H30年3月23日(金)第402号『さよならなんかは言わせない』

本日は平成29年度宮崎公立大学卒業式。

今年も193名の卒業生が巣立っていきました。

今年の卒業生が2~3年生の時に本学グローバルセンターが初めてオープンしたこともあり、毎日のように通ってくれた学生も多く、明日から寂しくなります。

積もる話もありますが、別れの日に長々と口上を述べるのは野暮というもの。

いつも花金では文章を書きすぎるので、本日はシンプルにテーマを設けました。

 

「『卒業』と聞いてあなたが思い浮かべる一曲はどれですか?」

カナダに長期留学したウチダ君はGReeeN「遥か」をチョイス。現代は便利な時代なので知らない若者の曲もすぐにネットで聴けます。「どれだけ寂しくても 僕らは歩き続ける」ってとこが泣かせますね。

アイルランドに長期留学したクドウ君はケツメイシの「仲間」。この辺の時代の曲はなんとかついていけます。仲間って言葉、大学を出た後はなかなか使うこともなくなります。友人、同僚、家族、上司とかばっかりで。大学での仲間は一生ものですよね。

 

イギリスに短期留学したイワタさんの選曲は斉藤由貴の「卒業」。あれ?この隠し切れない昭和感。卒業式の日にモテる男子生徒の制服のボタンが女子に収奪される儀式や、自分の心変わりの可能性を想定せずに好きな異性のイニシャルを机に彫刻する風習って現在もまだ続いているのでしょうか。

 

カナダに長期留学したミハラ君はflumpool「今年の桜」。彼は弱点の無い男なので音楽くらいはダサければいいのにと思ってましたが(どんな職員だ)、そつがない選曲で大変勉強になりました。最近の若者はこういうの聴いてるのね。

 

韓国からの交換留学生フィソン君の卒業ソングはEXILEの「道」。ちなみに彼は日本人学生よりも日本の音楽に詳しいことが多々あり、「なぜみんな日本人なのにX JAPAN聴いてないの!?」と憤るナイスガイです。そしてまだ卒業しません。X好きな学生はどんどん話しかけてください。

 

 

なんと花金取材に快く応じてくださったタハラ理事長の選曲は海援隊の「贈る言葉」。今年度でご退職されます。本学を去られるという点においては卒業生の一人です。本当にお世話になりました。

 

 

今日で大学を去られる方々の未来に幸多からんことをお祈りしております。

 

 本記事のタイトルを読んでピンときたB’zファンの方には申し訳ありませんが、私コバヤシの卒業ソングの筆頭は尾崎豊でございます。

この支配からの!卒業!

 

 

来年度も『週刊花の金曜日』をよろしくお願いします!