家族のみなさんに見せて また笑顔。

選手のみなさんの たくさんの笑顔をみていたら、そんな風に思いました。

 勝敗は !

さらに…

いつの間にかみんな、「みやざき博士」になっているはずです !

 

 

いろんな想いに浸っているうちに、

ハッと気づけば もう3月がそこまでやってきています。

大学構内にある桜やイチョウも、春に向けて準備しているようですよ。

 

すっかり葉の落ちたイチョウですが…

葉の落ちたいちょうですが…

ぷくっと膨らんでいます。

小さな葉っぱが出てくる準備をしています。

 新しい葉が準備中

そしてこの講堂前の桜も…

この桜も…

きれいな花をさかせるために ひそかに力を蓄えています。

力を蓄えて

(写真が暗くてすみません…。腕を磨きます)

 

 

桜の花は、寒い時期があってこそきれいに開花するそうです。

いよいよ明日は、本学の一般選抜前期試験が行われます。

この日のために、ひたすらに、一生懸命努力してこられた受験生のみなさんも、

その努力が ぱっと花咲きますように !

 

今日は 早めにやすんで、

明日の試験に備えてくださいね。

 お会いできるのを楽しみに

そして、春にはまたここでお会いできますように !

 

申し遅れましたが今回はツエがお届けしました。

来週の花金もどうぞお楽しみに !

2012年2月17日(金)第117号「あなたを導く“Flag”を探して」

2012 年 2 月 17 日 金曜日
国公立大学の一般選抜前期日程試験まで、あと1週間程となりました。

本学でも今年度から新しく設置した鹿児島会場も含め、九州内全3会場で前期日程の入試を実施します。

少しずつ、着々と準備が進んでいってますよ!

写真から伝わるでしょうか…書類・書類・書類の山です。

写真から伝わるでしょうか…書類・書類・書類の山です。

受験生のみなさんは、体調など崩されていないでしょうか・・・?

試験対策はいくらしても足らない気がしてならないとは思いますが、少しでも良いので、時には休養をとることも次に進むためのステップになります。

頑張りすぎず、力を抜き過ぎることなく、万全の状態で試験に臨まれることを願っております。

(その加減が難しいんですよね。わかります、その気持ち!)

 

ちなみに、前期日程で合格して本学に入学した先輩として「こんな勉強しました!」という経験談を1つ・・・

 ①ひたすら過去問題を解く。(ギリギリですが、まだ過去問題の請求、間に合いますよ!☞請求ページのリンクはこちら

 ②長文読解や英作文が多かった印象があったので、似たような雰囲気の問題を参考書や問題集から探してきて、これまたひたすら解く!

   →学校の英語の先生等に添削してもらって、ダメだったところは復習!

 ③自分の弱点を徹底的に勉強!(私は語彙力が弱かったので、単語帳が相棒でした。)

  ↑の①~③をローテーションで行っていく!!!

時々、過去問題が難しすぎて解けなくて心が折れかけた時もありましたが(笑)、気分転換で単語覚えながら好きな音楽を聴いたり、

他の国公立大学を受験する友達と、ときに励まし合ったり、ときに「受験終わったら○○しようね!」話に花を咲かせたり・・・

 

とにかく、根を詰めすぎず、適度に息抜きしながら勉強し続けられたのが良かったのかな…と今振り返って考えています。

ぜひ、受験生の皆さんが晴れてMMUに入学された際には、皆さんの受験勉強エピソードを聞かせてください!

出来れば、オープンキャンパスや各種入試関連イベントで、皆さんの後輩たちに向けてお話してあげてください。

コツコツと頑張ってきた皆さん一人ひとりの経験が、きっと誰かの「道しるべ」になっていきますよ☆

 

そんな「道しるべ」からちょっと連想して(!?)、“旗”の小気味よい音が響く、ある日の在学生の様子をお届けします!

出場者以外の方の見学も大歓迎です!

