令和4年1月28日(金)第508号『卒業生は宝物』

投稿日:2022 年 2 月 4 日    カテゴリー:お知らせ

就職支援係のアカザワです。

 

まだまだ寒さが続く中、就職支援係を訪れる3年生が増えてきました。

本学では、2年生の必修授業『キャリア設計Ⅰ・Ⅱ』で、キャリアデザインの必要性を理解し、主体的に自らの進路を決定する力を養い、3年生ではキャリア教育分野の授業や各種ガイダンス・セミナーなどの受講を通して就職活動の準備を進めていきます。

そして、いよいよ3月1日から本格的な就職活動がスタートします。

私たちの生活に大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症により、就職活動も大きく様変わりしました。学生は対面とオンラインの両方への対策が求められています。

就職支援係では、オンライン対策講座やオンライン面接練習など、新たな取り組みも行いながら、例年行う重要な取り組みも行っています。

その中のひとつが『業界研究セミナー』です。

業界研究セミナーは、就活本番が近づく12~2月にかけて、学生に幅広く業界を知ってもらうため、さまざまな業界の人事の方に大学へお越しいただき、説明をしていただきます。

今年も、IT、金融(銀行・保険)、広告、インフラ(電力・ガス)・放送、製造などの業界研究セミナーを開催しました。(2月もまだまだ開催します!)

【九州電力様の業界研究セミナーの様子】

人事の方には、卒業生も一緒に連れてきてくださるようにお願いしていて、今年もたくさんの卒業生が参加してくれました。久々に会う方も多く、すっかり社会人として逞しく成長されています。

在学中の経験や就活体験談、現在の仕事のやりがいなど、本当に親身に話をしてくれますし、人事の方には聞きにくい質問にも笑顔で答えてくれます。中には参加した学生たちと連絡先の交換をし、後日こまめに相談に乗ってくれる方までいます。学生たちも身近な存在ということで安心感があるようです。

就職支援係では、日ごろから、「先輩の話を聞きたい」という相談があると、卒業生に連絡を取り、学生と話をしてくれるようお願いしますが、ほとんどの方が忙しいなか快諾してくれます。本当に感謝です。

社会で活躍している卒業生の姿や、宮崎公立大学の繋がりを感じることができる風景を見ると、本当に嬉しくなります。30年にも満たない小さな大学ではありますが。こうして歴史が作られていくのだなあと感慨深くもあります。

就職活動に取り組む皆さん、心強い先輩たちがついています。一人じゃありません!

就職支援係も全力で支援しますので、就職活動に前向きに取り組んでいきましょう。

 

以上、相談、雑談、なんでもお待ちしている就職支援係のアカザワでした。

令和3年12月10日(金)第507号『2021年最後の花の金曜日ブログ』

投稿日:2021 年 12 月 10 日    カテゴリー:お知らせ

2021年も残すところあと1か月を切りました。

皆さんは今年1年間どんな年でしたでしょうか?

 

毎日が目まぐるしく過ぎていく中、最近大学内でホッとするスポットを見つけました。

普段、中庭をあまり通らないのでなかなか気づきませんでしたが、

中庭に植えられている綺麗なお花の中に、ハートマークと、

「公立大」の文字を発見!

 

これは本学の植栽を行っていただいている宮崎造園さんがデザインし植えてくださったものです。

広い中庭の花壇に植えるだけでも相当な時間がかかると思いますが、

そのなかでもこういったホスピタリティを忘れない、自分もそういう気持ちを忘れないようにしたいと改めて感じました。

まだ直接見たことのない方はぜひ探してみてくださいね。

 

個人的には今年は東京オリンピックが1年遅れで開催され日本選手のメダルラッシュや、メジャーリーグでの大谷選手の活躍などコロナ禍でもスポーツに感動をもらうことが多かった1年だったように思います。

来年はさらに「動く」ことに制限されず、どこにでも行くことができる一年になればいいなと思っています。

 

2022年は今年以上に皆さんにとって素晴らしい1年になりますよう願いを込めて、

2021年最後の花の金曜日ブログは学生係のエビハラがお送りしました。

 

どうぞ良いお年をお迎えください。

令和3年11月26日(金)第506号『キッチンカーがやってきた!』

投稿日:2021 年 11 月 30 日    カテゴリー:お知らせ

本学のホームページをチェックしてくださっている方は既にご存知かもしれませんが、

今月、「宮崎公立大学ランチタイムイベント」第2弾として、本学にキッチンカーがやってきました!

いずれの日も天気に恵まれ、学生の皆さんはもとより、教職員の中庭出没(ステイ)率もアップし、各々お目当てのものをゲットした様子。

個人的には、美味しいランチをいただきつつ、中庭の花々と心地よい秋風に心癒されながら、午後の仕事への活力をもらえたひとときでした。

以下、つたない写真で恐縮ですが、当日の雰囲気が伝われば嬉しいです。

lu_rianstoneさま  Lees_kitchenさま  6RACCOONさま

素敵な時間をありがとうございました!来月もよろしくお願いいたします!!

