平成31年2月1日(金)第442号『卒業を控えた皆様へ』

322日の卒業式まで、2か月をきりました。

大学生活を間もなく終えようとしている卒業予定の皆様

あれこれと、楽しい思い出がたくさんできたことだと思います。

 

これから 就職や進学など それぞれの道に向かって

また、新たなスタートが待っています。

 

今回は、「働き始めるあなたへ」の(おせっかいで、個人的)アドバイスです。

「3という数字」は、新しい環境に適応するための心がまえです。

とりあえず、3日、3か月、3年やってみましょう。

「ネットワーク」は、組織内だけでなく、異業種でもつ。

さらに、ネットワークを作るのは、新人の時がいいですね。

何も知らないのですから、何を聞いても恥にはなりません。

「好き嫌い」は、わがままを言わない、ということではなく、好き嫌いで判断しない、ということです。

向いているか向いていないか、まずやってみる という気持ちを忘れないで。

そうこうするうちに、「ライフステージ」にも変化があります。

個人差はありますが、新人のままの環境ではなくなります。

そして「景色が変わる」のは、立場の変化です。

職位が上がる場合も含め、経験年数によって、仕事の内容だけでなく、仕事の見え方も変わっていきます。

 

さて。♪がついたキーワードについて

 

説明力・・・アインシュタインの言葉に「6歳の子どもに説明できなければ、理解したとは言えない」というのがあります。6歳は極端にしても、相手が理解できる説明を心がけましょう。

報告書はA4 1枚にまとめること。それ以上の情報は手持ち資料として。

 

アンガーマネージメント・・・怒りのコントロールです。苦情にも冷静に対応する。

内部協議で、ヒートアップした相手と議論するときにも、必要なことです。

 

無駄なものはひとつもない・・・好き嫌いで物事を決めない、にも通じるかもしれませんが、

どんな経験も、必ず役にたちます。むしろ、苦しかった経験に学びがあります。

恥や失敗こそ糧になります。経験こそがあなたの財産であり、そういう意味では、机にかじりついていないで、現場に行く、人に会う、自分の目で見て、確認しましょう。

 

人間力・・・本格的AI時代が到来します。でも、人が直接することに意味がある仕事をAIがとって変わるのは、まだ難しいでしょう。人間力の基本として、心を磨きましょう。

 

健康第一・・・さて、あなたの代わりはいるでしょうか?いないでしょうか?

答えは、いるけど、いない だと思います。

仕事において、あなたの代わりはいます。あなたが突然消えても、仕事は回ります。

でも、あなたの家族や友人にとっては、あなたはかけがえがなく、何より、あなた自身にとって、あなたの人生の主役はあなた。

だから、心も体も健康に保つことを忘れないで。

 

そして

どんな情報も、うのみにしないでくださいね。

自分のものさしをもち、自分で考え、選択できる人になってください。

 

アインシュタインの言葉をもうひとつ。

「人生は2通り。奇跡はないと思って生きるか、すべてが奇跡だと思って生きるか」

奇跡がないと思って生きると、多くの奇跡を見逃すでしょう。

この世にあふれる奇跡をたくさん見つけてください。

 

今回は、企画総務課 ウメムラがお届けしました。

かくいう 私も この春に公立大学を卒業します。

公立大学を卒業される皆様と、在校生の皆様、教職員の皆様のご活躍と幸せを祈っています。

 

    (平成31年1月29日の公立大と青空)☝

   (これから 咲き誇る まだ枝だけの桜)👇