平成30年6月22日(金)第414号『学内及び周辺の植物たち』

こんにちは。6月も下旬になりましたが、まだ梅雨らしく雨天が続きますね。

この時期の植物は、水分をたっぷりと吸って、元気で緑が奇麗だと思いませんか。

緑豊かな学内周辺を歩いてみますと、目に入るのが体育館前の道路の両脇に植えてある

ローズマリーです。

 

 

ちょうど1年前の6月に、このように丸刈りに剪定された街路樹のローズマリーですが・・・

 

 

 

 

1年経ち、見事にここまで枝がふさふさに茂っています。↓

    

 

 

 

 

 

 

ローズマリーを水に挿しておくと・・・  ⇒  このように根が生えてきます。

                

 

ローズマリーのスッキリとした香りには、精神安定の効果や記憶力・集中力を高める効果も

あると言われています。

 

次は、西側のフェンス沿いのオニグルミの木です。

今の時期、ちょうど実が落ちていました。この皮を剥ぐとクルミが現れます。

この木は17年ほど前に、当時の職員が東北で拾ってきたオニグルミの実をこの場所に

植えてみたのが芽を出し、ここまで成長したものです。

        

 

同じフェンス沿いには、紫陽花も咲いていました。  

鎖国時代に長崎に滞在したドイツ人医師シーボルトは、帰国後に紫陽花の名を「オタクサ」と紹介しました。シーボルトが愛した女性「お滝さん」からつけられたという説もあります。

長崎の美味しいお菓子♪紫陽花の花の形をしたパイ「おたくさ」を思い出しました。(花より団子の方に思考が行ってしまいます・・・) 

         

 

次に凌雲会館まで足を延ばすと・・・

 


凌雲会館の外壁をアイビーが

埋め尽くしており、外装が全く

わかりません。

凄いですね!!

 

 


こちらの凌雲会館の横に植えてある椿です。

この時期は花を終えて実がなっておりました。

椿油を連想しましたが、この実の中にある種から『椿油』にするには、種子1kg搾って、やっと250ml程度しか得る事ができないそうです。

 

 

気分転換を兼ねて、梅雨の晴れ間に学内を散策すると、まだまだいろんな植物の姿を

発見するかもしれません。事務局のミヤハタがお届けしました。