 

以上、地域研究センター カジワラがお伝えいたしました。

令和3年10月29日(金)第505号『3年生対象の「教職特別講座」がスタートしました!』

投稿日:2021 年 10 月 29 日    カテゴリー:お知らせ

夏季休暇明けの遠隔授業期間を経て、対面授業が再開されてから約1ヵ月。再会を喜び合い、授業や学内行事に励む学生の様子に、少しずつではありますが、大学の日常が戻ってきたことを実感しています。

 

リベラル・アーツ教育を理念とする本学は、幅広い分野を学べる環境を提供していますが、専門課程・教養課程に加え、教職課程を設置しており、教員免許を取得することもできます。

そこで、今月の花金は、教員を目指す学生を支援する本学の取組についてご紹介します。

 

本学では、3年次後期から翌年の教員採用選考試験までの約1年間、教員志望者を対象とした「教職特別講座」を実施しています。

教員採用選考試験に精通した、教職支援室・曽我 文敏 客員教授の指導のもと、多岐に渡る試験項目(※)に関する演習を多面的・多角的に行い、少人数教育の特性を活かして一人一人にきめ細やかな指導・支援を実践できる点が、本学の「教職特別講座」の特徴です。

※筆記試験、面接・集団討論・模擬授業、出願書類作成等

 

今年度も、教員採用選考試験受験における心構えや、「教職特別講座」での演習内容を理解してもらう機会として、受講希望者を対象としたオリエンテーションが開催され、18名の学生が参加しました。

・自己の目標をしっかりと持ち、自ら求める課題意識がなければ成果は得られないこと。

・教員採用選考試験に合格することだけが目的ではなく、学校教育を取り巻く問題・課題に対し、「教職特別講座」で習得した知識・技能を生かして解決策を考え実践することができるようになること。

 

曽我 客員教授がオリエンテーション内で掲げた、これらの留意事項は、教員として必要な資質・能力にも繋がるものです。「教職特別講座」を通して、学生が向上心を持ち、学び続けようとする力を培っていけるよう、教職担当者として支援していきます。

 

今月の花金は、学務課教務係のアイザワがお送りしました。

令和3年9月24日(金)第504号『Every day is a new day.』

投稿日:2021 年 9 月 24 日    カテゴリー:お知らせ

2001年9月。21世紀最初の年に、その大事件は起こりました。

 

2001年といえば、現在、大学生である皆さんの多くが生まれた年です。当時、大学生だった私は、各国首脳がマスメディアを介して緊急声明を発信している瞬間、(表現は悪いですが)現実が映画を超えた瞬間を見逃さぬよう、食い入るようにテレビを観ていました。

2001年9月11日に起こった米国同時多発テロは、かつてない手口、かつてない規模で、私たち日本人にとって経済や文化等、様々な面で身近な存在である米国に、深い爪痕を残しました。そしてそのことは、世界中の人々に多くの衝撃を与えるとともに、米国全土の空港が封鎖されたことで、日本人を含めた多くの外国人も米国に取り残され、決してテロはニュースや映画の中だけの出来事ではないと思い知らされることとなりました。

 

そして、10年後の2011年3月、今度は日本で、大災害が起こりました。

 

2011年3月11日、日本において、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生しました。それは、日本国内観測史上最大規模の大地震であり、それにより、大津波が引き起こされました。

地震大国と呼ばれる日本に住んでいても、どこか他人事、世界のニュースでしか観たことのない津波という災害。それが実際に起こり得るものとして、備えておくべき災害として、東北地方太平洋沖地震は、深い悲しみとともに、多くの日本人の考え方を根本から覆すこととなった天災ではないでしょうか。

 

そして、さらに10年後の2021年現在。

 

新型コロナウイルス感染症の脅威は、今もなお続いており、その収束の目途は立っていません。

それまで当たり前だった、マスクのない世界、多くの人と人との交流。それらが一斉に、実現困難なものとなりました。

ここでも、これまでの「当たり前」が覆されることとなりました。

 

時を経ることで、それまで当たり前であったことが当たり前でなくなることはよくあることですが、特にこの20年の変化は、劇的なものであったといえるのではないでしょうか。

 

いつ、どこで、何が起こるか分からない時代。そんな時代だからこそ、助け合いの精神が必要なのではないでしょうか。

宮崎公立大学では、2015年度から古本を介した募金制度として、『古本募金(ブックループ)』を行っています。この活動を通して集められた募金は、学生支援のために活用させていただいています。こちらからその内容をご確認いただけますので、その趣旨にご賛同いただける方は、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

最後に。

21世紀には、暗いニュースばかりではありません。2010年、NASAの科学者により、これまでほとんどの生物にとって有害であったヒ素を取り込んで成長する細菌を発見した、という発表に始まり、地球外生命体が存在するかもしれないといった議論が、立て続けにありました。こういった、良い意味で常識を覆すニュースも、21世紀には多くあります。

まだまだ21世紀が始まって、20年余り。次の世紀も、その次の世紀も、そのもっと先の世紀も、より良い時代であることを祈りつつ、今週の花金は、経理係アラキがお送りしました。

 

- Every day is a new day. (Ernest Miller Hemingway, The Old Man and the Sea, 1952)

- 人間の知恵はそんなもんだって、乗り越えられる!(富野由悠季監督, 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア, 1988, 松竹)