2010年8月6日 第51号 『夏休みと集中講義とセミの巣立ち』

みなさまこんにちは。

学生のみなさんが待ちに待った夏休みに突入しました !

連日のうだるような暑さ。

ここ宮崎公立大学では、朝一番からセミの大合唱です !

「元気やねー」と、まぶしい日差しに目を細めて1日が始まります。

 集中講義!

さて今週は、本学は集中講義期間です。

受講する学生のみなさんは、夏休みを満喫する前に

最後の力を振り絞って(?)  出席していることでしょう !

 

集中講義では、県内外の大学から先生が来てくださいます。

そんな先生方に、宮崎公立大学の印象を聞いてみました。

 

まずは、「比較教育学」宮崎大学・橋口泰宣先生です。

橋口先生です!

毎年来ていただいておりますので、おなじみの先生です。

宮崎公立大学はいかがですか ?  の質問に、

「みんな真面目で、とってもいいですよ ! 」と答えてくださいました。

橋口先生

「素直に話を受け止めてくれるし、やればやるほど打ち解けてきて楽しい」とのこと。

そう言っていただけるとうれしいです !!

 

 

 

次に、「経済原論」鹿児島大学・石塚孔信先生です。

石塚先生の講義です!

石塚先生も集中講義でおなじみの先生。

このブログへの出演をお願いしましたところ、

快諾いただいた上にコメントまでくださいました !

 

集中講義を終えて

鹿児島大学法文学部経済情報学科 石塚孔信

 

 今年も8月2日から1週間、経済原論の集中講義を行うために公立大学にやってきました。今回でもう6回目(ということは6年目)になります。この大学での講義は、私にとってはかなりやりやすいです。何といっても受講する学生たちが非常にまじめで熱心なのでやりがいがありますね。休み時間に質問に来ることも多いです。また、受講人数が少ないため(20~30名)にコミュニケーションがとりやすいのも良いですね。(本務校の鹿児島大学では、200人受講の講義をやっていますので大変です)大学のキャンパスもこじんまりとして綺麗で落ち着いた雰囲気ですし、何より便利が良いです。大学はやはり街中にあるべきです。郊外へ移転した大学がたくさんありますが、学生は市民と共生することによって多くのことを学ぶことができるものだと思います。学生たちの雰囲気は、人数が少ないせいもあるのかと思いますが、ちょっと大人しいかなあと思います。人文学部という性質上、女子学生がかなり多いこともその一因かもしれません。いずれにしても学生数が少ないということは、少人数教育が可能ですので、先生や友人たちとコミュニケーションがとりやすいという大きなメリットがこの大学にはあるように思います。そのメリットを最大に生かして学生生活を謳歌してもらえたら良いなあと思っています。

 

石塚先生、本当にありがとうございます !

少人数教育・先生や友人たちとのコミュニケーションのとりやすさ、

まさに本学の自慢できるところです !

( 男子学生、女子のパワーに負けずにがんばって !!! )

 

 

 

そして、今回初めて来ていただきました「東アジア研究」九州大学・木村貴先生です。

木村先生、講義中!

とてもがっちりとされていたので、間違いなく格闘技をされているはずだと聞いてみたところ、

テニスをされているそうです。

…はずれました。

ですが、以前、剣道をされていたそうです !     ( ほら、ね? )

スポーツマンであることには間違いありません !!

本題に戻りますが、宮崎公立大学はいかがですか?

「学生のみなさんがよく話を聞いてくれますし、やりがいがあります !  」

ありがとうございます !!!

 

こんな風に、よく言っていただけるのが、学生のみなさんの真面目さと素直さ。

とてもうれしいです !   ( ええ、わかっています。褒められたのはわたしじゃないです)

 

 

そして最後は、本学の学生・卒業生のみなさんお待たせしました !

昨年度まで本学で専任教員として講義をしていただいておりました、

「東南アジア文化論」名古屋大学・東(あずま)先生です。

東先生、講義中です。 

今年の3月までいらっしゃったので、

今回は名古屋から来られたということを忘れてしまいそうです。

集中講義では 1週間、毎日2・3・4時限目まで、まさに集中して講義が行われますので

東先生もさぞお疲れだろうと聞いてみると、

「大変ですけど、楽しいです !  」と、笑顔で答えてくださいました  !

東先生、おかえりなさい!

ひさしぶりの宮崎。

授業もですが、いろいろとお誘いが多いようです。

先生方、ゼミ生、事務局職員…

みんな東先生が帰ってこられるのを楽しみにしていたみたいです !

東先生、そちらもお疲れ様です !

みんな待っていますので、また宮崎に帰ってきてください !

(体力と、胃腸の調子も万全に整えて…)

 

 

さてここからはおまけです。(いりませんか ? )

冒頭でお話ししました毎朝のセミの大合唱。

それもそのはずだ、と納得の情報です。

 

みなさんおなじみ(?)学務課ハシモトさん。

セミに こわいほど人気がある場所が、学内にある とのことで、

ワクワクするわたしを連れて行ってくれました。

そこには…

 無数のセミの抜け殻が…

ぎゃー。

この柱のつぶつぶ、全部「セミの抜け殻」です。

いや、今までも 1つ2つは ありましたよ。

驚きませんよ。

しかし、これほどの光景は、いまだかつて見たことがありません !!

「15、6 は あるよ。わたし数えたもん ! 」  ( ハシモト談 )

セミの抜け殻だということを、みなさんによく見ていただきたくて

接写も試みましたが、細部までよく見えるとこわくなってきたのであきらめました…

 

そして、他にもこんなに柱はあるのです。

ほかにも柱はありますが…

なぜ ?

なぜこの柱だけに ? !

中には、抜け殻の上にさらに抜け殻が折り重なるように…

(もちろん接写はできませんでした)

競うように大空へ飛び立っていく情景が目に浮かびます…

 

セミは幼虫として土の中で数年間を過ごし、やっと飛び立てるのだそうです。

だとしたら、やっぱり待ちに待ったその晴れの舞台は、

日当たり・風通し・手足のひっかかりのよさ ( 安定感? )、

すべてにおいて最高の場所から巣立ちたいという気持ちは理解できます !

なるほど !! ( ちがっていたら申し訳ないですが… )

 

たくさんの柱の中から選ばれたこの柱のように、数々の大学の中から選ばれる大学。

そして、本学を選んでくれた学生のみさなんにとって

社会へ巣立つための最高の場所となる大学でなければ !

と、気持ちを新たにしたしだいです。

 夏休み楽しんでね!

セミの抜け殻から大学のあり方へ。

強引さが否めない締めくくりを強行したツエでした。

 

みなさん、どうぞ有意義な夏休みをお過ごしくださいね !