2015 年 2 月 のアーカイブ

2015年2月27日(金)第259号『選択』

2015 年 2 月 27 日 金曜日

「出身大学はどちらですか?」

大学事務局に勤務し始めて、以前よりも聞かれるようになった質問です。

私の答えは~「高卒です。」

この後、だいたい少し気まずい雰囲気が流れます・・汗

20数年前に自ら、大学へ進学するか、就職するかの選択をして、進んで来た道とはいえ、進学しておけば良かったかなぁと思う瞬間でもあります。

今こうして、大学で働くようになり、学生を間近で見ると、大学生活への憧れも混じりつつ、皆精一杯キャンパスライフを謳歌して欲しいなと願うばかりです。

そして、私自身が学生の親御さん世代に近くなればなるほど、謳歌しつつも、親御さんにあまり心配かけないようにね~とも思います。

さて、今週水曜日、本学の前期試験が行われました。

たくさんの受験生が本学入学を目指し、試験に臨まれました。

皆さん、実力を十分に発揮でき、これまで学んできたことが、合格という形で花開きますように。

人生は、たくさんの選択の連続で、その時は絶対これだ!と思ったとしても、1ミリも後悔しない選択はあまりないのではないでしょうか。

受験生の皆さんにとっては、大学選びは人生の中でも大きい選択のひとつだと思います。

そして、入学後にも、教科やゼミの選択に、留学するか?や、卒業間近となれば、どこに就職するか?などなど、たくさんの選択が待っています。

大学合格はゴールではなく、その後も人生は続いていくのです。

経験から言うと、自分で選べばこそ、多少後悔があっても、選択に責任を持てるもの。

最近では、職場には色々な人がいていい、いや、色々だからこそ、いいんじゃないかな?と思います。

以上、この春新入生となる皆さんを、笑顔でお迎えする日が待ち遠しい、企画総務課 ヤマシタがお送りしました。

2015年2月20日(金)第258号『目に、心にやさしい』

2015 年 2 月 20 日 金曜日

2月半ばの穏やかな冬の日です。
今回は、学内に植えられている様々な木々をご紹介します。

まずは大学正門から見る本校舎です。
右側に本学を囲んでいる楠が見えます。
そのまま入って右に進むと。

両脇にソメイヨシノや御衣黄桜、ケヤキ、楠、銀杏といった木々に囲まれた歩道が続いています。
なお、この記事を作成している今は2月なので、

 

本校舎前の芝生は白くなり、いかにも冬といった感じになっていますが、
先程の通路脇の地面が緑色なのは…

苔が地面を覆っているからでした。
乗るとモコモコして、なんとなく癒される気がします。

そのまま、通路を進むと

宮崎県のシンボルの木であるフェニックスとビロウが仲良く並んでいます。
ちなみに、私は教わるまで混植されていると気づきませんでした。

さらに進むと、


ユズリハ


コブシ

ヤマモモなどと出会えます。

 

その他にも、


ユリノキ


月桂樹

 

他にも、ブーゲンビリアやジャガランダ、桃やバナナなど、たくさんの種類の木々があるのですが、
とても紹介しきれないので、最後に本学のシンボルであるツバキをご紹介します。

残念ながら撮影をした際には正面広場のツバキに花が見当たらなかったので…

とある場所にひっそりと咲いているツバキをご紹介。

花の直径が12cm超えの「大輪」の見事な花が咲いていました。
ちなみに13cm以上のものは「極大輪」となるそうです。

このように、学内は様々な植物が500本ほど植栽されています。
場所によっては手軽な森林浴気分を味わうことも出来たりしますので、合間時間での散歩などで疲れた目や体、心の癒しなどに活用してみてはいかがでしょうか。

以上、総務係のモリハラがお送りしました。

2015年2月13日(金)第257号『恩師との再会の日に』

2015 年 2 月 13 日 金曜日

ここ数日、南国(?)宮崎でも「イヤーマフほしい・・・。」的な寒さが続いております。

一頃は、インフルエンザも猛威をふるっておりましたが、

皆さまは、健やかにお過ごしでしょうか?

 

前回までのブログでも紹介されていたとおり、

大学では、卒論提出、後期定期試験を終え、

平日には集中講義、週末には卒論発表会が開催されるシーズンを迎えています。

 

図書館でも、この期間中、提出されたてほやほや~の「卒業論文」を

カウンターの正面の一等地(←勝手にそう思っていますが。)に配架し、

多くの皆さんにご高覧いただければと考えております。

「玉稿入荷しました!!」

 

先週の土曜日から始まった「卒業論文発表会」。

プログラム全体のほんの一部分ですが、私も足を運ばせていただきました。

本学は、単科大学でありながら、専門ゼミが多様であり、

卒業時には、各自が様々な研究テーマで卒論を書きあげるというのが1つの特色となっています。

発表される研究はいずれもユニークであり、隠れ卒業生の1人としましては、

凛々しく壇上に立っている後輩たちの姿を拝見し、とても頼もしく感じた次第でした。

発表し、、、

質問を受け、、、

発表し、、、

レジュメも配付する。

 

「卒論発表会」については、あと3日間(2/14[土],15[日],17[火])開催されていますので、

大学関係者に限らず、足をお運びいただければ幸いです。

 

そして、これから卒論発表を控えている

あるいは、これから卒業論文の執筆に取り掛かるという学生の皆さんへ。

本学の卒業に際し、必須ではありますが、

卒業論文と向き合っていくことは、時に、くじけそうになることもあるかもしれません。

かく言う私も、当時の担当教官から卒論執筆当初にいただいた点数は、

100点満点中の10点以下でした!

