令和4年3月25日(金)第510号『何気ない日常と非日常との間で』

2022年2月24日 ロシアがウクライナに侵攻しました。

連日、日本国内でも、トップニュースで報道されています。

 

ニュースの映像を見ていて、改めて、平和の大切さ、自由の大切さ、水道・電気・ガス・下水道等のインフラの大切さ、家族の大切さ、何気ない日常生活の大切さを感じる方も多いのでないでしょうか。

 

そして、感じますのは、「情報」の大切さです。ロシア国営テレビの看板ニュース番組の生放送中に、番組スタッフの女性が「戦争反対。戦争止めろ。プロパガンダを信じないで。ここの人たちは皆さんにうそをついている。」のプラカードを掲げ、「戦争反対。戦争止めて。」と声をあげました。

 

彼女がこれからも安全に過ごされることをお祈りするとともに、情報リテラシーの大切さを改めて実感させられるニュース映像でした。ちなみに、侵攻開始後の2月25日から27日にかけて実施されたロシアの世論基金(FOM)による調査では、プーチン政権支持率は71%にのぼったそうです。

 

本学は、小規模で質の高い教育を提供するリベラル・アーツ教育を行うことで、世界で活躍できる「教養あるグローバル人材」を育成しています。

 

新型コロナウイルス感染症の終息が見通せないこの現在において、さらに、ロシアによるウクライナ侵攻による影響が世界の至る所に出ている混迷の時代。

 

そのような中で、2022年3月24日(木)に行われた第26回の宮崎公立大学の卒業式。

195名の卒業生の皆さんが世界で活躍することを願わずにおれません。

卒業生の皆さんが新たなステージで、それぞれの舞台で、宮崎公立大学において身に付けられたものも糧にして、ご活躍されますことを心からお祈りします。

そして、ご卒業、おめでとうございます。

 

追伸

本学がある宮崎県宮崎市の花木は「椿」です。現在(2022年3月16日撮影)、その椿が学内で綺麗に咲いています。

ちなみに、「椿」の花言葉は、「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」だそうです。

今月の担当は、ヤマウチでした。