明日、2月18日(土)本学の体育館にて「第5回 ひむかかるた競技大会」が開催されます。

毎年恒例の行事となってきた、この「ひむかかるた競技大会」。

本学の梅津ゼミの前身、新井ゼミより事業を受け継ぎ、はや5回目の大会となりました。

今年度も100名近くの参加者が集まり、白熱した試合を繰り広げます!

審判を行うのは本学学生!梅津ゼミのゼミ生を中心に一般ボランティアとして、梅津ゼミ以外の学生も多数参加します!

 

下の写真は、13日の月曜に学内で行われた審判講習会の模様。

白旗は準備OKの合図!

お手つきや反則など、過去4回の大会が行われて積み上げられてきた事例から新しいルールが生まれ、今年もそのルールに則り試合が行われます。

たくさんの時間練習を行い、本気で当日に挑んでくれる出場者に審判は毅然とした態度で判定を行わなければなりません。

そのために、この講習会では、最初にひと通りのルールを学んだあとに、実践形式で審判の練習を行います。

出場者役の学生はわざと色々なお手つきをして審判に判断を求めます。

当日どんな事例が出ても正しい判断ができるように…と、出場者の皆さんのために審判をする学生さんたちの練習にも熱が入ります!!

 

会場の雰囲気を作るのは、何と言っても審判が持つ“旗”の「バサッ」という切れのある音。

初めて「ひむかかるた」の様子を見に行った私でも、審判の皆さんが振る旗の音を聴いていると「なんだか背筋を伸ばしてシャキッとしなきゃ!」という気分にさせられました。

この旗の果たす役割は、出場者を正しい方向へ導くだけではなく、会場の雰囲気全体すらもピリッと緊張感のあるものへと変える大きな役割を果たすのです。

ぜひ、出場者の皆さんが繰り広げる熱い試合の数々と、皆さんを導く審判の“旗技”も楽しみに、「ひむかかるた」の会場に足をお運びください!

当日はこのように畳が敷かれ、戦いのフィールドが作られます!

当日もこの畳の上が戦いのフィールドです!

 

 

☆おまけ☆

ちなみに、上述の畳は梅津ゼミの皆さんが下の写真のようにせっせと運び1枚1枚丁寧に運んで準備をしております。

こんな感じで頑張っております!

こんな感じで頑張っております!

 そんな頑張りが背景にあることも感じつつ、出場者の皆さまが楽しめる素敵な大会になることを願っています!

 

以上、旗と言えば、大好きなBUMP OF CHICKENの「メロディフラッグ」という曲を思い出す、学務課ヒライがお送りしました!!

2月10日(金)第116号『ゴム状の時間帯(おび)』

2012 年 2 月 10 日 金曜日

「つい最近宮崎に来たようです」、
「あっという間に宮崎での生活が終わってしまいました」

 

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これは、明後日2月12日に韓国へと帰国の途に着く蔚山(うるさん)科学大学生の声。
筆者は、蔚山科学大学からの初代交換留学生を受け入れた
本年度の国際交流担当であったことを光栄に思う。

 

崔(チェ)スヒョンさんと南(ナム)ジュンヨンさんは、この歴史なき留学制度に対し、
不安、不明、不思議…様々な「不」に直面しただろう。
それでも、彼らは本学の教育課程や各種制度に順応し、この地での生活にすぐに慣れていった。
事務局を訪れる時は常に笑顔で、日本語でユーモアたっぷりに日常あったことを話してくれた。

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(一緒に写っている2名は中国・蘇州大学からの交換留学生)

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特に、南さんについては、英語専攻であり、留学開始直後はほとんど日本語を話さなかった。
しかし、宿舎での地道な努力や失敗を恐れないコミュニケーションの姿勢を以って、日に日に、着実に、その語学力は成長していった。

  
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これは、2月6日、タウン誌の取材を受けている2人。インタビューのやりとりはもちろん全て日本語。この中で、宮崎に対する印象を聞かれ、「本当に人が優しい。心に余裕があると思う」と約半年過ごした街について語っていた。
「時間が過ぎていくものではない」という意見を聞いたことがある。
そうではなく、時間は増えるものだ、とか、時間は消えていくものだ、とか。