さらに、卒論発表会では、担当教官以外の教授から論の不明瞭さを指摘され、

タジタジになったことを覚えています。。。

当時提出した卒業論文と
恩師からの手厳しい校正を受け続けた推敲原稿たち

 

決して優秀な学生ではありませんでしたが、卒業して何年も経て振り返ってみると、

稚拙ながらも、恩師や学友に励まされながら卒論を書きあげたことは、大変貴重な経験であったと思います。

一番貴重だと感じるのは、知識の量や、物事の捉え方、結論を導き出すまでのアプローチ方法など、

あの当時の自分を確認することが出来ることです。

今、当時の卒論を読み返して、「つたない」と感じられるということは、

わずかながらも自分の見識が、あの当時よりも広がったのかもしれませんね。(希望的観測)

 

だから皆さんも、おそれず、くさらず、今ある自分(が学んできたこと)をしっかりと、

卒業論文に記して、且つ卒論発表会で示して、晴れて卒業の日を迎えてくだされば良いなと思います。

担当教員の方々はもちろん、われわれ職員も、図書館職員である私自身も、

その日を目指し邁進する皆さんを引き続きサポートしていきます。

 

というわけで、今日は、奇しくも、既に退官した恩師と久々に再会する約束の日。

恩師と卒論の話で盛り上がりつつ、さらなる人生の教えを請うであろう

図書館:ミネがお送りいたしました。

 

 

2015年2月6日(金)第256号『新しいスタートに向けて』

2015 年 2 月 6 日 金曜日

2月になりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

ご存知のとおり2月のことを如月(きさらぎ)といいますが、「如月」の言葉の由来としては、「衣(き)更(さら)着。衣類をさらに着る月」という説が有力のようです。

宮崎でも、その言葉通りまだまだ衣類を重ね着しなければならない日が続きますが、プロ野球やJリーグのチームが続々とキャンプインし、春の足音も少し感じることができます。

さて、本学では昨日(2月5日)まで後期定期試験でした。この花金が公開された今となっては、試験も終了し、学生の皆さんは肩の荷が下り、ホッとされていることと思います。
頑張った自分にご褒美でもどうですか?

しかし、卒業を控えた4年生はまだまだ気が抜けないようです。
卒業論文を提出したことについては、前回の花金でもお伝えしていますが、その卒業論文の発表会が2月に行われます。(詳しい日程は、「卒業論文発表会特設ページ」をご覧ください。)

卒業式を除けば、これが学生として最後の大きな学内イベントになります。卒業旅行など楽しい計画もあるかと思いますが、学生生活の集大成として悔いのないように、しっかりと準備をして臨んでください。そして、晴れて3月の卒業式を迎え、4月から新しいスタートを切ってほしいと思います。

ちなみに筆者は、理学部数学科出身ということもあり「ゼミはあるけど卒論がない」4年生でした。もちろん発表会もありません。当時、数学科は卒論がないところが多かったと記憶していますが、今はどうなのでしょうか?

一方、大学受験を控える受験生は、1月に行われたセンター試験の結果等により、どこの大学を受験するかを決める大切な時期ですね。

本学でも、1月26日(月)から2月4日(水)までが出願期間となっており、入試担当の職員が、次々とやってくる願書の受け付けを行っていました。

また、2月25日(水)には一般選抜前期日程試験、3月12日(木)には一般選抜後期日程試験も行われます。
入試担当職員だけでなく、大学全体として緊張感をもってこの時期を過ごしているところです。

受験生の皆さん、まだまだ寒い日が続きますが、春の温かさが感じられる4月からの大学生活に思いを馳せながら、体調管理には十分気を付けてあと少し頑張ってほしいと思います。

4月には今まで抱えていた重圧感や緊張感から解放され、また、重ねた衣類の枚数も減り、軽やかな気持ちで新しいスタートが切れることをお祈りしています。

大学生活を終えようとしている4年生、これから大学に入学を希望する受験生、どちらも最終コーナーを回っているところだと思いますが、今の時期を悔いのないように過ごしてほしいと思います。

 

ちなみに、本日、本学では消防訓練が行われましたので、その写真を最後にお届けします。
日向灘沖で地震が発生し、その後、学内で火災が発生したことを想定して訓練が行われました。

 

避難誘導などの非常放送です

 

校舎の中庭に教職員、学生が集まってきました

 

けが人の搬送を行います

 

けが人を救急車へ乗せます

 

金丸理事長から講評がありました

 

起震車の体験もありました

 

消火器の体験もありました

定期的な訓練でありますが、本番を想定し皆さん緊張感を持って行っていました。
訓練を通じて、それぞれの役割を再認識し、いざという時にあわてず冷静に対処できるよう、繰り返し行うことが大切だと感じました。

今週の花金は、起震車を初体験した企画総務課フクモトがお伝えしました。