私は、「自分の時間帯(おび)を伸ばしていく」という感覚を抱いている。
自分が知らない過去の『時間』を感じることはできない。
生まれたときを零(ゼロ)として、時間というゴム状の帯が伸び続けているように感じるのだ。
そして、その伸びるスピードは、きっと、充実の度合いに比例して早くなる、そう感じる。

 

 

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これは、2月7日に行われた海外短期研修事業「異文化実習」で、中国・蘇州大学を1カ月間行く団員51人の結団式の様子だ。
また同じ時期に、28人の団員がニュージーランドへ異文化実習に向かう。

5カ月ですら「あっという間」と表現される海外での生活。
1カ月の短さは、果たして何という言葉で表せよう。

何か行為に至る前に、その行為について「思い出づくり」というラベルを貼ることに、筆者は大きな違和感を覚えるが、振り返る時間帯が長ければ長いほど、そこには数え切れない思い出となって詰まっているはずだ。
毎日、様々な物を感じ、様々な事を体験し、様々な人と話してほしい。
そして、将来その時期を振り返る際に、より色とりどりの帯が眼前に広がるような、そんな1カ月にしてほしい。

 

 

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これは、2月10日に開催された、韓国の蔚山大学校で交換留学を行った学生による留学報告会の模様。
後輩学生が目を輝かせながら帰国者の話を聞く。
一年間分とは思えない時間帯の充実ぶりが、聞き手の関心を引き付けている。
二人は、どれほどの速度でこの帯を伸ばしてきたのだろう、想像に難い。
そして、こうした時間帯の継承が、大学の歴史を築き上げていく。

 

 

言わずもがな、時間帯の伸長を早められる術は、国際交流活動に限らない。
学生の皆さんには、日常から時間帯の伸長が早まるような毎日を送ってほしいし、筆者もそうあれるよう心がけて生きたい。
皆さま、よき花の金曜日、よき週末、そしてよき来週の一週間を。
(タナベ)

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(青春の一コマ…H24.1/6付ニュース掲載 川瀬ゼミによるポンカンデイズ)

2月3日(金)第115号『☆卒業論文発表会☆を聴きに行ってこよう』

2012 年 2 月 3 日 金曜日

みなさま、大変ご無沙汰しております。

 

3週間ぶりの花金、忘れやすい金丸です。

密かに楽しみにしていただいている読者のみなさん、

本当に申し訳ありません!

 

 

さて、本学では定期試験も終わり、学生のみなさんもホッとされたところではないでしょうか?

 

また、4年生は、今月24日が卒業論文の提出日でもありました。

4年間の集大成である卒論、この日のために、毎日夜遅くまで、

もがき苦しみながら、一生懸命頑張った様子は、

総務係にいながらもしっかり窺えましたよ。

 

先生も同様です。

 

私が学生のころは、先生の気持も露知らず、ぎりぎりまでのんびりしていた気が・・

大学で勤務するようになり、どれほど先生が心配していてくれていたことか、今になって思うのです。

 

学生のみなさん、先生方、本当にお疲れ様でした!

 

卒論がどのようなものか見てみたい!聴いてみたい!というそこのアナタに、素敵なお知らせが・・・・

 

卒業論文発表会☆

卒業論文発表会☆

 

ちょっと中を見てみると、

それぞれのゼミの特徴がタイトルからも感じ取られます。

おっと、以前、蘇州大学引率がきっかけで交流した学生の名前も・・

普段、学生と触れ合う機会の少ない私ですが、この引率で出会った学生たちは、

今でもお話する機会があり、いつも刺激をもらっているのです。

なので、卒業してしまうかと思うと少し寂しくもありますが、

学生たちの晴れ舞台、楽しみです。

 

詳しい日程は、HPにアップされています。

http://www.miyazaki-mu.ac.jp/sotsuron/index.html

 

本学の学生のみならず、地域の方々はじめ、どなたでも、気軽にお越しくださいね。